今日は「JA&クボタ アグリンピック」で見た「撮り虎」クボタ ニュースーパーシナジー SMZ655+ニプロ 不耕起播種 NSV601 その他です。写真を見ていて「不耕起播種」「深層施肥」と、初めて見るキーワードが出てきて軽く調べてみたりしました。
不耕起播種は検索すると大豆のことがたくさん出てきますねえ・・・
水稲-麦類-大豆水田輪作というものを対象にしているようで、耕起しないことによって大豆や麦の種まきを適した時期に行えるというもののようです。省力化と米余りの中で農家の収益の向上を目指した技術なんでしょう・・・
それにしても、国なのかどこなのかはわかりませんが、何かそういう方針なり、普及させたい技術に即してこうやってすぐそのための機械が出てくるってのがすごいですね。
意外と横のつながりというか、栽培技術と機械の連携が密なんだなあ・・・と思います。栽培技術があっても、それ用の機械なり設備が買えなければ普及しないですもんね。
ステッカーがグランドソワーですので、タイショーの製品かもしれません。詳しくはわかりませんが、深層施肥で検索すると大豆のことがたくさん出てきますので、大豆の栽培に使うものなのでしょう。
タキイ種苗のサイトによれば深層施肥とは
肥料を施す位置も施肥効率を上げるうえで大切で、表層施肥、全層施肥と深層施肥の方法がある。深層施肥は50~70cmの深さの深溝やタコツボを掘り、土中深く施肥する方式で、労力を要するが根群を深く導き、生育後期まで草勢を保つことができる。
ということだそうです。
検索に引っ掛ったものの中には深層施肥と不耕起播種を両方行う記述もありました。これがそうなのでしょうか・・・
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
- クボタ ニュースパーシナジー SMZ875+ニプロ 施肥播種 TBK240UF10他・・・「JA&クボタ アグリンピック」
- クボタトラクター、ニューシナジーSMZ955 + タカキタ 可変径ロールベーラ VC1600・・・「JA&クボタ アグリンピック」
- クボタトラクタ グローブM135G+レムケン コンパクトディスクハローLEMKEN Rubin 9・・・「JA&クボタ アグリンピック」
- 小さなハンドトラクターも排ガス規制(自主)?!・・・「JA&クボタ アグリンピック」
- クボタレクシアMR97+Maschino社 パワーハロー DS2500P・・・「JA&クボタ アグリンピック」
- クボタトラクター、レクシアMR87&ワールドM72・・・「JA&クボタ アグリンピック」
shiroemodonさん おはようございます
是非写真に撮らせてください!
こんばんは
暫くグローブやレクシアなどが登場していたので、久々にKLが登場すると「こんなに小さい機体だった?」と錯覚しますね
でも、背の低い私は現物を目の前にすると、毎度の如く「やっぱりデカイなぁ」と感じてます
記事と関係ありませんが、来週辺りに親戚からL1が当家に暫しの単身赴任するようなので、ちょっと楽しみでいます
おじまさん、発動機のシャチさん おはようございます
ということは、このメーカーが違う3つの組み合せは1つの商品なんですね!
写真ひとつでも見る人が見れば色々なことがわかるのですね・・・感心します。
ロータリーが付いていること、見えていながら見ていませんでした。
しかも確かに切り欠きがRになっています!
NSVは茨城県発だったんですね!なんだか嬉しい感じがします。
推測ですが、畦立て機能を持たせるため、ドラブハロー(?)の爪の配列をいじってあると思います。
それと写真では、代掻きであれば土を平らに均すための均平板が山型の切欠きになっています。
詳しくはわかりませんが、アタッチは
ニプロの(水田用?)ロータリーですね。
NSVは,不耕起播種機。土を耕さずに溝を切って,施肥播種をする機械です。
「クボタKL53Zに付いていた機械」は,深層施肥機+耕起畦立機+表層施肥播種機。
溝を切って15cm位の深さのところに肥料をまき,その後を耕しながら畦立てし,そこに表層施肥播種をするものです。
深層施肥と不耕起播種の組み合わせは,多分ありません。
国(農研機構)や各県が新技術の開発に取り組むときは,メーカーとタイアップしていることがよくあります。
NSVは,農研機構と茨城県の研究で生まれた機械なので,(5,6年前の記憶ですが)県別では茨城が一番普及しています。とは言っても,ごくごく限られた販売台数なので受注生産。モデルチェンジもメーカーさんは渋い顔をするそうで,開発&一般販売のNSV600から改良型のNSV601へのモデルチェンジもやっとだったそうです。