1958年型式認定、茨城県石岡市宮内さんの宮内式2型「朝1分の農機考古学」

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もう実機は見られないであろう運輸省型式の若い番号の古い農機を本や雑誌から探している「朝1分の農機考古学」。今朝はついにその画像すらありません。資料には製造者が会社名ではなく「宮内貞之介」と個人名で載っていて、しかも近隣の茨城県石岡市(番地まで載ってる!)の1958年型式認定宮内式2型です。

したがって今日は農機の画像も何もありません。それではなんだかつまらないので宮内貞之介さんの想像図です。近所なので是非見たいですけど、全くなんの手掛かりもありません。石岡市の図書館に行けば郷土史などからわかるのでしょうか?
したがって今日は農機の画像も何もありません。それではなんだかつまらないので宮内貞之介さんの想像図です。近所なので是非見たいですけど、全くなんの手掛かりもありません。石岡市の図書館に行けば郷土史などからわかるのでしょうか?
全くどんな農機かわかりませんけど一応シートにも記入しておきます。資料には個人名が記入されていましたが、実際には大農社という会社(おそらく屋号で株式や有限などの形は取っていなかったと思われます)を経営されてらしたようで、その大農社は1982〜1984年くらいまでは存在が確認できます。その後どうなったかはわかりません。資料によれば農耕作業用軽自動車運輸省型式認定番号農130号宮内式2型となっています。
全くどんな農機かわかりませんけど一応シートにも記入しておきます。資料には個人名が記入されていましたが、実際には大農社という会社(おそらく屋号で株式や有限などの形は取っていなかったと思われます)を経営されてらしたようで、その大農社は1982〜1984年くらいまでは存在が確認できます。その後どうなったかはわかりません。資料によれば

農耕作業用軽自動車
運輸省型式認定番号 農130号
宮内式 2型

となっています。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今まで資料を見てきて製造者の欄に個人名が書かれているのは初めてです。いやー・・・ぜひ何か関連する情報知りたいですよね。今朝はこんなところです。それではまた明日!

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“1958年型式認定、茨城県石岡市宮内さんの宮内式2型「朝1分の農機考古学」” への7件の返信

  1. フランツさん おはようございます
    P151の耕耘機が宮内式2型ですね?ありがとうございます
    そのように明日書き直しましょう

    以前から古い農機を見かけた時に古いということはわかるのだけど
    「どれだけ古いか」「こちらとあちらどちらが古いか」というのを知りたいと思っていました
    その解決法の一つが運輸省型式認定番号でして
    僕は運輸省型式認定番号に相当する農機の形をコツコツと発掘しています
    認定番号により1957年以降の日本の農機はほぼ全て年代別、番号順にソートできます

    宮内式2型は制度創立2年目1958年の認定で
    創立初年度はそれ以前のものを全部まとめて認定という形なので
    番号的にはほぼ最古と言ってよい耕運機です すごいですよね!

  2. nora様

    この度は驚きでした。まさか!今になって父の開発した宮内式チビトラクター(愛称チビトラ)を調べている方が居たことに…。

    「ポツダム少尉」
    第一版をご覧になって頂けると
    P151の耕耘機が宮内式2型のはずです。
    残念ながら、第4版も耕耘機の情報は同じレベルです。残念ながらチビトラの実機は、当家にはありませんが、ひょっとしたら、茨城町、大穂町、豊里町(現在のつくば市)で保存している方が居るかどうかです。
    ただ、チビトラをご存知の方は、今、88歳以上の方だと思われます。おそらく、奥州市の1台が現存品かもしれません。

    ヤフーオークションにかなりの期間載っていたので、自費出版本もこうしたルートになることにも驚きでしたが、nora様の手元に届いて父も喜んでいることでしょう。
    イラストもお見事です。思わず笑ってしまいました。😂

    この度は、誠にありがとうございました。

  3. フランツさん コメントありがとうございます
    お返事遅くなりました
    お父上の本については他の人からも情報をもらい
    「宮内式2型」の情報があるかとすでに第一版?はオークションで手に入れていました
    (残念ながらそれについての情報はありませんでしたが)
    第四版があるのですね!!

    僕も少し父の自費出版を手伝ったことがあるので豪華な装丁と厚い紙に驚いていたところです
    県立図書館にあるのであれば見に行ってみます

    ありがとうございます

  4. nora様
    初めてメールいたします。
    小生の父を取り上げて頂き誠にありがとうございました。
    宮内式チビトラクターを製造したのは小生の父です。
    小生の父の話を一冊の本(自費出版)に纏めて、全国130ヶ所の図書館に登録頂いております。
    題名は、「ポツダム少尉 68年ぶりのご挨拶 呉の奇蹟 第4版(最新版)」
    県内は、茨城県立図書館の郷土資料コーナーで読むことが出来ます。
    是非一度お読み下さい。
    父は終戦時、呉海軍工廠 造機部(エンジン部門)で終戦を迎えております。
    そうした海軍時代の話を調査して、戦後の父の歩みを描いた本です。10年前に、アニメ映画「この世界の片隅に」がありましたが、主人公 すずさんと同時期の呉に居て、戦後!耕耘機や農機具を開発した訳です。

    YouTubeの実機は、大谷翔平さんの故郷である奥州市のマニアの方が偶然手に入れて、保存して頂けたようです。
    とにかく、小生の父の耕耘機に関心を持って頂き誠にありがとうございました。

  5. ラ長さん 僕には見つけられませんでした、コメントありがとうございます!
    この本ちょっと高かったのですけど農機の写真が載っていたら嬉しいな・・・と落札してしまいました。
    その後いろいろ調べたのですが、貞之介さんはお父様が創立した会社の二代目のようですね
    石岡市史に少し記述がありました
    ただ宮内式2型の写真はまだ見つかっていません

  6. いつも楽しみに拝見しています。
    「宮内貞之介」でweb検索をかけますといろいろと情報が引っかかりますね。それなりの人物だったようで興味深いところです。石岡あたりには子孫の方とか残っていないでしょうかね?

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