いつも雑記なんですが、きょうはいつになくとりとめがないです。
薪割りによる強制啓蟄
薪割りをしていたら木の間から出てきたコクワガタ。寝ていたのかな? ゴメンね。これ以外にもカミキリムシやムカデなど、いろいろな虫が這い出てきます。
動かした丸太の下には丸々と太ったカブトムシの幼虫がゴロゴロしています。気持悪いなあ・・・土の中とはいえ、ちょっと引っ掛けただけでも破れて中身が吹き出しそう。煮詰めたミルクを薄皮で覆ったような、ものすごく無防備に思えます。
辺り一面にちらばったそういう虫達をついばもうと鳥がやってきます。これはモズ。バグズライフにでてきた、虫達の天敵、鳥にそっくりです。
でも、日差しも空気も春かもしれない
久しぶりに海へ行ってみました。寒くて人が少ない時だけ行っています。画面左の海の上にうっすらと見える陸地が大洗です。海岸線は湾曲しているんですね。春の日差しにだんだん人が出てきた感じです。
砂丘の上になぜか野球のボール。どこから飛んできたのでしょう? おまけに下から上へ転がった跡がついています。
砂の上に枯れ草のコンパスが描いた図形。
無数に人知れず、こういった図形を描いています。
僕が歩いたあとを転がる砂の玉。数日前の雨の影響か、今日はちょっと湿ってます。
移動する砂丘
以前は防風林のあった場所へ砂が襲いかかっています。松が松食い虫などにやられて枯れたのが先か、砂が来てから枯れたのかはわかりませんが、松林が飲み込まれようとしています。砂丘が後退しているんです。
右手の松林(とはいってももう枯れてしまっていますけど)を左手から砂がかぶさっていきます。
松ぼっくりの先、黒く見えるのは砂丘の最先端にできた亀裂です。これが崩れて砂丘はまた数センチ後退します。
年々海岸線の浸食は進んでいます
以前は黄色線のテトラあたりまで砂丘がありました。潮の満ち引きにもよりますが、砂浜はもっと沖へ伸びていました。もう10M〜15Mは引っ込んでしまったのではないでしょうか?
毎年冬になると海岸線でせっせとテトラポットを作っては入れています。また、ヘッドランドと言って海岸の砂の流出を防ぐために建設される人工岬などが作られているのですが、なかなかその進行は止まらないみたいです。
砂浜の侵食は河川から供給される土砂が減少したことや、海岸にできた構造物により砂の移動が妨げられるようになったため深刻化しているそうです。
以前の杉林みたいに山の手入れができなくなって山が荒れ、道路をアスファルトにし、U字溝を入たために雨天時の水量の変化が急激になって川の両岸をコンクリートで固め、そのために海へ流れ込む土砂が減り、今度は軍艦みたいに海岸線をコンクリとテトラポットで固めなくてはいけなくなってしまった。
そんなところでしょうか。
その砂の流失を食い止めようと作られたヘッドランド、鹿島灘沿岸に33基あるそうですが、この事業は昭和60(1985)年から平成20(2008)年度まで行われていたそうです。
23年間も! 以前大きな御影石?の塊を海にぶっ込んでいるダンプのおじさんが「あと何十年もやるんだ」と言っていたのを聞いたことがあるんですが、ウソじゃなかったんだ!
海の上の通路をバックで行って、その先端でダンプして大きな石を落としていたんです。「引っ掛ってしまってバク転とかしないの?」って聞いたんでした。まあ、そうなったらバク転しちゃうそうですが・・・
ヘッドランド周辺には強い離岸流
茨城県のWEBページにあったヘッドランドの写真(http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/01class/class06/suinan/suinan.htm)こんなキノコみたいな形をしています。
ヘッドランドの大きさは沖へ突き出す長さ150m。キノコの笠の大きさ100m。これが33基とは・・・ピラミッド並みですね。海上保安庁のWEBページより(http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/ibaraki/04shiryou/rigannryu/headland_katachi.htm)
海上保安庁のWEBページ、きっと中の人が手作りしているのでしょう・・・不思議な雰囲気を醸し出しています。
ヘッドランドの魔性性
作る人の人柄が出るというか、顔が見えるというか・・・タイトルが「ヘッドランドの魔性性」です。(http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/ibaraki/04shiryou/rigannryu/headland_mashou.htm)「魔性性」にグッときちゃいました。おまけに竜のイラストが入っています。危険なので子供をゼッタイに遊ばせないようにしてくれ! という心の叫びがその言葉、絵柄のチョイスに強く現れています。「魔性性」って普通出てこないよなぁ・・・僕が変換したら「魔性製」になってしまいました。
ぶち切れ
同じ論法で行けば国土技術政策総合研究所というところにあった「離岸流」(http://www.nilim.go.jp/lab/fcg/siryou/rigan.html)についての記述・・・
離岸流は、オリンピック選手ではないとさかのぼれないほどの速さで流れています。(1m/s~2m/s) したがって、普通の人が離岸流に巻きこ込まれた時に、単純に岸(陸)に向かって泳いでしまうと、いくら泳いでも岸(陸)にたどり着けずに体力ギレになってしまいます。 みなさんが、もし離岸流に巻き込まれた時には、慌てずにできるだけ陸地と平行に泳いで、離岸流から脱出しましょう(図-3参照)。離岸流の幅は、20~30mくらいなので、25mプール分くらい岸(陸)と平行に泳げば脱出できるでしょう。
注目は「体力ギレ」です。僕が変換すると「体力切れ」になります。このページは中の人が作っているように思えませんが、作った人は「逆ギレ」ってうつことが多いのでしょうね。
結論やオチがなく、ホントにとりとめもなくなっちゃいました。また明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事: