某所でいただいたカタログです。ヤンマーがディア社と提携したのは1972(昭和47)年ですが、それ以前は日立建機がジョンディアを売っていた・・・という証拠のカタログ・・・全く知らなかったなぁ。日本に入っていたJD1020とJD2020は日立建機が売っていたのでした!
1968年日立建機JD1020/2020カタログ
数多い速度段
昔のカタログに頻繁に出てくる「ねばり」がここでも出てきますね。これだけ「ねばり」が多く出てくるということは、昔のエンジンは根性なしで負荷をかけると途端にエンスト・・・なんて感じだったのでしょうか?
この中で少し引っかかったのは・・・
数多い速度段
カタログより
前進8段、後進4段もあります。このため、あらゆる作業に最適な速度を選べ、便利です。
速度段という表現は初めて見ました。違和感はめちゃめちゃあるのですが、なんか直感的、感覚的で面白いです。
とにかく、昔のカタログにありがちな「便利」(ぼんやりした表現)「あらゆる」「完璧」「全くなし」「絶好」(言い切っちゃって大丈夫か?)など、全くエクスキューズなしの絶賛表現のオンパレードです。カタログはそもそも商品を礼讃するためのものなんですから今だってこれでいいのじゃないでしょうか??
この時点のことしか今の時点ではわかっていませんが、JD1010やJD2010も日立建機が輸入していたのでしょうか・・・わかる方がいらっしゃったら教えてください!!
以前見たJD1020
JD2020は見当たらず
ヤンマーは1972年から
提携時の写真はJD1120?
日立建機→ヤンマーと扱いが切り替わったのか、それとも両社で・・・例えば50馬力未満を日立建機が扱い、50馬力以上をヤンマーで扱う・・・そんな可能性もありますが、その辺はわかっていません。
朝の時間の中での話なので色々生煮えではありますが、まずはヤンマーの前は日立建機でジョンディアを売っていた・・・という情報でした。それではまたあした!