組合のものだと思うのですが、新しい田植機が納車になるというので見てきました。クボタ8条植えのEP8Dという田植機です。
今年の田植えはそのPA83で行っていました。わかりにくいけど、やっぱり少し小さいと思う。
親方が言っていいました。お金さえあればこうやってたくさん人がやって来てくれるが、金の払えない人のところへは誰も来ないと・・・
確かにそうです。給料の高そうな大のオトナが複数わざわざやってくるのにはそれなりの理由があります。おあしは大事です。
「産業のコメ」なんて、半導体のことを例えたりしますけど、「農業のコメ」農業機械は(ん?なんだか余計わかりにくい例えになってしまったゾ?)、もはや必需品です。
その場合、機械を購入するインセンティブはほとんどなく(皆が持っているため)、商品の値段が安い場合には、こなす量を上げていくしか機械代を回収する手がありません。
もしくは、この場合のように補助金を貰うか、中古の機械を選んで回収すべき機械代を低く抑えるしかありません。
便利な機械はみんなそんな感じですね。
話は飛んじゃうかもしれませんが、土の館で見るキャプションによく出てくる、「トラクターの購入代金は昼夜を問わず行った賃耕で数年で返せた」云々の事例って、まだ海のものとも山のものともつかない高価な高価なトラクターを、思いきって買ったことに対するご褒美みたいなものだったんですね。
皆がトラクターを入れてしまえば、賃耕もそんなに頼まれなくなるし、その対価も低くなってしまいますもん。
趣旨
農業従事者の減少と高齢化が進む中にあって、農業の持続的発展を図りつつ、国民への食
料の安定供給を図るためには、農業における新たな付加価値の創出に向けた環境の整備を通
じ、意欲ある多様な経営体の育成・確保を図ることが喫緊の課題となっている。
このような課題を踏まえ、新規就農者、意欲ある経営体及び集落営農等の多様な経営体が、
経営規模の拡大や農産物の加工・流通・販売等の経営の多角化等に取り組む際に必要となる
農業用機械の導入等について支援することとする。特に、地域農業の活性化や6次産業化等
に重要な役割を果たしている女性経営体の取組については、優先的に支援措置を講じること
とする。
お!6次産業と女性優先かあ・・・何か作って売りましょうよ!パッケージは僕が作ります!
色々な機械に載っているエンジンで、898cc 21.9馬力/3200rpm エンジンの音はちょっと大きめでした。ぱっと検索したところではクローラキャリア RG-25Yに載っていました。
愛読者さん おはようございます
そうなのでしょうね・・・
僕はその先に、農作物以外の商品が大量には売れにくくなっているように
大規模化による競争力を求める方向がひっくり返ったほうがおもしろくなるかな・・・などと思っています
大きく稼ぐのが難しくなったほうが、世の中は楽しくなるような気がするので・・・
まったくの気分の問題なのでよくはわからないですけど
世の中が経営体の大規模化による競争力を求める方向に動いているので、平野部の圃場は1枚が1ha以上の規模に再整備されて行くでしょう。
現在の本機構造は大型化の限界に達していて、高速化にも限界があるので、「前後同径車輪で四駆中折れ操舵式」っていうような大型の汎用湿地作業車か、大型のトラクターで「展開すれば18条植えの代掻き同時田植機」みたいな超大型の植付作業機を背負う日が来るんじゃないかと思います。
中山間地の私たちは、取り残される訳なんですけど(笑)
愛読者さん おはようございます
重い植え付け部でどうしてもバランスが悪くなってしまうのに
田植機としての性格上、重くなってしまっては困る
でも色々機能も付加したい・・・なかなか難しいですね
>今度は逆に田んぼに入る時にケツが浮いたり
田植機は重い植え付け部を背負っていますので、いくら何でもケツは浮かないと思いますよ(笑)
うちの三菱LV6は、前部ステップ下にあるペースト肥料タンク(施肥機は使ってない)に水を一杯に入れていますが、それでも「フロント、軽いなぁ」って感じがします。
おじまさん おはようございます
そういえばそうですね!
ということはもしかしたら、来年から田んぼから出る時に前が浮き上がる光景を見ないで済むかもしれませんね
今度は逆に田んぼに入る時にケツが浮いたりして・・・
おはようございます。
〉今までのイセキ田植機 8条植 PA83に比べると、大きい!!という印象です。
足元が広くとってあるせいもあるのでしょう。
スペック表で寸法を比べたわけではありませんが,
クボタはエンジン位置が前,イセキはお尻の下です。
(両社ともこの方が重量バランスが良いと主張してますが…)
よって,イセキの機体はハンドルから前のボンネット部分がクボタよりコンパクトです。
この影響でクボタの方が大きいと感じるのかもしれませんよ。