今年もMさんに誘ってもらってダイナミックフェア2012(JAグループ茨城の 農機・生産資材展示会)に行ってきました。ちょっと甘く見ていてデジカメの電池を取り替えるのを忘れてしまい、痛恨の電池切れ・・・今年は写真は少ないのをあらかじめお断りしておきます。
ちょっとこの項珍しく長いですけどガマンしておつきあいください。
なんだかんだ言って今年でここへくるのも3回目です。毎回楽しみになってきました
気になったもの
この展示会の中で僕の一番の注目はトラクターなのですが、気になったものが2つありました。そのうちのひとつは中古品のコーナーにありました・・・
かっちょい〜!SHIBAURA SD1540D
もうすでに売れていましたが、いくらだったんでしょう? 調べてみると四輪駆動で20馬力なんて記載も見かけますけど、品番だと15馬力で四駆でディーゼルって感じでしょうか?
シバウラについて調べてみた
シバウラ 今はないメーカーなのかと思ったらちゃんとあるのでした。ウィキペディアによれば、
株式会社IHIシバウラ(アイ・エイチ・アイ シバウラ)は、長野県松本市に本社を置くエンジン(ディーゼルエンジンなどの産業用エンジン)、農業用機械、消防ポンプ等の防災関連機器のメーカーである。『シバウラ』ブランドで知られる。
かつてはシバウラブランドの管理機やトラクターを開発、製造していたが1991年にヤンマー農機(現・ヤンマー)と業務提携し、スローガンとして『パートナーシップ ヤンマー☆シバウラ』を称えて同社にEF100シリーズ(フルホイール、16馬力~22馬力)とCT100シリーズ(フルクローラー、18馬力~22馬力)のトラクタをOEM供給している。自社ブランドでの国内向け農業機械分野からは段階的に撤退しているが、芝地管理用ターフトラクター、乗用モア等の機械は2010年現在も引き続きシバウラブランドとして日本、及び海外に向けて製造販売している。
なお、かつて「シバウラ」ブランドで販売されていたオリジナルの国内向け農業機械用の純正部品は2011年現在、業務提携先のヤンマーが全て保有している。
おお!シバウラブランドはでは国内展開してはいないけど、現役でバンバントラクターを作ってるんですね! しかも部品は全てヤンマーにあるそうで安心です。
話は戻って
まさにハシゴフレームにタイヤを付けてエンジンの乗せてカバーをかけて出来上がり
残念だったのでなぞって起こしてみました
そういえば去年ここで見つけたものも描いてありました。そこから全農→禅と能→ZEN-NOHトラクターメーカーの話になったんでしたっけ・・・
ん?そうか!ブリキのオモチャみたいなんだ
ブリキのオモチャに似てるからいい感じなのか、ブリキのオモチャがこういう形に似ているからいいのか、どっちだかわかりませんが
とにかくプラスチックと違うカタマリ感というか質感があります。丸っこいからかっこいいのかというとそうでもなく・・・
前に作った軽トラ
水戸芸術館でワークショップをやっていたブリキのクルマの作家さんの作品に触発されて作ったもの・・・トラクターにしときゃよかった。
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何といってもいいのがコックピット
コックピットっていうのかどうかわかりませんが、気がつけばたくさん写真を撮っていました。
OPさんこんにちは
クルマなどでもそうですからトラクターもきっとそうなのでしょうね
生産性とは別にプラスαのインセンティブが与えられるようでないと
エコでいられないような気がしてきました
気に入ってるのであれば直し続けながらいつまでも乗りたいですが、
トラクターの年式が進むほどに構造が複雑化し部品交換することでしか維持できなくなりつつあります。
現状では定期的な更新の方が経済的には有利あ場合もあるので、古いトラクタを使い続けるのは今後ますます難しくなると思います。
全然エコじゃないし夢の無い話ですが、安い農産物を生産し続ける現場の現実です。
ただ古いトラクタはトラブル少ないです。
部品も鍛冶屋で作れます。
極めてエコです!!
個人的にはお化粧してしまっておくよりも、生涯現役での動態保存を心がけたいです。
OPさん
おはようございます
ほんときれいです
再塗装はしてるみたいですけど・・・
もしかしたらOPさんのおっしゃるようにあまり使われず大事にされていたのかもしれません
でも機械はきっとコタコタになるまで使わるのを望んでいると思います
ただ、そのあとは解体屋へではなくどちらかといえば修理屋さんに行きたいと思うかな?
もし、修理もできないほど使われるのならそれが一番で機械冥利に尽きるでしょうね
シバウラ、とても綺麗な個体ですね!
グリルなどの凝った細工も生産効率重視の今のトラクタには見られないモノです。
売約の紙が貼られてるところを見ると、このトラクタはnoraさんの他にもファンが多いようですね(笑)
よく手入れされているのはもちろんなんですが、稼働率の少ない小規模な所で働いてたのかな?などいろいろ想像してしまいます。
こっち(北海道)では台数は多いですが面積も多いので、後々価値があがろうとカッコ良かろうとコタコタになるまで使い切ってしまい解体屋へ、というパターンが多いのでなかなか綺麗なクラシックトラクタを見つけることができません。
隣町の機械屋で舶来メインで古いトラクタばかり集めている所があるので、ヒマみて撮ってこようと思います。