今日はNさんに連れて行ってもらった(Nさんありがとうございます!)、茨城県稲敷郡美浦村にあるスガノ農機本社工場付属の、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』の分館?で見た、クボタのリバーシブルトラクター、L1-R22「撮りトラ」です。



意図的かどうかはわかりませんが、背景にスガノ農機のリバーシブルプラウのポスターが掲げられています。正面からでは何の違和感も感じないですよね?

それでは後ろに回ってみましょう・・・先ほどの写真から今度はトラクターの後ろ、壁側に回り込んでみました。それなのにシートはハンドルの向こうにあり、こちら向きになっています。
そう!このトラクターは後ろを向いて運転するようになっているわけです!

ちょっと引いてみます。トラクターの左側から乗り込んで、「どっこいしょ」と、こちらにお尻を向けて座り込む形。壁に向かって走り出すようなセッティングになっています。マフラーの太鼓の分、エンジンフードが大きくくりぬかれているのも珍しいかもしれません。



ちなみに、L1-の後に「R」が付かないものも存在していて、「R」が付かないただのL1-26はリバースするようにはなっていない普通のトラクターです。


ブレブレの写真でごめんなさい。普通のトラクターだったらハンドルやメーターの付いているインパネ部分にシートがドカッと乗っているのがわかると思います。逆に普通のトラクターのシートのある部分にハンドルが刺さっています。




安全鑑定番号は801009
1983年の登録です。

型式名はLICD
クボタD1462-DI-L形ディーゼル 22PS/2500rpm

今日はこんなところです。また明日!