今日も昔の写真の整理・・・。第34回国際農業機械展in帯広で見た、ジャガイモ収穫機のトップ企業、ドイツGRIMME(グリム・・・童話でおなじみの響きですね)社の甜菜収穫機MAXTRON 620です。これもコンバインの一種ですよね?

会場で見ても「大きいなあ」と思うだけで、何の機械かわかりませんでした。大きい機械を間近で見るので、見えるのは部分だけ。全体がどんな形なのか全くわかりませんでした。

「わからなくても写真を撮っておけばあとで調べられるだろ」ということで、カメラを持っているとその場の空気感というか、直接その目で「視る」「感じる」ということはどうしても弱くなってしまいます。

調べてみるとWEBページがありました。大きな収穫機を、おそらくですが、専門に作っている会社のようです。

全く関係ないですけど、グリムグループはあちらですとグリムグルッペになるんですね・・・

甜菜・・・テンサイ(ビート)名前は聞いたことがありますが、関東では全く見たことのない野菜?です。Wikipediaでしらべてみると・・・
テンサイ(甜菜、学名:Beta vulgaris ssp. vulgaris)は、ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の二年生の植物。別名サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが形が似ているだけで、アブラナ科のダイコンとは縁が遠い。ビートの砂糖用品種群である。寒さに強く、寒冷地作物として中高緯度地域で栽培されている。サトウキビとならんで砂糖の主要原料であり、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4
植物について明るいわけじゃないので、ヒユもアカザもブダンソウも全くなじみがなく、僕にとっては宇宙の作物のようです。作っているところ、見てみたいな。

動画はこちらのほうが洗練されているのですが・・・
見て驚いたのはこちら。でかい図体でくるっと回っています。(0:42あたりから)
「なぜこんなに小回りが効くの?」と、もう一度GRIMMEのWEBページに戻って写真を見ると・・・

最終的に後ろ足のタイヤの向きはどの向きの落ち着くのかわかりませんが、マニアスプレッダーの時に話題になった「浮き方向」なのか「喰い込み方向」なのか気になるところです。(写真はGRIMMEのWEBページより。)

クローラなのは前足の面圧を下げるという部分もあったでしょうが、考えたら「ここの高さを抑えたい」というのもあったでしょうね。普通のホイールタイヤだと、背の低い甜菜に対して運転席がすごく高い位置になってしまい、狙いが付けにくくなってしまいます。

便利で効率の良い収穫機。きっとすごく高いのでしょうけど、買ってもらえなければどうしようもありません。
「買ってもらえるはず・・・という見込みがあってこのような機械を作った」わけで、その判断、気概がすばらしいと思います。開発している間は出て行くばかりで、お金にならないわけですから。
今日はこんなところです。また明日!
農業大好きさん こんばんは
わからないんです
ごめんなさい
そのコンバインの値段は何円ですか