『代かきシーン収集』とは「農家の人は自分以外の人が作業しているのをまじまじと見たことがないのではないか?」という仮説に基づき、そんな農家の人の代わって代かきシーンを僕がまじまじと見てやろう・・・というシリーズです。
(詳しくは『代かきシーン収集とは』のリンクを辿ってみてください)
今日は昨日からの続きでシロウト向けトラクター代かき講座、Kさんの「長辺84m×短辺44m、約3.7反の田んぼ」代かきシーン詳報です。
動画「長辺84m×短辺44m、約3.7反の田んぼ」代かきシーン収集
まず外周を回って、もどっときたら筑波山を横に見ながら往復しながら山に向かって行き、終ったら今度は筑波山に正対して往復。塗り潰したらそれで終わり・・・というタテヨコパターンのようです。
(口で言ったり、文字で書いたりするのは難しいので、あとで図解します)
こんな田んぼです。この写真でいえば横方向が44m。奥の山に向かってが84mになります。(グーグルマップで計測)このレンズ、いつものレンズに比べて色がハデだなあ・・・(広角レンズ)
外周を回ってます。山は筑波山。
一周回って戻ってきつつあります。島地区と違って山が見えるというのが新鮮で、山ばっかり撮っています。もちろん、島地区からだって筑波山は見えますが水墨画みたいな白黒です。色つきの筑波山は見えません。
近くにもたくさん山が見えます。これは『ザ・山』という感じ、まさに漢字の『山』(すみません・・・また山を撮っています)
横往復の荒代かきが終ると、今度は筑波山を背にして縦往復です。詳報といいながら写真は結局山の写真ばかりでした。
このあたりは元々、浦だった所で「マコモ」と呼ばれるスポンジ状の植物堆積層があるそうです。この田んぼもきっとそうなのでしょう。きっとタテヨコに代かきをするのも、同じ所で何回も回ると踏み抜いてしまう恐れがあるのだと想像します。
ちなみに、この前の細長い田んぼではなぜタテヨコでやらなかったのか聞いてみたところ、あまりに横方向が短かく、それはそれで田んぼを荒らしてしまうから・・・という答えでした。
今日はこんな所です。詳報といいつつ内容薄めですみません。なかなか毎日中身ガッツリって難しいですね・・・ま、見に来るひとの少ない週末ですからね・・・それではまた明日!
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