今日は以前の続き、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、キャタピラー社のチャレンジャートラクターその2「撮りトラ」です。

ちょっとおさらいしておきましょう。
チャレンジャーは重作業を担うために(タイヤの汎用性と浮力、履帯のけん引力のイイトコ取りを狙ったようです。)世界ではじめてゴムクローラーを採用したので、ゴムクローラーといえば「チャレンジャー」のように、代名詞になっているそうです。
調べてみると1995年〜1998年まで生産されていて
チャレンジャー35であれば、キャタピラーCAT3116 6気筒6.6Lディーゼルエンジン210馬力
チャレンジャー45であれば、キャタピラーCAT3116 6気筒6.6Lディーゼルエンジン240馬力
チャレンジャー55であれば、キャタピラーCAT3126 6気筒7.2Lディーゼルエンジン250馬力









日本ではブースターケーブルと呼んでいますけど、むこうじゃジャンパーケーブルなんですね。



他にはどんなチャレンジャーがあるのかな?ネットで探してみました。




黄色いですけど、今はキャタピラー社ではなく、AGCO傘下で作られているみたいです。ちょっとこのサイトで沿革をのぞいてみると、キャタピラー社のルーツに繋がります。
1883年、アメリカでベンジャミン・ホルトさん創業のホルト・マニファクチャリング・カンパニー
このホルト・マニュファクチャリング・カンパニーが無限軌道トラクターを開発し、「キャタピラー」と「キャタピラー社」のルーツになったみたいです。


このホルト・マニュファクチャリング・カンパニーが、第一次世界大戦終了後におきた大恐慌で苦しくなり(その当時はキャタピラー・トラクター社と名前を変えていたそうですが)、ライバル会社であるC. L.ベスト社と1925年に合併してできたのがキャタピラー社なんですって!
中は建機で一杯! 大型のダンプの運転席は二階フロアより高いです!!
それがイリノイ州ペオリアでこんなに大きくなっているんですね・・・その事業の中でも創業時の主流であったトラクター部門をAGCOに売ってしまったということになるのでしょうか。
大企業というものはそういうところは結構ドライに割り切って大きくなるものなんですねえ・・・
チャレンジャーはこれで終わりです。
野良犬さん いつもありがとうございます
ホルト社、通称をサクッと登録しちゃったんでしょうか・・・
trackbeltもカッコイイ呼び名ですね!
無限軌道履帯をキャタピラーと呼ぶのはどうやらホルト社以前からあったようですね。
もともとは英国軍兵士が、無限軌道をキャタピラー(芋虫)という愛称で呼び始めて広まったのが始まりだとか
それに目をつけて商標登録して自社の無限軌道トラクターのブランドにしたのがホルト社
たしか1925年に他社を吸収合併したときに自社製品の代名詞になっていたキャタピラーを会社名にして現在に至る
クローラも地を這うとか、線虫、ミミズみたいな意味なんでキャタピラーが商標登録されたからでてきた名前なんじゃないかとおもいます
無限軌道履帯はtrackbelt(これが正式名称でしょう)和訳でしょうね
shiroemodonさん おはようございます
ということはけっこう茨城でも見るチャンスがあるかもしれません
区画整備工事現場の近くを通るときは心していないとダメですね!
車からチラッと目撃しただけなので、もしかすると大きなブルドーザーと見間違いの可能性もありますが、昨年龍ヶ崎市で行われていた圃場の区画整備工事に、このトラクターと似たような車両が働いていた気がします。
記事の写真のような、CATと書かれた大きくつるッとした黄色いボディとゴムクローラだったので、印象に残っています。
ただ、同機種かは不明ですが…
ちなみに、作業機は大きなレーザーレベラーを装着していたと思います。