もうすっかり全員正解のバレバレになってしまいました。僕は写真を眺めていて気がついたのですが、もしかしたらプロの中では「何を今さら」なジョーシキだったのかもしれません。
僕が撮りトラしたヰセキBIG-T6150は青く塗ったマッセイファーガソンだったのです。(断定してますけど、しちゃってもいいか・・・という感じです)
だって・・・
ヰセキはこちら
MFはこちら
錘の形が違いますけど、黒顔羊のショーン顔や目の位置、目の下のフード跳ね上げ取手の位置、エンジンフードサイドのプレスの形、エンブレムが貼ってあるボンネットの飛び出し部分の形状、作業灯の形状・・・もうそっくりです。
拡大して並べてみる・・・
スペックは微妙にヰセキ仕様みたいです
調べてみると・・・
もしかしたらカタログ落ちしちゃって在庫のみの扱いになっているのかもしれませんね。スペックはシス製4気筒49C 水冷4サイクル4気筒直噴ディーゼルターボインタークーラー 定格103馬力 ブースト110馬力 ブースト最大118馬力だそうです。
これと同じマッセイファーガソンの機体はさっと見た限りでは見つからなかったので、(どれも微妙に違う)ヰセキ仕様なのかもしれませんね。
説明はヰセキのほうがわかりやすい感じ
ヰセキのほうが親切に書いてあるように思えますが、どちらも隔靴掻痒な感じです。もちろん、シロウトにわからなくてもよいわけですから、これでいいのですが、OPさんのコメントしてくれた説明はよくわかりました。そのように書いてくれればさらにいいのに・・・
OPさんのコメント、引用しておきますね
ダイナ4は油圧パワーシフトです。
クラッチを踏まずとも湿式多板クラッチと電磁バルブの作用でスイッチ一つで変速できます。
パワーシフト4段なのでダイナ4。
MFのミッションの商品名?みたいなものですね。けん引中に上り坂になってチョット重たいなという時にレバを一回手前に倒すだけで、
ギヤを1段落としてくれます。
逆に下りでパワーが余ってきたらシフトアップして作業を高速化できます。
ABCDのパワーシフトはけん引中でも操作可能ですが、
1234の主変速はシンクロMTなので無理は禁物です。この上に64○○シリーズがあり、
それらは6段パワーシフト+オートマチックモードがあり、
エンジン回転を感知して自動でシフトアップ/ダウンしてくれるスグレモノです。クルマのATに近い感覚で乗れますが、
中身はMTに近いのでクリープも無くスリップ率も低いです。
クルマのATはトルコンなのでけん引作業には向きません。
わかりやすいです!!こう書けばバンバン売れるかもしれません!
歌舞伎顔と違うわけだ・・・作っているところが違うのだから
ヰセキトラクタBIG-T6150 ちょっと顔のライン自分好みで、他のラインナップと違うわけです。作っているところが違うんですもん。
更によく見たら・・・
更によく見たら、今メインで取りあげられているBIG-T7600シリーズもマッセイファーガソン製のように見えます。
ちょっと猛禽類を思わせる、飛び立ちそうなデザインが新しいMF7600。こちらはBIG-T7600とほぼ仕様が一緒です。こっちも同じみたいだなあ。ヰセキのサイトには「マッセイファーガソン」とはどこにも書いてありません。
ヰセキで作ってMFで売っているということも考えられますし、小さいトラクタはヰセキで作って大きいのはMFみたいなバーターかもしれません。農機の世界は入り組んでいますねえ・・・
アキラさん おはようございます
お返事遅れました
キャビン名称まで気が付きませんでした
なるほど、そこでチェックできるわけですね
情報ありがとうございました!
ちなみにメーカーのカタログにキャビン名称が載ってるのですがそれでOEM品かどうか大体わかりますよ。
BIG.TならAGCOとちゃんと書いてます。
愛読者さん おはようございます
MF型番のトラクター 猛禽類顔ですね
どちらが考えたんだろう
MF1736あたり、微妙にニセモノ感が漂っているのが気になりますが
エントリーモデルはそんなものでしょうか
逆にMF1734ならそんなにおかしくないですね
かわいらしい感じで・・・
おじまさん おはようございます
赤が青に緑に青が赤に・・・何だかこんがらがってきますね
足りないラインを補いあって生き残るか
ブランドを買収してアタッチメントまでラインナップを揃えるか
ということはクボタは大きな機体のトラクタメーカを買収するかもしれませんねえ・・・
下記のページは、今年6月20日のイセキのニュースリリースです。
http://www.iseki.co.jp/nr/NR20130620.pdf
「海外向け」のページに登場する北米・オセアニア向けトラクター。
「AGCO社向けOEM製品である~以下略~」って書いてあるトラクター達・・・既に形式がMFで始まっちゃってます(笑)
(MFはAGCO社の傘下なので、AGCO社向け=マッセイファーガソン向けってことで良かった筈です。)
>>ヰセキで作ってMFで売っているということも考えられますし、小さいトラクタはヰセキで作って大きいのはMFみたいなバーターかもしれません。農機の世界は入り組んでいますねえ・・・
正解です!!
今や三菱トラクタみたいな国内メーカー間のOEMだけでなく、海外メーカーも巻き込んでのOEMの嵐らしいです。
MFの小さいクラスはイセキ製。逆に、イセキの大きいクラスはMF製です。
ついでに、
JDの小さいクラスはヤンマーの赤トラを緑に染めてます。
色変えてるだけです。
クボタは…
その必要が無いのかも。
ヨーロッパの大手インプルメーカー、クバーンランド(本社ノルウェーで、クバンラドとビコンの2ブランドを展開。クバンランドはいろいろ作ってますが特に播種機で有名・ビコンブランドは畜産関係インプルで有名。ビコンは日本にもユーザーが多く、ビコンジャパン(クボタとは無縁)が取扱いです)を完全子会社化しましたから、企業としての展開方向が少し違ってるのかも。
http://www.kubota.co.jp/new/2012/20120508.pdf
クバンランド…すごい機械が満載のwebでたまに見に行ってたブランドなんですが、去年からクボタ傘下です。
http://www.kvernelandgroup.com/