お米の行き先の1つ、酒造りのことなにも知らなかったなぁ

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水戸芸術館で開かれている、「今村源 遅れるものの行方」展 関連企画今村源とたずねる見えない世界のフィールドワークで水戸市下市地区の酒蔵、一品さんで工場見学をしてきました。その2です。「お米たべてー!」TEAMとしては、お米の行き先の1つ、酒造りのことなにも知らなかったなぁ・・・と思います。今日もあまり時間があるわけではないので切れ切れに行きます。

酒蔵にぶら下がっているこの玉、杉玉・・・写真を撮り忘れたのでこれはウィキペディアから・・・新酒ができる頃「新酒ができましたよ〜♪」とこれをぶら下げて、こんな風に茶色になると「お酒が熟成しました」というサインになるそうです。この玉、買ってくるわけではなく、自分で作るのだそうです。
水戸市中心から南東にそこし行ったところにある、一品というお酒を作っている吉久保酒造さんです。あちこちに色々なものが積み上がっていて、1つとして酒造りに関係のないものはないわけで興味津々です。
水戸市中心から南東にそこし行ったところにある、一品というお酒を作っている吉久保酒造さんです。あちこちに色々なものが積み上がっていて、1つとして酒造りに関係のないものはないわけで興味津々です。中央の煙は昨日紹介したユズの酒に火を入れているシーンです。

↑これですね

まずは敷地の端にある、元は米問屋だという一品さんならではの精米所を見せてもらいます。左にある茶色の扉を開けると・・・
まずは社長さんの案内で敷地の端にある、元は米問屋だという一品さんならではの精米所を見せてもらいます。左にある茶色の扉を開けると・・・
納豆屋さんです。もっとも強力な菌の1つである納豆菌を避けるため、酒造りの始まる10月から『納豆断ち』をするという酒蔵のみなさんですが、ご近所さんが納豆屋さんということで「日本一危険な酒蔵」と呼ばれているのだ・・・と、話の掴みに社長さんがおっしゃっていました。
納豆屋さんです。もっとも強力な菌の1つである納豆菌を避けるため、酒造りの始まる10月から『納豆断ち』をするという酒蔵のみなさんですが、ご近所さんが納豆屋さんということで「日本一危険な酒蔵」と呼ばれているのだ・・・と、話の掴みに社長さんがおっしゃっていました。見えますかね?ちょうど中央に見えるのが納豆屋さんです。
もちろん、周囲にこのように納豆菌が漂っているなんてことは全くなく、単に「話のタネ」ということなのですけど、『納豆断ち』するくらいなのに納豆屋さんがご近所さん・・・というのがすごく面白いです。
もちろん、周囲にこのように納豆菌が漂っているなんてことは全くなく、単に「話のタネ」ということなのですけど、『納豆断ち』するくらいなのに納豆屋さんがご近所さん・・・というのがすごく面白いです。
元は墨で「精米所」と書かれていたのでしょうけど、今や墨の乗っていたところがわずかに凸担っているだけの木製プレート。
元は墨で「精米所」と書かれていたのでしょうけど、今や墨の乗っていたところがわずかに凸担っているだけの木製プレート。
外の看板の古さに比べて中の精米機は新しいです。自家精米の酒蔵は珍しいのだそうです。
外の看板の古さに比べて中の精米機は新しいです。自家精米の酒蔵は珍しいのだそうです。
こちらには磨いた米が残るタワーのようで・・・
こちらには磨いた米が残るタワーのようで・・・
こちらには所謂「ぬか」が残るタワー。
こちらには所謂「ぬか」が残るタワー。ただ、その「ぬか」は僕がコイン精米所で精米するときとは違う感じになっています。
「ぬか」が色?ごとに分類されています。もちろん、それぞれに引き取り手がいて、売られていくのだと思うのですが、こちらが僕も良く知っている赤糠。ほんのり茶色いです。
「ぬか」が色?ごとに分類されています。もちろん、それぞれに引き取り手がいて、売られていくのだと思うのですが、こちらが僕も良く知っている赤糠。ほんのり茶色いです。
こちらは「ほんのり黄色い?」と感じるくらい。小麦粉ぐらいでしょうか?の中糠。
こちらは「ほんのり黄色い?」と感じるくらい。小麦粉ぐらいでしょうか?の中糠。
こちらは「白いでしょう」の白糠。
こちらは「白いでしょう」の白糠。
最後は上白糠。もはや白糠との区別がつきません。白いのはせんべい屋さんに行くとおっしゃっていたような気がしますが、ソフトせんべいは上白、フツーせんべいは白・・・みたいに製品によって使い分けるんですかね?
最後は上白糠。もはや白糠との区別がつきません。白いのはせんべい屋さんに行くとおっしゃっていたような気がしますが、ソフトせんべいは上白、フツーせんべいは白・・・みたいに製品によって使い分けるんですかね?
確か50数パーセント磨いた米ということで見せてもらいました。かなり小さくなっちゃってます。
確か50数パーセント磨いた米ということで見せてもらいました。かなり小さくなっちゃってます。

あとで調べた自分なりの理解ですが、玄米のあの茶色の皮とか胚芽部分の油などは雑味の元となるそうで、その成分は主に外側に染み込んでいるので、削れば削るほど雑味が少なくなるのだ・・・ということみたいです。

となると、油などは時間が経つにつれ染み込みそうですから、古くなった米だと余計に磨いたりしているかもしれないですね。

気候や材料だって違うのに、毎年同じ味の酒を作り続けるのは、僕などでは全くわからない苦労があるのだろうなと想像してしまいます。今日のところはこの辺で・・・大して写真もありませんけど発酵編?はまた後で。それではまた明日!

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