投稿日: 2019年2月6日1971,72,73年のいずれか生まれ。クボタL2000「撮りトラ」 今日は某所で見た、クボタトラクター L4ケタ末尾00のL2000「撮りトラ」です。 クボタL2000です。 L4ケタ末尾00シリーズは、まずL1500が端緒を開いたのですよね。「久保田鉄工最近10年の歩み(創業90周年)」によれば、46年(1971年)には、耕うん機技術部で乗用耕うん機の発送を生かした超小型四輪駆動トラクタ・ブルトラB6000(11馬力)を開発した。また、小型本格トラクターとしてはL1500(15馬力)を開発したが、これが爆発的な人気を呼び、日本農業のトラクタ時代への本格的幕開けへとつながった。ちなみに、農用トラクタの全国出荷台数を比較してみると、35年(1960年)当時はわずか3300台強に過ぎなかったものが、47年度(1972年度)には累計30万6500台へと激増し、このうち、当社(久保田鉄工株式会社)が10万台強、32.7%のシェアを占めるまでに成長したのであった。とあります。 クボタL2000 また、同じ「久保田鉄工最近10年の歩み(創業90周年)」に、1973年にL型シリーズの完成を見たことを伺わせるような記述があるので、L2000は1971年〜1973年あたりの生まれだと考えられます。 クボタL2000 運輸省型式認定番号はどうでしょうか・・・ 運輸省型式認定番号 農 765号クボタ L2000型L1500はどうでしょう クボタL1500(二駆)です。クボタL型数字4ケタ末尾00トラクターは先日の予想では「1969年〜1976年の間のどこかで生まれたのではないか?」ということに落ち着いています。 L1500運輸省型式認定番号 農 745号クボタ L1500型 ついでにブルトラ 以前見た最初のブルトラB6000です。 運輸省型式認定番号 農 750号クボタ B6000型 認定番号順でいえばL1500→B6000→L2000 クボタL2000 運輸省型式認定番号の順でいえば、L1500→B6000→L2000ということになります。そして、これが1971年〜1973年の間ということでもありますね。あ!エンジンは3気筒なんですね! クボタL2000 銘板を見てみます。 クボタL2000の銘板部分を拡大するとクボタ|農用|トラクタ車台型式 L2000車台番号 41095機関型式 D1100出力 20PS無負荷最高回転数 2900rpm久保田鉄工株式会社製造とあります農765近辺の他社トラクターは? 運輸省型式認定番号で生まれ年を想像できるとすれば、認定番号の近いものは同級生ということになります。クボタL2000の認定番号農765に近いものを探してみると・・・三菱トラクターR2500Gです。tractordata.comによれば、青いDトラの前の赤い三菱・・・1970年〜1975年製造。車体のプレートによると、1192cc2気筒ディーゼル25馬力/2700rpmです。 “1971,72,73年のいずれか生まれ。クボタL2000「撮りトラ」” の続きを読む