今日は「撮りトラ」。スガノ農機「土の館」で見た、井関農機株式会社が輸入販売していたチェコスロバキア製ZETOR3011です。
と、知ったように書いていますが、去年初めて気がついたメーカーなのでした。このZETORというメーカーについては、『世界で売れたチェコ生まれ。Zetor(ゼトル)トラクタ 2011←たぶん「撮り虎」』の記事を見てくださいね!
有名メーカーだと思うのですが、なじみのないメーカー(当社比)
流れでおなじみの・・・とタイトルに書きましたが、本当はカレンダーにフックしただけです。
なにせこうですから・・・美女が仏頂面で商品の前に立ち、ほぼそのすべてを隠してしまっています。なかなかなじみがないです。
機種名:ゼトアトラクタ
形式・仕様:3011型 37馬力
製造社・国:ゼトア社 チェコ
導入年度:1968(昭和43)年 145万円使用経過:井関農機株式会社がポルシェトラクタの後、ゼトアを輸入販売していた。
1960(昭和35)年、MFの25馬力を購入したが、馬力不足のためゼトアに更新した。
1995(平成7)年まで軽作業に使用した。
とあります。なぜか売買契約書のコピーが貼ってあります。もちろん、興味のある部分のひとつにトラクターの値段というものがあるわけなのですが、それを知らせた上に契約書を貼付けるというサービスの良さ! もうほんと、ここのキャプション大好きです!
145万円と言われれば「そうだったんだな」と思いますが、こうやってダメ押しというか、契約書まで持ち出されると、動かすことのできない事実として、当時の営業と買い主の絵がタバコの煙とともに立ちのぼってくるような気がしてくるのが不思議です。
井関農機はウィキペディアで見てみると、1962年にポルシェトラクターの輸入を始め、1966年まで行っていたそうなので、その後このZETORトラクターの輸入を始めたんですね。
1964年から「ヰセキトラクターTBシリーズ」の生産が始まっているので、新車のZETORとTBシリーズを同時に見ることもあったかもしれません。
チェコスロバキア製!
マグネトーは僕にはあまりなじみがないのですが、 マグネトー(英: magneto)は、永久磁石を用いて高電圧の交流電気を発電する機構で、内燃機関の点火装置を構成する部品の一つとして点火プラグへの点火電圧を供給するためにも用いられる とありました。
機械式の点火装置ということなのでしょうか・・・あれ? でもこれはディーゼルだし、普通に考えてオルタネーターか!
続きます。