今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、ダイムラー・ベンツのトラクター(といっていいですよね?)ウニモグ411、「撮り虎」です。
以前、『シルバーメダリスト!ウニモグ・・・「撮りトラ@土の館」』で紹介しましたが、その補足版です。
以前行ったときには数枚しか写真を撮っていなかったので、今回はある程度押さえました。腰高でいかにも走りそう。しかもよく見ると幌が畳めそう。おまけにフロントウインドウも倒せるんじゃないでしょうか?
キャビン付きだけど、フルオープンにもなっちゃう仕様なのじゃないでしょうか? それと、この写真でちょっと気になるものがガラス越しに見えます。
それはこれ。ラジエターキャップのようなものが見えます。まさかラジエターがここにあるとは思えないのですが、以前コマツインターのトラクターでヒーターが付いていたものを見つけました。それと同じようなものでしょうか・・・ヒーターならガラスの曇りも取れるし、暖かいし一石二鳥。
コマツインタートラクタ576です。それにしてもこの四角いキャビンはすばらしい。
その拡大図:よく見るとデフロスターらしきものが見えるではありませんか! ヒーター付?? 考えてみたら風が避けられればその次は暖房ですよねえ・・・それにしても質実剛健。パイプに穴を開け、それにホースで暖気を送り込む男らしいヒーターです。折りたたみ式のウインカーもいいです。
し・あ・わ・せ
脱線しちゃいましたが、このウニモグ、もしかしたらヒーターも付いてる。冬はキャビン付きで暖かく、そして夏はそれじゃ暑いから幌を外してオープントップで・・・最高じゃないですか!
もちろん複数人(トラックですから3人は乗れるかな?)乗れて、トラクターですから農作業もできて、でもトラックだから荷物も積める・・・無敵の最強です。
同じコンセプトのもの、他には・・・
ウィリスジープ 汎用トラクタ 1951年(昭和26年)ウィリス社製(アメリカ) C-1-3A型 70馬力 ガソリンエンジン
こういうものです。なんの変哲もないただのJEEPに見えます浮けど、そうではありません。
後ろから見るとちゃんとトラクターです。
PTOもついてるじゃないですか!ロータリーなんかも付けられたわけです。つまり高速道路も走れるトラクターということですよね? もちろん、風にさらされて快適ではないと思いますけど・・・
コイツは高速道路は走れるけど幌がありませんね〜荷物もたいして積めないし・・・
コマツユニカトラクタ LT1000 1953年型(昭和28年)小松製作所製(日本)1000型 10馬力
一人乗りだけど、小さなウニモグ。
回転しそうな部分が後ろから飛び出しています。これで脱穀機なんかを回したのでしょうか? 荷物も少しは積めるし、乗ろうと思えば2人は乗れる。
東洋社、日の本JF1 ゴルフ場のカートみたいですが、各部はしっかりしていて車レベルの仕上がりです。実際見れば欲しくなります。高かったろうなあ・・・
それにしてもユニークな車体ですね。助手席は運転席よりちょっと低いみたいです。どちらかというとサイドカーみたいな乗車姿勢(パッセンジャーのほうが低い)みたいです。
カートみたいなボディですが、ちゃんとしたトラクタなんです。ですからこんな風にごく普通のロータリがついています。
これもかなりいい線行ってますけど、やっぱりウニモグは本格派。値段も全然違うと思いますけど、無敵のトラクターって感じです。
すみません、今日はここまで続きはまた明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
この中にある日の本の2人乗りトラクター、いまヤフオクにも出てますよ。まあコレクターじゃないと買わない価格でしょうけど。
2人乗りの意図は、夫婦一緒に圃場まで移動して、1人は降りて別の作業をする、ということでしょうか。今なら普通に軽トラ等のクルマで移動するでしょうが。
H2さん こんばんは
出てますね!!458,000円
程度もいいしこれぐらいするのかもしれませんけど、買えないですねえ・・・