今日は某所で見たシバウラトラクター、SL1543「撮りトラ」と、シバウラSU1540の記事にトラクター狂さんからいただいたコメントを元にした、シバウラトラクターの名前の法則「私案」です。
いただいたコメントはこんな感じです。
先日、SU、SDのセールスマニュアルを手に入れました!
SUの場合、末尾00は2駆、40は4駆となっています。
よく分からないのが末尾01シリーズ・・・
01シリーズはSUの13馬力にしか設定されていないみたいなんです(謎)
ただ、マニュアルには「SU1300(デザイン‐新形式名変更)」と書いてあります。
どこら辺のデザインは変わったのかパッと見分かりません・・・
変更したものが1301・1341であるなら、変更前の1300・1340が存在するのか??
掘り下げれば掘り下げるほど謎です・・・
とありました。僕も不思議に思ったので少し調べてみました。まず、SU1300からです。するとおもしろいことに気がつきました。
シバウラの名前法則解析私案

さらに突っ込んで調べてみると、昭和51年、1976年にSU1300A(農995)、SU1300A0(農996)として運輸省型式認定番号を交付されていることがわかりました。つまり、SU1300まではSD3000のカタログで判明した、A=二駆、A0=四駆、AD=デュアルクラッチ二駆、AD0=デュアルクラッチ四駆という法則を引き継いでいたのだと思います。ということで、この機体は四駆なのでSU1300A0ということになります。


機種名 SU1301
車台型式 SU1301
機関型式 LEK752C
機関出力/回転速度 13ps/2600rpm

運輸省型式認定番号は農1090で、昭和52年、1977年の後ろのほうに交付されています。と、いうわけで、シバウラの名前の法則は1977年を境に、末尾00=二駆、末尾40=四駆に変わったのではないでしょうか?
そして、そのタイミングでSタイプから引き継いできた四角いFORD顔を廃止してすべて角ダルマ顔にした・・・と想像します。
その際、SUの名を冠した一番初めのマシン、SU1300だけが新たな法則では旧型と新型の違いがわかりにくくなってしまうので(SU1300A→SU1300、SU1300A0→SU1340)、苦肉の策として末尾に1をつけたのだと思います。
SU1340という型式はネットを探しても出てこないのです。
『法則だとSU1340になるのだけれど、混乱を避けるため、SU1341にした・・・』そう考えると、SU1340がいくら探しても無いということの説明もつきます。(もしかしたら記録にないだけという可能性もありますが・・・)

角ダルマ顔からSTIGER顔へ。SD1803


そしてSD2443

STIGERでは末尾03=二駆、末尾43=四駆
というわけで、ずっと四駆二駆、モデルの新旧がわかりにくかったシバウラの名付け法則が、STIGERになってスッキリとシンプルになりました。
ついでにSTIGER顔のSL1543です





S、SD、SU、SLとありますよね・・・



となると、STIGERの場合、SDがスタンダード、SLがラグジュアリーでしょうか・・・どなたかご存知の方、教えてください!!
今日は中途半端にこんなところです。また明日!
匿名さん こんばんは
お返事遅くなりました
農機遍歴という言葉があるんですね
一体どんなことを指すのか妄想してしまいます
農機遍歴やってるんでとても助かりました。
変速のノブが短い記憶なのでSUではないかと思っています。