使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014

↑2014年の「温湯消毒」動画です。1分ちょっと

ちょっと時間が経ってしまいましたが、さる3月28日、使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」をやるというので見てきました。

飼料稲の種もみがこの間の唐箕による選別で作った、4キロ入り110袋。そしてこれはちょっとうろ覚えなのですが、コシヒカリの新規種もみが70袋・・・合わせて180袋の作業です。

1サイクル10分、4キロの袋が4つしかできないので、180袋ぶっ通しでやっても7.5時間かかります

使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
これらの種もみを処理するわけです。出ているのはコシヒカリの種もみです。
使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
プラス、別銘柄の注文も受け付けているようで、こちらはマンゲツモチ(もち米)だそうです。

温湯消毒は60度10分

使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
温湯消毒は60度10分・・・大きな数字は現在の温度、中央の数字は設定温度、そして右端の数字は残り時間です。この60℃10分というのが律速になります。

使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
温湯消毒の長い一日。このお風呂に入る袋は4袋(多分)どんなに急いでいても、この処理能力とかかる時間は減らすことはできません。

温湯消毒は水仕事

使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
10分経ったら急いで冷たい流水に付けて冷さないとご飯になってしまいます(ウソです)。それは大げさにしても、必要以上に高温にさらすことはしないほうが良いに決まっています。すぐに冷水プールへ持っていきます。
使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
揉むようにして結構十分水にさらします。
使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
のべつまくなしに体を動かすわけではないけれど、10分後には必ずその作業をしなくてはならない・・・なんだかモヤモヤします。こういう仕事はだらけてしまって、かえって疲れそう。

至れり尽くせり

使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
それぞれのメンバーの注文に応じて仕分けをしています。
使う農薬を減らすことができるらしい、コシヒカリと飼料稲/種籾の「温湯消毒」2014
手分けして個別配達・・・デリバリー付です。

このあと各自催芽器にかけて種を冷し、芽を出すばかりまで持っていって種まきという流れです。後々組合で一手に苗作りまでやるようになるのでしょうね。

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