1963年製CLAEYS M80 ワンマン君、蕎麦の収穫その2

クレイソンコンバインの前身、ベルギー生まれのCLAEYS(クレイス?クレイズ?)コンバインのM80蕎麦の収穫の続きです。

1963年製CLAEYSコンバインの蕎麦刈りの様子です

ごくごく普通

1963 CLAYES M80 Combaine hervester
ちょっと運転させてもらいましたが、何の違和感もないんです。ごくごく普通。「古い」ということを意識させるような、物凄く運転し辛かったり、何か変な操作が必要だったりというのがありません。拍子抜けするくらいです。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
そういえばハンドルも「重い」とかいうことはなかったなあ・・・

このハンドル、使いやすいように細く削ってあるのでしょうか。それとも、もともとこんな感じで荒削りなんでしょうか・・・

1963 CLAYES M80 Combaine hervester
以前撮った写真です。何とも判断付きませんが、荒削りなのは間違いないです。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
運転席から振り返るとオープンタイプのグレンタンクです。こうやって収穫の様子がすぐ見ることができます。

一部分が青いぞ!

1963 CLAYES M80 Combaine hervester
交差点の角あたりは蕎麦が青々としていて、まだまだ元気なんです。(元気という言い方が適切なのかどうかわかりませんが)

まだまだこれから・・・という感じです。実なんか全然付いていません。
まだまだこれから・・・という感じです。実なんか全然付いていません。
犯人はこの街灯。この光が当たる部分だけ、「まだまだ実を付けるのは早い」と蕎麦が勘違いしてしまうのだそうです。植物って正直だなあ。
犯人はこの街灯。この光が当たる部分だけ、「まだまだ実を付けるのは早い」と蕎麦が勘違いしてしまうのだそうです。植物って正直だなあ。

ちょっとおまけ

1963 CLAYES M80 Combaine hervester
以前撮った写真、ちょっとオマケで載せておきます。1963年モデル。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
こういうのが気になっちゃいます。ルーカスのレギュレーター。金属ケース入り。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
こんな風に取り付いています。マイナスネジで止っているのが時代を感じさせますね!
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
露出をミスっていますが、ウインカーはHELLA。矢印状のプレートに取り付いているのがかわいいです。
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
拡大すると・・・ねっ?
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
でも、その隣の丸いリフレクターは・・・
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
拡大するとJISマークが付いています。これは日本の保安基準に合わせて国内で付けられたものなのでしょうねえ・・・

なんとなーくまとまりがなくなっちゃいましたが、これでおわりです。いつまでも元気に働いてほしいですね!

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“1963年製CLAEYS M80 ワンマン君、蕎麦の収穫その2” への4件の返信

  1. 愛読者さん おはようございます

    世の中、関連業界では常識だけど一般の人には常識じゃないってコト、多いですよね。

    ほんとうですね
    僕の場合は「見えていなかった」「興味がなかった」「関心を払っていなかった」ということに尽きると思いますが・・・困ったものです

  2. >たかが街灯

    蛍光灯や白熱灯なら全然影響ないのですが、水銀灯やメタルハライドランプだと、思ったより広範囲に影響が出ます。

    世の中、関連業界では常識だけど一般の人には常識じゃないってコト、多いですよね。

  3. 愛読者さん おはようございます

    農家の「あるある」ですかー
    僕はその「あるある」にすごく驚きました

    たかが街灯に(太陽に比べて数段エネルギーの低い)植物がそんなに影響を受けるなんて、想像だにしませんでした

    世の中には同じように「まさかー」と思う人、たくさんいると思います
    電照菊は知っていても、なかなかすべての植物に当てはめて考えること、なかなかできないですね

    すべてのことについていちいち考えをめぐらせていたら物凄く疲れちゃうというのはありますが
    思考の停止ということなのでしょうねぇ・・・

  4. >犯人はこの街灯

    農家の「あるある」ですね(笑)

    秋を迎えて端の方が出穂遅延・登熟遅延している田んぼを見ると、必ず光の強い照明器具が近くにあります。(街灯・看板照明・店舗照明など)

    農地近くでは配光制御できる灯具を使うのが常識なのですが、公共事業なら経験の浅い担当者が灯具の仕様を決定した場合、店舗や駐車場の場合は近所迷惑よりコストダウンを優先した場合にも発生します。

    街灯類にもLED化の波が寄せつつあるので、灯具交換の際に「この場所は配光制御が必要」と記憶しておいてもらえるよう、時々陳情しておくのがよろしいかと思います。

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