1959年型式認定竹下耕運機VS型「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はカタログの写真と資料から1959年型式認定、竹下鉄工の耕運機VS型です。番号銘板がなかなか見つからないので古いカタログを漁っています。

ネットオークションで見つけてきたヤンマー農機の前身、竹下鉄工のチラシです。豪華なカラー(とは言え写真が白黒なので色を乗せだだけ)のチラシです。田植え機の車輪に近い「特殊ゴム水車」というのが気になります。
ネットオークションで見つけてきたヤンマー農機の前身、竹下鉄工のチラシです。豪華なカラー(とは言え写真が白黒なので色を乗せだだけ)のチラシです。田植え機の車輪に近い「特殊ゴム水車」というのが気になります。少し最低地上高も稼げるのでしょうかね・・・
3つ3つ耕耘機が載っている中で今回は新発売のVS型をとりあげます。資料の中ではV-S型となっていますが、この「-」は悩ましいところで会社によって、チラシによって、そして実際に型式認定の表記でもまちまちで、いかにこの「-」が蔑ろにされてきたかわかります。しかし、運輸省型式認定はお国の制度ですから一字一句違うということは許されません。竹下鉄工として型式認定を受けた耕耘機はそんなに多くありませんから、ここではこのVS型を資料のV-S型と同じものとみなします。
3つ3つ耕耘機が載っている中で今回は新発売のVS型をとりあげます。運輸省の資料の中ではV-S型となっていますけど・・・

この「-」は悩ましいところで会社によって、チラシによって、そして実際に型式認定の表記と比べてもまちまちで、いかにこの「-」が蔑ろにされてきたかわかります。しかし、運輸省型式認定はお国の制度ですから一字一句違うということは許されません。竹下鉄工として型式認定を受けた耕耘機はそんなに多くありませんから、ここではこのVS型を資料のV-S型と同じものとみなします。
こちらのスペックでもVSとなっています。ただ、運輸省の資料の方でもエンジンが5馬力クラスとなっているのでVS型がV-S型というので間違っていまいと思います。
こちらのスペックでもVSとなっています。ただ、運輸省の資料の方でもエンジンが5馬力クラスとなっているのでVS型がV-S型というので間違っていまいと思います。
こちらのスペックでもVSとなっています。ただ、運輸省の資料の方でもエンジンが5馬力クラスとなっているのでVS型がV-S型というので間違っていまいと思います。
シートに記入します。1959年も押し詰まった12月の認定で、まだ軽自動車表記の時代ですからもし銘板があったとしたら

軽自動車
運輸省型式認定番号 農170号
竹下 V-S型

と書かれていたはずです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

もうこんな時間!!!仕事始めの人もいるかしら? 今日はここまでです。それではまた明日!!

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