今日は北海道のhokkaidoujinさんのところで見たデヴィッドブラウンのセレクタマチック990「撮りトラ」です。
セレクタマチックは結構「MELTHAM,ENGLAND.」と書いてありますが、赤いフレームのヴィッドブラウンになると「MELTHAM-Huddersfield,ENGLAND.」と書いてあるような気がします。
デヴィッドブラウンの生まれ故郷、ヨークシャー州メルサムミルズ村がこんな天気のところかどうかはわかりませんが、ほんと、寒々しい曇り空にはこのツヤのない白が目立ちます。目立つではないですね、存在感があるんです。
↓デヴィッドブラウンがどんなトラクターなのかはこのあたりのリンクでひとまずどうぞ
『旗印はお家の象徴、ひいては地域の象徴。デビッド・ブラウン薔薇のバッジの謎、ちょっとだけわかったような気がします。その1』
もしかしたらACはアルバートチャンピオンじゃなくてフランス語みたいに鼻に抜けて「しゃんぴおーん」って言うのかもしれませんけど・・・ACにも長い物語があるので時間がある方は『トラクターに部品あり、部品に歴史あり・・・デビッドブラウンdavid brown 770 selectamatic 「撮りトラ」その2』を読んでみてください。
この組合わせ、結構多くてイングリッシュフォードのFORDSON SUPER DEXTAなんかも温度計はACでトラクターメーターがスミスでした。
ハートフォード・マシーン・スクリュー・カンパニー?
この会社、初めて見るような気がします。もちろん、前々からあった会社でしょうし、そして僕も何回も見ているのかもしれませんが初めて気にしたということなのでしょうね。
automatic screw machine?・・・自動スクリュー機械・・・なんじゃそれ?って感じです。スクリューったって船の推進機ではではないでしょうし、燃料ポンプに関係するとしたらバーチカルポンプみたいな液体を移送するような機械のことですかねえ・・・
そして1934年にハートフォード・マシーン・スクリュー・カンパニーが関連会社と合併してスタンダードスクリュー社に社名を変更します。
1947年にVernon D. Roosaという燃料ポンプの専門家が加入して1952年に世界初のディーゼルロータリーポンプRoosa Master Injection Pumpを開発。
1958年にDBモデルロータリーポンプ(このDBはDavid BrownのDBなんでしょうか?)を開発。
デヴィッドブラウン・セレクタマチック990の燃料ポンプにハートフォード・マシーン・スクリュー・カンパニーの名があるのは1930年代1940年代の特許が絡んでいるからなのでしょうか?
いつもオチがなくて突然ぶち切れてすみません。今日はここまで!また明日!
愛読者さん おじまさん こんにちは
災害時に電気が止まる・・・生き物を扱うところではとてもおそろしいことなのでしょうね
このPDF見てみると「普段使っているトラクターが動力源」とメリットが書いてありました
イザというときに発電機のエンジンがかからないというのは切実な問題みたいで
市の防災倉庫に入っている発電機もガスエンジンだと聞いたことがあります
使ってないとキャブが詰まったり燃料が腐ったり色々ありますもんねぇ・・・
私の知人ですが,個人所有のライスセンターの緊急用&補助用電源として持ってますよ。
畜産,施設園芸に限らず,今は結構電気がないと困る場面は多いので,密かに所有者が伸びているのかもしれませんよ。
「全国1,500カ所の畜産・施設園芸農家で災害時に活躍」しているそうで、廃れてはいなかったみたいです。
m(__)m
https://www.mskfm.co.jp/product/download/pdf/materials/hatudenki.pdf
大きいヤツだと三相200Vを60kVA。
私のイメージする発電機ってコンセント代わりに使う感じですが、この大きさだと、電気工事して配電盤に送り込むんでしょうね。
愛読者さん こんにちは
この機械は廃れ気味の機械なんですか・・・
持ち運びができるし燃料を別に入れる必要がないということで
使い道がたくさんありそうですけど、主流は軽トラに発電機を積んで動き回る感じなのでしょうね
山葵さん こんにちは
どんな時に使うのかイメージできていなかったのですが
そうですよね、酪農で停電があったら困りますね
そのまま移動もできるし便利は便利です
電気の話といえば、停電はあまり経験がないですが瞬断みたいなのは感じる時があります
それと電気の質や季節変動なんかも・・・
うちはどうも電気の質が悪いみたいでパソコンの電源や機械のボードなどがすぐダメになっちゃいます
特にまわりで乾燥機を使い始める秋にトラブルが多いように思えるのは気のせいでしょうか・・・
一般家庭だと、停電は不便だけど数時間なら我慢できると思うんですが、バルククーラーが数時間止まっていたら、中身は全部廃棄・・・それでは困るのでトラクターのPTOが動力の発電機って、結構出回ってたみたいです。
比較的安価になったエンジン発電機が導入されるようになって廃れたのではないかと思います。
この発電機、酪農家の非常用電源として結構出回った機種と思われます。
ミルカーの真空ポンプやバルククーラーが停電しても使える、頼りになるアイテムでした。
私が子供の頃、よく停電したものです。最近は災害以外の停電は経験していないです。
去年は台風で2時間ほど停電を経験しましたが、溶接機の電源でリカバリーしました。
ごくまれに、配電設備の保守作業で停電する時がありますが、事前に日時と停電時間が連絡されます。
気のせいなのですが、瞬間的に停電していることがあるみたいです。
停電に敏感な石油ストーブがフリーズすることがあります
それ以外のタイマーを持った家電は無事なのですが、
燃焼系の機器は敏感に作られているみたいですね