
あたりまえと言えばあたりまえなのですが、ずっと見ていると、島地区の植物は見事に湿った土地の植物ばかりです。改めて植物の「自分に快適な環境発見能力」は、すごいものだと思います。

用水の脇でトウバナを見つけました。ざらざらしたしたような産毛が生えていて、葉っぱはシワシワで柔らかく、茎のまわりに花がぐるっと付く、ホトケノザとか、ヒメオドリコソウ、オドリコソウ、とかどこかで見たような、姿形が共通したシソの仲間だそうです。セントウソウ(剪刀草)という薬用植物でもあるそうです。


低いところに高山植物が生えたり、乾燥地帯に湿生植物が生えたりは絶対にしていません・・・人間だったら、結構生息環境を間違えて、息苦しい生活を送っている人がいそうですよね。