昨日の「撮りトラ」クボタトラクターB6000の続きです。クボタトラクターのL1501やL2201DT、L3001DTなどと顔は似てるけど、ちょっと小さい原寸大ミニチュア(ヘンな呼び方)。でも、付いてるものはほとんど同じな感じです。
ちょっと注意書きを拾います
ゆれる注意書き
1.OIL LEVEL の線まで潤滑油を入れて下さい。
2.油が汚れたら取換え沪網を軽油で洗ってください。1.FILL LUBRICANTING TO OIL LEVEL LINE ALWAYS.
2.CLEAN WHEN DIRTY WASHING ELEMENT WITH KEROSENE ,DON’T USE GASOLINE.
クボタの注意書きは送り仮名や漢字使いに「揺らぎ」があって不思議な感じです。取り替え=取換え 濾網=沪網 など、ちょっと最近も昔も見ないような日本語が使われています。
消え往く注意書き
このエンジンは ですから、 のとき 等が に よう充分 し 、かならず れを してください。
クボタのタレ
この、「タレ」という言葉にもグッときちゃいました。そう「タレ」なんです。「タレ」とか「ビラビラ」なんでしょうけど、こういうの「泥飛散防止カバー」とか「後方安全ガード」とか気持と裏腹に適当な名前をつけて書いておきそうなものですが、そのままストレートに「タレ」。
気に入りました。クボタのタレ。
バッテリーが弱った時のために使う装備って、今はないですよね。久保田さん優しいな。
愛読者さん おはようございます
僕の何となくの感覚は自転車ですが
選んだ作業機の回転数や走行のギア数でもちろん結果は違ってくるのだと思いますが
トラクターもそれで行ける感じなのですね
>何となくの感覚で使って
トラクターに速度対応表が張ってあって、作業ごとのオススメの速度域なんかも書いてありますが、「何となくの感覚」で、ストレス無く働いてもらえるように使っていますよ。
例えば耕耘作業でも、土質や土壌の乾湿、耕耘深さで作業機と走行の負荷バランスが大きく変わるし、エンジンを静かに回すのか、勢いよく回すのかでも、全く別の感覚になりますもん。
愛読者さん おはようございます
1速・2速・3速がかぶらずに4速・5速・6速として機能するし、呼び名もそう呼ぶのですね!!!
すごくわかりやすい説明をありがとうございます
僕は副変速機がL/Hでも1/2でもいいですが
L/1 L/2 L/3 H/1 H/2 H/3
もしくは
1/1 1/2 1/3 2/1 2/2 2/3と表記するのかと思っていました
これだとLとHの関係がよくわからず、どれを選んだら良いのか混乱しますが
実はつながりのある6速なのだ・・・ということなら迷うことはないですね
自転車の前と後のギアの関係も、もしかしたらそうなってるのかな・・・いままでずっと混乱してました
何となくの感覚で使ってたりして・・・
う〜ん・・・機械は自分が思ってるよりユーザーフレンドリーなんだなあ。
kenさん おはようございます
の、部分ですね?
場所もなるほど!想像できます
わかりやすく書いていただきありがとうございます
それにしても、このエンジンは高性能ですから、と続くとは想像だにできませんでした。
まだまだですねえ・・・
>変速パターンの数字は
主変速が3速、副変速が2速あり、副変速が低速側のとき主変速は1速・2速・3速、副変速が高速側のとき主変速は4速・5速・6速として機能します。
主変速の1速と4速、2速と5速、3速と6速が同じ位置なので、主変速レバーに表示したら「14」「25」「36」になってしまったのでしょう。
なぜ「1・4」「2・5」「3・6」とか「1/4」「2/5」「3/6」とか、あるいは縦に並べて書かなかったのかは不明ですが、現代と違って「変速機の機能を理解していないようなヒトは使わないんだから大丈夫ダヨ」っていうお約束が根底にあったのではないでしょうか(笑)
農業用トラクターには一般的に主変速装置と副変速装置があり、文章でやりとりする際にも分かりにくいので、「L1(副変速が低速側で主変速が1速)」「H2(副変速が高速側で主変速が2速)」とか、「低速の1速」「高速の3速(=記事のブルトラなら6速に相当)」とか、色んな書き方をしますが、どんな書き方でも農民同士なら通じてしまう割りに、機体によって変速機の段数や減速比が違うので、「だいたいのイメージしか伝わっていない」というのがオモシロいところです。
初めまして。
「消え往く注意書き」の写真、これはラジエータのすぐ後ろ、見えているベルトはファンベルト、蝶ネジはファンベルトの張りの調整用の物。
キャッブはなんだったかな・・・
注意書きは、確か「このエンジンは高性能ですから・・」で始まっていたと思います。今は雪に埋もれていて見え無いんですが。
この機体はウェイトも兼ねているのか、元々の倍以上のデカいバッテリーを増設していますね。本来のバッテリーはメーターパネルのすぐ前のフードの中に有ります。
変速パターンの数字は、速度ではなくてギア比かなぁと思っています。36km/hなんて絶対に出ません。(笑
そして、これはたぶん初期型で3枚目写真の右端に写っている、内側に折れ曲がった鉄筋のようなものがスロットルです。これを押し込むと回転が上がり、手前に引くと回転が落ちます。とても、操作しづらいためか、後期型ではレバーで操作出来るように改良されています。
ウチのはもっともっとポンコツです。
https://www.youtube.com/watch?v=CE18MCda4Qw
耕さん おはようございます
バッテリーの高性能化で必要がなくなっちゃったということなんですね!
使い方としてはデコンプを引いてセルを回し、勢いがついたところで戻してエンジンを掛けるということしか思いつきませんが、イザという時には役に立ちそうです
お金のないヒトや、ズボラなヒトのために残しておいてくれても良いような気がします
僕はこの間も出先で軽トラのバッテリを上げてしまい
一人で押し掛けするはめになりました
押してって、飛び乗って、ギアを入れて、クラッチを放す・・・これを急いでやらなくちゃいけないので忙しいんですよね
> バッテリーが弱った時のために使う装備って、今はないですよね
ヤンマーのYMにも普通に付いていました。
昔のディーゼルエンジンには結構な割合で付いていた記憶がありますね。おそらくバッテリー容量が小さく高価だったので、高圧縮の機関を回すのに力不足になりやすかったのでしょう。
しかも
2.エンジンがまわっている時、および止める時には絶対に使用しないこと。
で止める時の用途に使ってる方が多かったと思います(^^ゞ