まさかの二年連続簡易ver!霜月御神守(しもづきごじんじ)

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今日は昨日行なわれた島地区の小さな秋のお祭り「霜月御神守(しもづきごじんじ)」です。今回は昨年に引き続き感染症の影響で、役員さんだけで行う簡易ヴァージョン。まさかの二年連続です。ただでさえ風前の灯だったお祭りなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと心配です。

うまい言葉が見つかりませんが、集まる機会がなければ自分のことだけを考えていれば良いので「ラク」といえば「楽」ですもん。ただし、そのことによって「なくなってしまうものもあるのではないか」と考えてしまいます。

昨日の雨を引きずってか、どんよりとした天気。集落センターのイチョウの木、すっかり葉が落ちてしまいました。
昨日の雨を引きずってか、どんよりとした天気。集落センターのイチョウの木、すっかり葉が落ちてしまいました。
その葉っぱがものすごい量。しかも濡れているので燃やすわけにもいかず、集めてゴミ出しです。宮掃除に結構な時間がかかってしまいました。
その葉っぱがものすごい量。しかも濡れているので燃やすわけにもいかず、集めてゴミ出しです。宮掃除に結構な時間がかかってしまいました。
なんとか葉っぱの方が片付いたら、鳥居につける竹を切り出しに行きます。それにしてもなんでこんなことをやるのだろう・・・どういう意味があるのかな?
なんとか葉っぱの方が片付いたら、鳥居につける竹を切り出しに行きます。それにしてもなんでこんなことをやるのだろう・・・どういう意味があるのかな?

調べてみると冠稲荷神社ブログというブログにこうありました。地鎮祭の時に立てる竹の意味として書かれていますが、ほぼ同じ意味だと思います。

なぜ竹を立てるのかと言うと、神さまは清浄であることを第一とします。降臨いただく場所は、祓い清められた清浄な聖域でなくてはなりません!そのために、忌竹を立てて縄を張り巡らし、聖域であることを示すのです!竹も榊と並んで清浄な植物の1つとされています

冠稲荷神社ブログ

なるほど・・・葉っぱを掃いて掃除するのも、竹を立ててしめ縄するのも、「神さま!綺麗にしたからきてねー」ということをアピールしているわけですね。それなりに意味があったんだ!

というわけで、邪な人が切って整えた清浄な植物である竹を立ちました。
というわけで、邪な人が切って整えた清浄な植物である竹が立ちました。
続いてしめ縄を作ります。藁は納豆用のわらで、縄をなっているのは町内会長さんですからかなり強力です。
続いてしめ縄を作ります。藁は納豆用のわらで、縄をなっているのは町内会長さんですからかなり強力です。聖域感が出そうです。
縄作りは後から覚えたのではなく、子供の頃覚えたそう。リアルタイムの経験が今に生きています。
縄作りは後から覚えたのではなく、子供の頃覚えたそう。リアルタイムの経験が今に生きています。この後の世代は実際に荒縄を使ったこともなく作ったこともない世代になって行くのでしょうねぇ。
売っているものと違い、こうやってはみ出したところを切ったりしないといけませんし、製品のように綺麗ではないです。でも、先の「お迎えする」という精神からすると、買ってきた縄よりは自分たちで作った方が神様に好まれそうですよね?
売っているものと違い、こうやってはみ出したところを切ったりしないといけませんし、製品のように綺麗ではないです。でも、先の「お迎えする」という精神からすると、買ってきた縄よりは自分たちで作った方が神様に好まれそうですよね?
しめ縄のセッテイングができました。これらは集まった人たちによって毎年少しづつ違います。こういうホスピタリティの違いも毎年神様は楽しみにしているかもしれません。
しめ縄のセッテイングができました。これらは集まった人たちによって毎年少しづつ違います。こういうホスピタリティの違いも「おっ?」などと神様は楽しみにしているかもしれません。
各神社の出張所、ATM、小さな社に赤飯とお神酒をあげてお祭りは静かに終わります。
各神社の出張所、ATM、小さな社に赤飯とお神酒をあげてお祭りは静かに終わります。
時間にして2時間ほどでした。
時間にして2時間ほどでした。

2日ほど雨や曇りが続きましたが、明るくお日様が昇ってきました。今日はここまでです。また明日!!

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