島地区農地・水・環境保全会の範囲から少し外れますが、隣接する場所にゴミがよく捨てられている「気になる」エリアがあります。(もちろんその通り全体でゴミは捨てられているのですが、特にという意味で)これまでも対策されているのですが、田んぼを作っている方にお願いして実験をさせてもらいました。(もちろん、対象外の場所ですから予算は使わず「自費」です。そこのところ誤解無きよう!)
今日は設置後1週間ほどたった状態を検証してみたいと思います。
設置前
これまでの看板は背が低く、狭い道のすぐきわに建っていますから、クルマで走っていると投棄時には見えません。(もちろん少し離れれば見えるのですが)変化をつけて看板を高い位置につけてみようと思いました。
設置翌日(6/13)にショックなことが
当日もしくは翌日に2本ですから、同じ人が時間差で放ったか、2人のお茶ペットファンが別の機会に放ったものと考えられます。がっくしですよね・・・。全く意味がなかった可能性もあります。
6/17日
ここまで見た感触では、1人、もしくは2人のお茶ペットファンが放っている感じです。
法面付近に集中していることから、ある程度コントロールのつく運転席側、もしくは自転車からと考えられ、となれば大洗方面に向かって通行するお茶ペットファン(または中身が残っている場合がありますから、いつもお茶の出る事業所に通うか勤めていて、それほどお茶が好きではないヒト)と考えられます。
6/19日
一週間で3本・・・サンプル数が少ないのでなんとも言えませんが、2、1、0と減ってきて、投棄日から考えると急激に減ったと良く捉えることもできます。
ここまでの様子から考えるに・・・
ポイ捨てする人はおそらく無意識で息を吸うようにやってしまうのだと思います。看板類はほぼ風景となり、注意を喚起することは難しい・・・「注意の喚起」ここが一番難しいところです。もちろん、ネオンギラギラの巨大な看板を作るとか、トンネルにしてしまうとか、お金をかければいくらでもできるでしょうけど、それではコストに見合いません。
しかし、何かの拍子にうまく行って、このように「監視されている」「見られている」と感じると抑止効果が働く・・・こういうことではないでしょうか? 少なくともコーラのショート缶の人とか、お茶のスチール缶の人は手が止まりました。また、通りすがりの一見さんの手も止めている・・・と、今の所は考えられます。
お茶ペットボトルおじさんは注意力があまりなく、1週間ほど経たないと看板に気がつけなかったのでしょう。
田んぼを作っている方からも一応「効果があったと思う」という言葉をいただきました。
もっといい案はないかなぁ
現段階で考えられるのは、ポイ捨て防止には「監視されている」「見られている」と感じてもらうことが一番効果がありそうだということ。一番いいのはそこで草刈りをしていることじゃないでしょうか?生身の人間に見られているのにポイ捨てする人はいないでしょう。
流石にいつも草刈りするわけにいきませんから、代わりに古い作業着なんかを使ってリアルな案山子を作るのはどうだろう・・・などと考えてしまっています。
あ!いかんいかん。もうこんな時間です。週の始めの月曜日、張り切ってまいりましょう。それではまた明日!