島地区農地・水・環境保全会の範囲から少し外れますが、隣接する場所にゴミがよく捨てられている「気になる」エリアがあります。(もちろんその通り全体でゴミは捨てられているのですが、特にという意味で)これまでも対策されているのですが、田んぼを作っている方にお願いして実験をさせてもらっています。(もちろん、対象外の場所ですから予算は使わず「自費」です。そこのところ誤解無きよう!)
今日は設置後2週間経った時点の報告です。
はじめに
ここは経過を知らない方への説明なので既知の方は飛ばしてください。
設置前
これまでの看板は背が低く、狭い道のすぐきわに建っていますから、クルマで走っていると投棄時には見えません。(もちろん少し離れれば見えるのですが)変化をつけて看板を高い位置につけてみようと思いました。
二週間後
想像がかなり混じり込んだここまでの結論
設置後二週間、設置直後に少し捨てられたものの、その後の様子から「看板の認知後は効果が出てきている」と言えるのではないかと思います。
「ゴミ捨てするのは小動物的な人」その見地に立つと、息を吸うようにゴミのポイ捨てをする人は、捨てた後どうなっているか想像が繋がっていないのではないでしょうか?
本来、誰も手を下さなければそこはゴミだらけになって、何十年後かにはうず高く積み上がっているはずですが、「誰かが処分しているからそうなっていない」というところまで想像できていない人と考えてみます。
となると、今まで看板はあったにもかかわらず、捨てられてしまっていたのは、低くて見難かったというのもありますが「目がなかったから」じゃないかと思うのです。
今までの看板と今回の看板の違いは、防犯カメラがついているかいないかです。つまりそのカメラを意識することで、やっとゴミを捨てることに対して困っている人、怒っている人がいることを感じたのではないかと想像するのです。
本来、最も安価で効果のあったはずの鳥居を設置して何かを止めさせることは「誰もいなくても神様が見てるよ」ということだったと思います。しかし、その想像力はすでに失われているのではないでしょうか?
しかし、防犯カメラは意識できる・・・
つまり、「鳥居→神様が見ていると意識させる→迷惑行為を思いとどまる」という三段階プロセスは、忙しい現代にそぐわないのではないかということです。
僕は、困っています。迷惑しています。という文字だけでは困ったり、迷惑したり、怒ったり、している人を想像できない人のために、このような看板が効果的なんじゃないかと思い始めています。
随分時間が押してきてしまいました。今日はここまでです。また明日!