レッド・ドット・デザイン賞受賞のスマートタッチ。VALTRA T234D「撮りトラ@第34回国際農業機械展in帯広」

今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広で見た、フィンランド生まれのヴァルトラT234D「撮りトラ」2台目の続きです。

 

昨日はマッドアンドスノーのノキアンタイヤ(あの携帯電話のノキアと一時同じ会社だったそうです)にフックして時間を使ってしまった僕の今日のとっかかりは、T234Dの前に置いてあったパネルの最後の言葉です。
昨日はマッドアンドスノーのノキアンタイヤ(あの携帯電話のノキアと一時同じ会社だったそうです)にフックして時間を使ってしまった僕の今日のとっかかりは、T234Dの前に置いてあったパネルの最後の言葉・・・。

 

エンジン AGCO POWER 74 EWF シリンダー数/排気量(ℓ) 6/7.4 定格出力(hp) 220 最大出力(hp) 250 定格トルク(Nm) 900 最大トルク(Nm) 930 トランスミッション CVT 油圧ポンプ出力(ℓ/分) 160 全長(mm) 5800 全幅 min/max(mm) 2453/2495 全高(mm) 3094 重量(kg) 7300 最低地上高(mm) 600 アドブルータンク(ℓ) 45 重量バランス F/R(%) 40/60 フロントアクスル最大許容重量(kg) 5500 リヤアクスル最大許容重量(kg) 9000 タイヤサイズ リア・フロント 650/65R42・540/65R30 装備オプションを飛ばしてスマートタッチ特長 ●135馬力以上のVersu(パワーシフト)とDirect(CVT)モデルに搭載 ●操作の容易性と快適性の2点を追求し開発スタートから約9年の時間を要し200以上のユーザーで実際に使用し改良 ●9インチフルカラータッチパネルの液晶を装備 ●液晶で各操作の設定が可能 ●オプションのオートガイド(GPS)、ISOBUS、カメラとも連動 ●外部油圧の操作機能をユーザーの好みのレバーやスイッチに変更できるメモリー機能を新たに搭載 ●レッドドット・デザイン賞を受賞 とあります。
エンジン AGCO POWER 74 EWF
シリンダー数/排気量(ℓ) 6/7.4
定格出力(hp) 220
最大出力(hp) 250
定格トルク(Nm) 900
最大トルク(Nm) 930
トランスミッション CVT
油圧ポンプ出力(ℓ/分) 160
全長(mm) 5800
全幅 min/max(mm) 2453/2495
全高(mm) 3094
重量(kg) 7300
最低地上高(mm) 600
アドブルータンク(ℓ) 45
重量バランス F/R(%) 40/60
フロントアクスル最大許容重量(kg) 5500
リヤアクスル最大許容重量(kg) 9000
タイヤサイズ リア・フロント 650/65R42・540/65R30

装備オプションを飛ばしてスマートタッチ特長

●135馬力以上のVersu(パワーシフト)とDirect(CVT)モデルに搭載
●操作の容易性と快適性の2点を追求し開発スタートから約9年の時間を要し200以上のユーザーで実際に使用し改良
●9インチフルカラータッチパネルの液晶を装備
●液晶で各操作の設定が可能
●オプションのオートガイド(GPS)、ISOBUS、カメラとも連動
●外部油圧の操作機能をユーザーの好みのレバーやスイッチに変更できるメモリー機能を新たに搭載
●レッドドット・デザイン賞を受賞

とあります。

 

レッドドット・デザイン賞?

 

日本でいうとグッドデザイン賞みたいなもんですかね。
日本でいうとグッドデザイン賞みたいなもんですかねぇ。初めて見ます。

 

このマークに似てるな
このマークとか・・・

 

グーグルアースのロゴに似ています。(また脱線してしまった)
グーグルアースのロゴに似ています。(また脱線してしまった)

 

僕は本当にモノを知らないので、あたりまえのようにこれも知りませんでした。ちゃんと日本語でWikipediaに載っています。レッドドット・デザインとは1955年に創設された賞で・・・ ドイツ、エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞である。プロダクトデザイン、デザインエージェンシー、デザインコンセプトのジャンルにおいて賞が存在する。 とあります。 もちろん、WEBページもあって、年ごとに受賞したプロダクトの沿っても綺麗な写真が載っています。すごく細かくクラス?カテゴリー?が分かれていて、とても目の保養になります。もちろん、一番目の保養になるのはCommercial vehicles とか、 Cars and motorcycles などですよね。
僕は本当にモノを知らないので、あたりまえのようにこれも知りませんでした。ちゃんと日本語でWikipediaに載っています。レッドドット・デザインとは1955年に創設された賞で・・・

ドイツ、エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞である。プロダクトデザイン、デザインエージェンシー、デザインコンセプトのジャンルにおいて賞が存在する。

とあります。

もちろん、WEBページもあって、年ごとに受賞したプロダクトの沿っても綺麗な写真が載っています。すごく細かくクラス?カテゴリー?が分かれていて、とても目の保養になります。もちろん、一番目の保養になるのはCommercial vehicles とか、 Cars and motorcycles などですよね。

 

今年はヤマハのスクータも賞を貰っているみたいです。
今年はヤマハのスクータも賞を貰っているみたいです。

 

VaitraN4が2017年にHonourable Mentionという賞を貰っていました。Honourable Mention という賞がどんな性質なのかよくわからないのですが、賞がHonourable Mention,Red Dot,Red Dot: Best of the Bestと三つあり、これを松、竹、梅と理解すれば松。一番低い賞ということになりますか?
VaitraT4が2016年winer(多分これがRed Dot)に、そしてN4が2017年にHonourable Mentionという賞を貰っていました。Honourable Mentionという賞がどんな性質なのかよくわからないのですが、賞がHonourable Mention,Red Dot,Red Dot: Best of the Bestと三つあり、これを素直に順番と捉えれば一番低い賞ということになりますかねぇ・・・松、竹、梅との並びとは逆なんですね。今年もA4シリーズが貰っているみたいです。

 

そしてこのスマートタッチもRed Dotを貰っています。このレッドドット・デザイン賞はエントリーするのに早割で300ユーロ、約¥38000位。ギリギリの駆け込みで510ユーロの約¥65000位。これで賞を貰っちゃうと、Honourable Mention,Red Dotで3950ユーロ、約50万円ちょっと、Best of the Bestで5995ユーロ、約77万円程掛かるみたいです。 日本のグッドデザイン賞だと、一次審査料に10,800円、二次審査料で57,240円、受賞しちゃったら156,600円掛かるみたいですから日本のほうが安いです。
そしてこのスマートタッチもRed Dotを貰っています。このレッドドット・デザイン賞はエントリーするのに早割で300ユーロ、約¥38000位。ギリギリの駆け込みで510ユーロの約¥65000位。これで賞を貰っちゃうと、Honourable Mention,Red Dotで3950ユーロ、約50万円ちょっと、Best of the Bestで5995ユーロ、約77万円程掛かるみたいです。
日本のグッドデザイン賞だと、一次審査料に10,800円、二次審査料で57,240円、受賞しちゃったら156,600円掛かるみたいですから、日本のほうが安いです。でも、二次審査まで行って落ちる場合は日本のほうが高くなっちゃうか・・・その他にもモノによってオプション費用を払わなくてはいけないのは、どちらの賞も一緒のようです。
これ、なにが何やらわかりませんが、確かに使いやすそうです。フィンランド国旗がさりげなくあしらわれていますね!

 

どのシリーズも何かしらレッドドット・デザイン賞を貰っています。確かにカッコいいですからね。
どのシリーズも何かしらレッドドット・デザイン賞を貰っています。確かにカッコいいですからね。それにしてもデザイン賞にずいぶんスペースを取ってしまいました。

 

他にも色!もしかして模様?

 

この写真はValtraのサイトで見つけたものです。カナブン・メタリックとパールホワイトのスプラッシュトーン!!クルマでも見たことがないようなカラーリングです。トラクターに対する考え方が自由で、他のブランドにはない飛びっぷりが清々しいです。実際使っているヒトがいるのかはわかりませんが、是非この方針で突っ走ってもらいたいものです。
この写真はValtraのサイトで見つけたものです。カナブン・メタリックとパールホワイトのスプラッシュトーン!!クルマでも見たことがないようなカラーリングです。トラクターに対する考え方が自由で、他のブランドにはない飛びっぷりが清々しいです。実際使っているヒトがいるのかはわかりませんが、是非この方針で突っ走ってもらいたいものです。

 

同じくValtraのサイトで見つけたもの。あの美しいテールを、水の底に写る光の揺らぎ模様で彩っている感じでしょうか・・・ほんっっと面白いメーカーです。Valtra
同じくValtraのサイトで見つけたもの。あの美しいテールを、水の底に写る光の揺らぎ模様で彩っている感じでしょうか・・・ほんっっと面白いメーカーです。Valtra

 

T234Dに戻ります

 

上の写真から見ると地味で、何の変哲もない感じですけど、よく考えたらこれだってガンメタですからね・・・トラクターとしてはかなりユニークな部類の色ではないですか?
上の写真から見ると地味で、何の変哲もない感じですけど、よく考えたらこれだってガンメタですからね・・・トラクターとしてはかなりユニークな部類の色ではないですか?

 

 

メッキのラインなど、機能としては多分必要がないのでしょうし、ここを見るだけでも相当数「デザインのためだけにこうなった」部分がありそうです。さすがレッドドット・デザイン賞に毎年エントリーするだけはあります。
メッキのラインなど、機能としては多分必要がないのでしょうし、ここを見るだけでも相当数「デザインのためだけにこうなった」部分がありそうです。さすがこだわりのブランド・・・レッドドット・デザイン賞に毎年エントリーするだけはあります。

 

つるんとしたおもり。素材は砂型の鋳物なのか、コンクリートなのかよくわからないのですが、荒い仕上をした上に平滑性の高い塗料を厚塗りした感じです。
つるんとしたおもり。素材は砂型の鋳物なのか、コンクリートなのかよくわからないのですが、荒い仕上をした上に平滑性の高い塗料を厚塗りした感じです。

 

フロントサスペンションでしょうか・・・エアサスとオイルショックの組合わせ?
フロントサスペンションでしょうか・・・エアサスとオイルショックの組合わせ?

 

こちらは車高調整装置?
こちらは車高調整装置?

 

フロントリンケージのゲンコツ部分。Wのマークはワルターシャイドですね!
フロントリンケージのゲンコツ部分。Wのマークはワルターシャイドですね!

 

探してみました。ワルターシャイド? ロゴはこれです。
ワルターシャイド? ロゴはこれです。

 

PTOドライブシャフトの会社みたいで、こんなサイトを見つけました。沿革にこうあります。(株)松井製作所と、ドイツ・ワルターシャイド社(GKNグループ)との共同出資による合弁会社として発足した。 ワイドアングルCVジョイント付PTOドライブシャフトを日本で、初めて製造・販売をした。ワイドアングルCV部に、潤滑性と泥水防止をし、水田使用にも適するよう機能とライフの向上を計った。
日本支社があります。沿革には
(株)松井製作所と、ドイツ・ワルターシャイド社(GKNグループ)との共同出資による合弁会社として発足した。 ワイドアングルCVジョイント付PTOドライブシャフトを日本で、初めて製造・販売をした。ワイドアングルCV部に、潤滑性と泥水防止をし、水田使用にも適するよう機能とライフの向上を計った。
とありました。

 

右側のステップ。左側に給油口があるので、右側のステップ廻りはあっさりしています。トラクターは左側から乗り込むというのが主流ということでこうなっているのでしょう。それにしても、一応「足を掛けることができる」形になっているだけで、滑り止めも何も付いていません。
右側のステップ。左側に給油口があるので、右側のステップ廻りはあっさりしています。トラクターは左側から乗り込むというのが主流ということでこうなっているのでしょう。それにしても、一応「足を掛けることができる」形になっているだけで、滑り止めが申し訳なさそうに貼付いているだけです。

 

これは前の画像ですが、左側はちゃんとラダーも付いています。この差を考えるに、右側から乗り込むことは皆無と考えて良さそうです。燃料ゲージもあるんですね!
これは前の画像ですが、左側はちゃんとラダーも付いています。この差を考えるに、右側から乗り込むことは皆無と考えて良さそうです。燃料ゲージもあるんですね!

 

乗ろうと思えば乗れそうな気もしますが、かなりキツそうです。
乗ろうと思えば乗れそうな気もしますが、かなりキツそうです。

 

今日はこんなところです。また明日!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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