1980年型式認定日の本E392「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとオークション画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1980年型式認定の日の本E392です。ターボがついて32馬力から39馬力になった四駆のE394が前年に出ていますが、二駆のE392をなぜか翌年に発売。しかし売れなかったのでしょう・・・いくら探しても写真はこれ一枚しか見つかりませんでした。

ネットで見つけてきた日の本E392です。詳細な販売データは持っていないものの、これまでの感覚から「ネットでの見つかりやすさ」は四駆の圧勝です。運輸省型式として存在はしているのに見つからない・・・というものはほぼ二駆でした。僕の個人的感覚で言うと「売れないのに出している」です。
ネットで見つけてきた日の本E392です。詳細な販売データは持っていないものの、これまでの感覚から「ネットでの見つかりやすさ」は四駆の圧勝です。運輸省型式として存在はしているのに見つからない・・・というものはほぼ二駆でした。僕の個人的感想で言うと「売れないのに出している」です。なんとなく出しているのか、そんなに手間じゃないから出しているのか、ユーザーのためを思って出しているのか、それら全部なのかはわかりません。
しかも、E392の四駆版は前年の1979年にE394としてE324をモデルチェンジ(ターボがついて馬力アップ!)して発売されています。

そのためE324の型式認定番号を引き継いでいます。ですからE392は日の本の39馬力として初めて独自の運輸省型式を取得したトラクターということになります。だからどうってことはないですけど。

超希少品日の本E392は写真一枚のみで当然運輸省型式認定番号銘板の写真もないですが、手持ちの資料によれば小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1366号日の本E392型と言うことになります。
超希少品日の本E392は写真一枚のみで当然運輸省型式認定番号銘板の写真もないですが、手持ちの資料によれば

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1366号
日の本 E392型

と言うことになります。他のメーカーも二駆と四駆は必ずラインナップしてますし、もうそうしなくてはいけなかったのでしょう。上のヤンマーは同時発売ですが、日の本は前年に四駆を出し、翌年に二駆を出すと言うパターンでした。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝は朝から晴れてます。田んぼには水が張られてきてとってもいい感じです。それではまた明日!!

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