デビッド・ブラウン885・・・「撮りトラ」

今日は昨日のデビッドブラウンカタログからの流れで米子の児玉さんが採取したデビッド・ブラウン885・・・「撮りトラ」です。昨日と同じく佐藤造機が販売したもののようなので、きっとこのデビッド・ブラウン885のカタログも存在していたんでしょうね。

デビッドブラウン885 1971-1980 2.7リッター3気筒ディーゼルエンジン 多分47馬力 880の後に出たものと思われます。画期的な油圧機構!と宣伝していた「セレクタマチック」の文字がなくなっちゃってるのですが、どうしたのでしょう。
デビッドブラウン885 1971-1980 2.7リッター3気筒ディーゼルエンジン 多分47馬力 880の後に出たものと思われます。画期的な油圧機構!と宣伝していた「セレクタマチック」の文字がなくなっちゃってるのですが、どうしたのでしょう。
デビッドブラウン885 気になるのはこの部分。ウエイトともとれますが、爪がパタンと反対側に倒れそう・・・スパイクとかグリップを増す装置? 
デビッドブラウン885 気になるのはこの部分。ウエイトともとれますが、爪がパタンと反対側に倒れそう・・・スパイクとかグリップを増す装置? 
デビッドブラウン885 この写真で見ると後輪に取付けられたこの器具はかなりの大きさ。カゴ車輪の代わりみたいなものなのかなあ・・・
デビッドブラウン885 この写真で見ると後輪に取付けられたこの器具はかなりの大きさ。カゴ車輪の代わりみたいなものなのかなあ・・・
デビッドブラウン885
・・・
デビッドブラウン885
後にくっついている鋤はNIPLOと書いてあるように見えます。
デビッドブラウン885
ケースのロゴが見えます。ああ・・・これでしばらく動いてない理由がわかりました。エンジンフードの上に鳥の巣があります。このイイカゲンな巣の作りは「ハト」だな。ヤツラの巣作りは本当にテキトーです。もうちょっと繊細にやればずいぶん快適さが違うと思うんですが・・・

拡大してみると「デビッドブラウン885」と日本語表記が見えます。佐藤造機が扱ったたものに違いありません。
拡大してみると「デビッドブラウン885」と日本語表記が見えます。佐藤造機が扱ったたものに違いありません。
児玉さんは銘板収集家でもあります。これ、工具箱に付いているんですね。
児玉さんは銘板収集家でもあります。これ、工具箱に付いているんですね。
こちらは比較対象にネットで見つけてきた写真。でも、レストアされていてステッカーはリプロダクト。なんだか感じが違います。
こちらは比較対象にネットで見つけてきた写真。でも、レストアされていてステッカーはリプロダクト。なんだか感じが違います。
こちらは揺れる過渡期の885。よく見ると左下にcaseのロゴが・・・ピンク文字のDBにもケースのロゴが入ったヤツがあったんですねえ・・・
こちらは揺れる過渡期の885。よく見ると左下にcaseのロゴが・・・ピンク文字のDBにもケースのロゴが入ったヤツがあったんですねえ・・・

詳しくはデビッドブラウン年表?をご覧下さい。

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“デビッド・ブラウン885・・・「撮りトラ」” への8件の返信

  1. 愛読者さん おはようございます

    やはり、授業料は支払っているということなのですね!

    僕は「欲しい」が先に立ってしまって
    サイズや状況をよく考慮しなかったりするので
    払わなくてもよい授業料をいつも払っています

  2. >水田耕盤(こうばん)を傷めて増々深くなる

    私も、たまたま中古で入手したスナップフロート車輪がトラクターの車輪より2インチ大きいサイズだったため、同じ理由で無駄装備になりました。

    買ったときは、「タイヤより1インチ出っ張るくらいなら良いだろう。」と甘く考えていましたが、実際にはタイヤの摩耗分だけ更に大きく出っ張ることになり、水を張った田ではブレーキターンが使えない(やると耕盤に落とし穴が掘れてしまう)というオチがついて、すぐに使わなくなりました。

    悔しいので、単純にトラクターの自重を増やしたいとき(サブソイラー作業とか)に、後輪ウェイトの代わりとして取り付けてみたりしていましたが、現在ではトラクターが代替わりし、こういう装備品は取り付け部分が共通化されていないため、別のトラクターとの使い回しもできず、倉庫前で雨に打たれています(笑)

  3. はるおさん こんにちは

    ぬかるみを脱出するには効果がありましたが、水田耕盤(こうばん)を傷めて増々深くなるので不人気でした。

    正解で嬉しいです
    複雑な機構なのでお値段もはったと思いますが
    思わぬ欠点で購入した人はガッカリしたでしょうね

  4. Blueさん noraさんのコメントで正解です。軟弱な水田で使いました。
    ぬかるみを脱出するには効果がありましたが、水田耕盤(こうばん)を傷めて増々深くなるので不人気でした。

  5. Blue_Buffaloさん こんにちは

    やっぱり壊れるんですね
    そしてカゴ車輪の登場で退場・・・
    そのカゴ車輪も4WDの登場で退場・・・

    大きく技術が進むと、このような痒いところに手が届くグッズはごそっとなくなってしまいまうのだなあ、と思いました

  6. 記憶では、このロックが良く壊れ、走るときにぺたんと出てきたのを覚えています。
     それで針金で縛り対処していた記憶もあります。ここらは4WDの登場で、かご輪も見なくなりましたが。

  7. Blue_Buffaloさん おはようございます

    後輪についているのは、鉄輪、かご車輪の代わりの様な物だった気がします。

    やっぱりそんな用途に使うものだったんですか!
    形としては凝ってるし美しいけど
    そのあとカゴ車輪ができて(きっとこっちのほうが安価で性能も良かったのかも)見なくなってしまったんでしょうね

  8. 後輪についているのは、鉄輪、かご車輪の代わりの様な物だった気がします。
     生家にあったフオード4000に代掻きの時期に付けていた記憶があります。
     専用の道具で、ロックを外しトレッド面で再度ロックして使っていた記憶がありますが、少なくとも35年以上も前に話なので(笑)

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