顔だけすげ替えたのではなかった。三菱D3250「撮りトラ」

今日は北海道の中古車屋さんで見たバラバラの三菱トラクターD3250「撮りトラ」です。

 

三菱D3250です。 写真はほぼこれしかないのですが二駆のように見えるのでD3250だと思います。三菱の年表によると、まずD3200が1977中頃〜1978年中頃まで作られ、その後、このD3250切り替わり、1981年まで製造されていたようになっています。ただ、D3200からD3250に明確に切り替わったのかどうかははっきりしない書き方です。農研機構のサイトで見てみてもD3200とD3250は登録が同じ年、1977年になっています。一応番号はD3200が一番小さい・・・しかし、順番に並んでいますしよくわかりません。
三菱D3250です。
写真はほぼこれしかありません。二駆のように見えるのでD3250だと思います。三菱の年表によると、まずD3200が1977中頃〜1978年中頃まで作られ、その後、このD3250切り替わり、1981年まで製造されていたようになっています。ただ、D3200からD3250に、明確に切り替わったのかどうかははっきりしない書き方です。農研機構のサイトで見てみてもD3200とD3250は登録が同じ年、1977年になっています。一応番号はD3200が一番小さい・・・しかし、番号が1番ずつ順番に並んでいますし、よくわかりません。

 

D3250もD2050-FDも安全鑑定は1977年登録。製造は1977年〜1981年までみたいです。
以前カタログを紹介しましたよね・・・4気筒がウリでした。
カタログの内容は、

衝撃の4気筒!
三菱のトラクターが生まれ変わりました。16馬力から40馬力まで、<4気筒>シリーズの完成です。
では<4気筒>はなぜいいのか?
<4気筒>はどこが違うのか?
音が違う。静かです。
振動が違う。疲れません。
パワーが違う。ネバリにネバリます。
「エンジンの三菱」が、他社に先駆けいち早く実現した自信作。
この性能、会場で実際にお試しください。

といった具合でした。

 

登録はこんな感じです。 番号は 三菱D3200 1977年 201159 三菱D3200FD 1977年 201160 三菱D32050 1977年 201161 三菱D3250FD 1977年 201162
登録はこんな感じです。
番号は
三菱D3200 1977年 201159
三菱D3200FD 1977年 201160
三菱D32050 1977年 201161
三菱D3250FD 1977年 201162

 

三菱おなじみの形の銘板シール?も混乱しています。 三菱農用トラクタ 農業機械の種類 農用トラクター(乗用型) 型式名 三菱D3200 区分 三菱D3250 製造会社 三菱機器販売株式会社 なんと型式名はD3200のままです!
三菱おなじみの形の銘板シール?も混乱しています。

三菱農用トラクタ
農業機械の種類 農用トラクター(乗用型)
型式名 三菱D3200
区分 三菱D3250
製造会社 三菱機器販売株式会社
なんと型式名はD3200のままです!

 

農研機構の登録では1977年となっている、三菱トラクターD3200です。1977年の登録はD3200とD3200FDの2種類があり、多分ですがFDは僕の解釈ではフロントドライブ、つまり四駆です。この機体は2駆なのでD3200だと思っています。
こちらは本家本元。以前紹介したD3200です。1977年の登録はD3200とD3200FDの2種類があり、多分ですがFDは僕の解釈ではフロントドライブ、つまり四駆です。この機体は2駆なのでD3200だと思っています。オリジナルの塗装だと思われ、他の部分も程度が良さそうです。パッと見て気がつくD3250との違いは「顔」でしょうか・・・D3200が細かい縦ラインの顔。そしてD3250は大きな横ラインの顔となっています。

 

ちょっとした工夫だけど、とてもスマート・・・持ち主さんの人柄が現れるような1台です。あ!フェンダーの裏には工具入れが付いているんですね!
しっかり確認はできないのですが、このD3200も4気筒のようですし、なぜ1年あまりで顔を横ラインにすげ替えたのか、謎です。

 

三菱D3250です。 写真はほぼこれしかないのですが二駆のように見えるのでD3250だと思います。三菱の年表によると、まずD3200が1977中頃〜1978年中頃まで作られ、その後、このD3250切り替わり、1981年まで製造されていたようになっています。ただ、D3200からD3250に明確に切り替わったのかどうかははっきりしない書き方です。農研機構のサイトで見てみてもD3200とD3250は登録が同じ年、1977年になっています。一応番号はD3200が一番小さい・・・しかし、順番に並んでいますしよくわかりません。
しかもエンジンフードの形が全く違います。フードの下グレー?の切り替え部分のプレスラインもD3200とD3250とでは微妙に違っています。う〜ん・・・

 

このころ安全基準が変わったのでしょうか? 回転部分にカバーが付いています。
D3200はフードがボコボコ浮き出してますしね・・・

 

せっかく作ったのに、1年も経たないうちにマイナーチェンジですか・・・もしかしたらウリの4気筒のラインナップが揃い、他の機種と明確に区別するために、急遽4気筒シリーズで意匠を揃えたのかもしれませんね。

 

今日はこんなところです。また明日!

 

 

 

 

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“顔だけすげ替えたのではなかった。三菱D3250「撮りトラ」” への2件の返信

  1. 高橋さん おはようございます
    お返事遅くなりました
    ごめんなさい、僕のものではないので譲れないのです
    それにしても顔を失ってしまうというのはよっぽどの事態ですよね
    ぶつけてしまうと壊れるのでしょうか

  2. D3250のフロントマウク譲ってほしいのですがどうでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です