5ヶ月で元の木阿弥『ゴミのポイ捨て防止実験』

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6/12日にゴミのポイ捨ての多い場所(もちろんその通り全体でゴミは捨てられているのですが、特にという意味で)に、個人的に試してみたかった実験として自費で設置した看板の『ゴミのポイ捨て防止実験』不定期報告です。5ヶ月経った結論から言うとカメラを破壊されて「元の木阿弥状態」となっています。

そしてその凹んだ内側に主にゴミが捨てられてしまいます。空き缶類が多く、弁当ガラも少し・・・ただ、お茶のスチール缶、コーラの超ショート缶のようなちょっと特徴的なものが特に多いので、捨てる人間はせいぜい2〜3人で、その人たちが常習的に捨てていると思われます。この人たちに捨てるのを思いとどまらせる対策を打たねばなりません。
場所的には2車線の道幅が急に狭くっている所です。車はスピードを落とさなければならず、それもゴミが捨てられる要因になっていると考えられます。(相手は捨てやすい場所を自由に選べますからね)

で、最初はこんな感じでした。空き缶類が多く、弁当ガラも少し・・・ただ、お茶のスチール缶、コーラの超ショート缶のようなちょっと特徴的なものが特に多いので、捨てる人間はせいぜい2〜3人で、その人たちが常習的に捨てていると思われます。この人たちに捨てるのを思いとどまらせる対策を打たねばなりません。
以前どうだったか・・・というとこの写真がわかりやすいでしょうか。7月の段階の写真です。
そして始めたのが『ゴミのポイ捨て防止実験』・・・
設置の翌日見に行って見たところショックなことが・・・僕らが取れる範囲のゴミをとった後、さらに田んぼを作っている方が田んぼの内側の方まで綺麗にとっていてくれたのですが、すでに
このようにまあまあの成果をあげていた実験でした。(まあまあの成果とは1週間で一つ二つのゴミが捨てられているというスケール感です。)
看板面も曲がっているので下から突っついた感じでしょうか。
しかし3ヶ月後、このようにカメラは叩き落とされて持ち去られていたわけですけど・・・
そして5ヶ月ほど経った時点で始めの状態に戻ってしまっています。
そして昨日・・・5ヶ月ほど経った時点で始めの状態に戻ってしまっています。

カメラが「罰」とかなんらかの「刺激」だとしたら、その罰・刺激がなくなった時点で看板自体は「風景」となってしまい、その場所と行き交うヒト、僕も含めた関係するヒトが作る、ある意味自然な状態に戻ってしまった・・・そんな気がします。

ゴミがゴミ箱以外に捨てられている状態、あちこちで見ます。今回の実験のように嘆く他にも拾ったり、看板を立てたり、カメラを設置したり・・・色々やっていると思いいますけど決定打がありませんよねぇ・・・。

本来であれば捨てる人の感性に訴えるというのが王道だと思うのですが、ヒトは僕じゃないわけで、なかなかそのキモチを理解し訴えかけることができません。(少なくともカメラは逆効果とまでは行かないまでも、長期的には効果ナシ)

改めて世の中色々な人がいるなあ・・・と多様性をここでも認識する次第です。

ゴミの捨てられやすい場のやさぐれ度を下げるいい方法・・・何かないかなぁ・・・思い切って法面を整備して、京都の伏見稲荷みたいにミニ鳥居を無数に並べてインスタ映えするようなスポットを作ってしまうとか・・・

今日はここまで。それではまた明日!

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