1977年SD4000AD-0は2台目こちらはPower Steering「撮りトラ」

今日はhokkaidoujinさんの案内で行った中古車屋さんで見たシバウラトラクターSD4000AD-0「撮りトラ」です。

 

おなじみ角ダルマ顔。農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。
おなじみ角ダルマ顔。農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。

 

いつもいつも収穫があるとはかぎらないなあ・・・今日はこれでおしまいです。また明日!
何度もすみません・・・せっかく描いたのに一度きりの登場じゃかわいそうなので・・・

 

SD3000Aだと乾式シングルクラッチ、前進12段後進4段なのが、SD3000ADになると乾式デュアルクラッチ、前進24段後進8段になり、これに「-0」がつくと四駆になっています。
前回のSD4000Aはフロントローダー付きでした。でもパワーステアリングは付いていなかったのじゃないかなあ。

 

すっかり褪せてしまっていますがパワーステアリング。
今回見たSD4000AD-0はすっかり褪せてしまっていますがパワーステアリング。

 

一応気になったので写真はおさえてあります。巨大な油圧シリンダーがステアリングロッドを支える感じ。おもしろいのは、そのステアリングロッド、油圧シリンダーに取付けられているのです。直接フロントタイヤの向きを変えているのは油圧シリンダー。パワーアシストではなく、パワーステアリングたる所以でしょうか。
一応気になったので写真はおさえてあります。巨大な油圧シリンダーがステアリングロッドを支える感じ。おもしろいのは、そのステアリングロッド、油圧シリンダーに取付けられているのです。直接フロントタイヤの向きを変えているのは油圧シリンダー。パワーアシストではなく、パワーステアリングたる所以でしょうか。

 

ハンドルの回転を前後の動きとして伝えるロッドはごく普通に出ています。
ハンドルの回転を前後の動きとして伝えるロッドはごく普通に出ています。

 

このように直接タイヤの向きを変えているのは油圧シリンダー。
このように直接タイヤの向きを変えているのは油圧シリンダー。

 

縦位置で撮ると、大抵真ん中に入らないでズレてしまいます。大きくあけた口を塞ぐスクリーンが残っているし、塗装にもツヤがあります。あまり使われていなかったのかな?
他のクルマはどうだったかなあ・・・と、DB1212の写真を引っぱり出してきました。

 

こちらはロッドを油圧シリンダーだけで押してますねぇ・・こちらのほうが完全なパワーステアリングですかね・・・
こちらはロッドを油圧シリンダーだけで押してますねぇ・・こちらのほうが完全なパワーステアリングですかね・・・

 

SHIBAURAの文字が黄色なのは見ていましたが、D-0の文字も黄色なのですね。今日気がつきました。同じく今日気がついたのはリヤフェンダーの美しさ。フニッシュが赤く丸いテールライトに合わせて丸くなっています。こういう写真を撮っているときって、ものすごく台数があるのに、時間は少なくてしみじみと見ている時間がないんです。あとから写真を見て気がつくことがほとんど・・・
SHIBAURAの文字が黄色なのは見ていましたが、D-0の文字も黄色なのですね。SHIBAURA SD4000AD-0となっています・・・今日気がつきました。同じく今日気がついたのはリヤフェンダーの美しさ。フィニッシュが赤く丸いテールライトに合わせて丸くなっています。こういう写真を撮っているときって、ものすごく台数があるのに、時間は少なくてしみじみと見ている時間がないんです。あとから写真を見て気がつくことがほとんど・・・「今度出会ったときはここを見よう」という感じなのです。

 

車種名も車台型式も SD4000A-0 機関型式はLEP854A 40PS/2500RPM
車種名も車台型式も
SD4000A-0
機関型式はLEP854A
40PS/2500RPM

 

シバウラトラクターSD3000
ちなみにSD3000Aは車種名も車台型式もSD3000A
機関型式はLEM754A
30PS/2700RPM

 

シバウラ SD3000A
こちらですよ!

 

シバウラトラクターSD3000A、エンジン始動動画はこちら

 

 

少し脱線しちゃいました。今度見るときは、この美しいリヤフェンダーを中心に見てみたいと思います。 ・・・・ あれ? タイヤの向きが逆ですね・・・何か意味があるのでしょうか?グリップ重視とか???
少し脱線しちゃいました。今度見るときは、この美しいリヤフェンダーを中心に見てみたいと思います。
・・・・
あれ? タイヤの向きが逆ですね・・・何か意味があるのでしょうか?グリップ重視とか???

 

今日はこんなところです。また明日!

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“1977年SD4000AD-0は2台目こちらはPower Steering「撮りトラ」” への4件の返信

  1. 匿名さん こんにちは
    詳しい方にエンジンオイルの量を聞いてみたところ、約5.6リッターくらいだと思いますとのことです

  2. 山葵さん こんばんは

    ブーツを脱がすと40ミリくらいの太さのピカピカの油圧シリンダーが出てきますが 実はプランジャーじゃなくてシリンダーのアウターなんですよ。

    そうなんですか!
    他のパワステはそんなに太くないのに「ちょっとした大きさのバイクのFフォーク並みの太さ」だと不思議に思っていたのですが、そういうことだったのですね
    古いトラクターはある程度のものが外から見えるのでおもしろいです

  3. シバウラのパワステシリンダー、ビッグなゴムの蛇腹が装着されていて迫力ありますね!
    ブーツを脱がすと40ミリくらいの太さのピカピカの油圧シリンダーが出てきますが
    実はプランジャーじゃなくてシリンダーのアウターなんですよ。
    本当のシリンダーは25ミリくらいの太さで、実物を目の当たりにすると拍子抜けしますよ。

    シリンダーのアウターを取り付けている部分が舵中央点の調整を担っています(機種によります)
    ゴムの蛇腹がパンクして交換するとき、この部分を弄ってしまうと後でめんどくさい事に。
    右や左に取られ続ける残念なハンドルになってしまいます。何度も試走して調整するわけです。

    昔の2t車とかに採用されていたりたまに見かけますがすっかり懐かしいパワステですねぇ・・・
    いいところもあります。油圧がダウンしてもそれなりにハンドルが効いてくれたり
    油圧ホースや配管も比較的短くシンプルな取り回しだったり、専用オイルで駆動するため
    ギアオイルが冷えていてもハンドリングが悪くないとか。

    本当のシリンダーの直径が細いのでどうしても非力なパワステではあります。
    エンジン回転が低いとなおさら悪化します。基本は据え切り禁止な運転です。
    パワステ専用油圧ポンプとオイルが必要なのも整備保守のビハインドに・・・
    そんなこんなで時代から消えていったパワステ装置といえるでしょう。

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