今日は友人の家で見たHONDAのトラクター、マイティ11(RT1100)「撮りトラ」です。
確か2012年の前回、『「撮り虎」ホンダトラクター マイティ11 RT1100』で調べたときはなかったと思うのですが、HONDAのWEBページにこのトラクターのプレスリリースが載っていました。大きい会社はすごいなあ。
その1985年11月21日発表、ホンダ「マイティ11」のプレスリリースによると
畑から水田まで幅広い作業をこなすこのクラス初の新機構(4輪操舵十常時4輪駆動)を採用した乗用管理機(農業トラクター)ホンダ「マイティ11」を発売
このホンダ「マイティ11」は、このクラス初の4輪操舵(4WS)(※1)十常時4輪駆動(フルタイム4WD)(※2)を採用し幅広い作業に優れた小回り性と抜群の機動力を発揮するものである。
※1)4WS=ハンドルの切れ角に応じて前・後輪共に操舵される画期的な機構。
●片ブレーキ旋回を嫌う畑地作業でも小回り旋回が可能。
●内輪差が少なく畝、作物を傷めにくい。
●ハウス内の壁ぎわ作業や、圃場でのトレーラー作業が容易。※2)フルタイム4WD=常に前・後車輪を同時に駆動し、土や路面をしっかりとらえる機構。
●2駆←→4駆の切り換えが不要。
●すぐれた旋回性を発揮し、横すべりの少ない滑らかな旋回が可能。
●農道、坂道で優れた機動力が発揮できる。
4WSとフルタイム4WDの解説がちゃんとあって、とても親切!しかも、「ハンドルの切れ角に応じて前・後輪共に操舵されるんだ・・・へぇ〜」とならないよう、「画期的」とまでわかりやすく驚く点まで書き添えています。
値段は・・・
Kタイプ 699,000円
KRタイプ 849,000円
Lタイプ 749,000円
LRタイプ 899,000円
Pタイプ 799,000円
PRタイプ 949,000円
Rが付くのはロータリー付属のもののようで、Kタイプがスタンダードという感じです。それ以外のLとPはL型がフロント油圧リフト、P型は油圧リフトに加えフロントPTO軸まで供えた、それこそ画期的だった仕様のようです。
続きます。
木田さん こんにちは
たしかに4穴です!
さっぱりしてます
値段も安いように思えますし
いろいろと割り切って作っているのかもしれませんね
それでもこうやって何十年も使われている・・・
CMに登場するだけはあります!
愛読者さん こんにちは
たくさん爪が付いていて付け外しが大変そうなので、そういうことはあまりやらないのかと思っていました
でも、そうやって効果?変化?がわかればやってみようという気にもなりますね!
田畑に鉄分補給はショックですが・・・
オートバイなどの部品の脱落は、今まできた分を戻ることを考えると絶望的になります
(戻ったところで見つからない場合が多い)
畑ならば見つかりますかねぇ・・・田んぼは・・・見つからないでしょうねぇ・・・
唯一のガソリンエンジン搭載のトラクター 牽引作業よりも乗用管理機と言うくらいだから 管理作業用に作られたトラクター 軽量で畑の土を踏み固めるのを抑えているのも ある意味画期的
しかし、ディーゼルエンジンじゃないから粘り強さに欠け 水田作業においては 他社のトラクターにかなわないのでしょうかね
後ろのタイヤを留めているネジ数も四穴と言うのも コンパクトさを見せていますね
>画期的だった仕様
このクラスのトラクターを利用する小規模農家に、画期的な仕様のニーズが低かったんでしょうか。
ビニールハウス内でいくら便利でも、水田で使う頻度の方が高くて、オーバースペックだったのかも知れません。
>正・逆転普通耕うん(平面耕) 正転外盛り耕うん 正転内盛り耕うん と、色々できるみたい
「2山(中央部は外盛・外側は内盛)」に配置しておくと、畑を耕せば細くて低い畝が2列、尾輪フレーム中央に畝立器をつけて隣接耕耘すると大きな台形の畝が1列出来て、水田も2山で耕耘しておいた方が冬の乾田化や代掻き前の水回しに便利!・・・というコトに気づくまで、内盛りに配置したり平打ちに配置したり、時々組み替えていました。(どちらかと言うと平打ち配列のことが多かったかな?)
で、爪を固定するボルトの増し締めを怠けて田畑に鉄分補給(爪が脱落)したりもしてました(笑)