1958年型式認定シバタLT型「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料とオークションのカタログから、1958年農耕作業用軽自動車型式認定の牽引型耕耘機、兵庫県赤穂郡にあった柴田工業株式会社のシバタLT型です。

ネットオークションで見つけてきたカタログというかチラシです。シバタ耕うん機とあります。よく見るとLT型という機種みたいです。
ネットオークションで見つけてきたカタログというかチラシです。シバタ耕うん機とあります。よく見るとLT型という機種みたいです。
手持ちの資料を漁ってみるともう少し詳しいものがありました。エンジンも耕運機も作っていた柴田工業という会社の製品です。
手持ちの資料を漁ってみるともう少し詳しいものがありました。エンジンも耕運機も作っていた柴田工業という会社の製品です。
今でも存在する上郡町のレジェンド的会社みたいです。
別の資料によれば運輸省型式認定番号はなんと二桁の農42号です。農耕作業用軽自動車運輸省型式認定番号農42号シバタLT型でした。エンジンはシバタH3型で認定されています。
別の資料によれば運輸省型式認定番号はなんと二桁の農42号です。

農耕作業用軽自動車
運輸省型式認定番号 農42号
シバタ LT型

でした。エンジンはシバタH3型で認定されています。
シートに記入するとこうなります。型式認定はその制度ができたとき(1957年)にすでに存在していたオリジナルメンバー農機34台に次ぐ準オリジナルメンバー1958年組です。しかも二月認定の42号とかなりオリジナルに近いメンバー。
シートに記入するとこうなります。型式認定はその制度ができたとき(1957年)にすでに存在していたオリジナルメンバー農機34台に次ぐ準オリジナルメンバー、1958年組です。しかも二月認定の42号とかなりオリジナルに近いメンバー。機能や性能にお墨付きを与える国営検査に合格してからの型式認定の申請でしょうから、ほぼオリジナルメンバーと言っても良いスケジュールだったでしょう。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今日はこんなところでしょうか・・・。ここのところ天気が良く明るいのでウキウキしています。それではまた明日!

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