
毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1983年型式認定、スピードスプレーヤーのショーシン昭信B02D-KTです。ベースのB02Dが誕生したのが1977年と思われますがこちらは認定されていないので、スプレーヤー自体が認定されるようになったのが1983年ということなのかもしれません。




しかし、いくら資料を探しても1977年にはスプレーヤー(運輸省的には農業用薬剤散布車)は見つけられません。多分ですが数も少なかったでしょうし「行動を走る車」という認識自体がなかったのだと思います。
この農業用薬剤散布車が資料に出てくるのが概ね今回の1983年あたりから・・・目をつけられてしまったのでしょうね。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1516号
昭信 B02DKT型
となっています。表に書き入れるとこのようになります。考えてみれば初めのうちは耕耘機しかなかったこの表、企業の努力によってまずは乗用のトラクターが加わり、コンバインが加わり、さらにはこのような乗用のスプレーヤーがメンバーに加わってきたわけです。(林内作業車や伸縮・屈折式林内作業というのもありましたね!)
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今朝はこんなところです。今日も暑いですが屋外で作業頑張ってやります。それではまた明日!