1970年型式認定、富士小松ロビン株式会社のロビントラクターST60(型式名RT60形)「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1970年小型特殊自動車型式認定、富士小松ロビン株式会社の耕うん機、ロビントラクターST60です。資料の型式ではRT60となっていて、STとRTがなかなか繋がりませんでしたが、商品としてはST60として売られていたものだと思います

ロビントラクターST60(型式RT60)

ネットオークションで見つけてきた富士小松ロビン株式会社のST60です。四角い大きめのグリルにハマった角形ライトが高級感を醸し出しています。エンジン自体はコンパクトな汎用ガソリンエンジンですから、車格を大きく見せる意図があったかもしれません。
ネットオークションで見つけてきた富士小松ロビン株式会社のST60です。四角い大きめのグリルにハマった角形ライトが高級感を醸し出しています。エンジン自体はコンパクトな汎用ガソリンエンジンですから、車格を大きく見せる意図があったかもしれません。
運輸省型式認定番号とリンクしているのは、正面の写真だけだったので、別のオークションでサイドの写真を探してきました。このスタイルって、当初のディーゼル発動機のついた耕運機に寄せてますよね?きっと。エンジンフードの中身は割とスカッとしているのではないかと想像します。そういえばロビントラクターの中にはこの部分が工具入れになっているのもありましたよね!
運輸省型式認定番号とリンクしているのは、正面の写真だけだったので、別のオークションでサイドの写真を探してきました。このスタイルって、当初のディーゼル発動機のついた耕運機に寄せてますよね?きっと。エンジンフードの中身は割とスカッとしているのではないかと想像します。そういえばロビントラクターの中にはこの部分が工具入れになっているのもありましたよね!
ロビンT6。感動したのは少し破れていますが工具袋まで残されていること。ここが工具箱になっていたのですね。きっとプラグレンチが入っているのでしょう。プラグコードが赤でおしゃれです。
探したらやっぱりありました。ロビンT6。感動したのは少し破れていますが工具袋まで残されていること。ガソリンエンジンでスペースができたので、ここが工具箱になっていたのですね。きっとプラグレンチが入っているのでしょう。プラグコードが赤でおしゃれです。
以前の記事です。丸々10年先輩の1960年型式認定ですけど、レイアウト自体はそれほど変わっていないのではないでしょうか?

話をST60に戻します

冒頭、正面の画像とリンクしているのはこちらの銘板。安全鑑定も、その他の銘板にもST60と書かれているので、商品名はST60で間違いないと思います。
冒頭、正面の画像とリンクしているのはこちらの銘板。安全鑑定も、その他の銘板にもST60と書かれているので、商品名はST60で間違いないと思います。
運輸省型式認定番号部分を拡大します。小型特殊自動車u運輸省型式認定番号農669号ロビントラクターRT60形とあります。富士小松ロビンは圧倒的に少数派の「形」使用派です。
運輸省型式認定番号部分を拡大します。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農669号
ロビントラクター RT60形

とあります。富士小松ロビンは圧倒的に少数派の「形」使用派です。
シートに記入します。手持ちの資料によると、エンジンは325ccのロビンEY33BK-1でした。新しいものはEY35が載っているのもあるようですね。
シートに記入します。手持ちの資料によると、エンジンは325ccのロビンEY33BK-1でした。新しいものはEY35が載っているのもあるようですね。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

ST60はここまでです。今日はゴミ捨てに行かねば・・・昨日もそうでしたが今日も暑くなりそう・・・熱中症に気をつけて今日も頑張ります。それではまた明日!

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