昨日中途半端に終ってしまった、トラクターのタイヤはなぜあの形なんだろう・・・の続きです。
牽引力と泥はけの良さ
昨日Facebookで「あの形」は牽引力と泥はがれの良さを両立するためで、逆に回すと浮陽作用があるらしい・・・というコメントをいただきました。
自身がけん引する時は土に喰い込み、逆に回すと浮き上がる・・・すごくおもしろいです!
牽引力
砂丘飛びの映像
脱線してしまいました。見てきた限りにおいて牽引力を取るならば鉄車輪やパドルタイヤのような下駄の歯が付いたタイヤですが、圃場間の移動を考えた場合はツラい感じです。
一方、前出のパドルタイヤではタイヤの回りかたによっては山と山の間に着地してしまいます。ガタガタ言わず、しかも牽引力を発揮できるちょうど中間の形になっていると考えられます。
今日はこんなところです。また明日!
みみずくさん おはようございます
>対してFタイヤは4駆のトラクターとは逆パターンになるよう、
回転方向が決められているものが存在します。
なんと! バイクに乗るのに気にしたこともありませんでした
Fタイヤのブロックが変に斜めに減るのは見たことがありますけど
トラクターのリヤタイヤ、逆に組むと「浮く」というコメントコメントもあったように
自分の仕様状況によってパターンの性質を利用しようという動きも感じられます
タイヤパターンの働きをよく知ってそれをちゃんと使えたらいいなと思います
まあ、僕はブレーキ性能やグリップの前に
パターンに泥が詰まってツルツルになっちゃうのをどうにかしなくちゃいけないですけど
私が知っているバイクのタイヤの話。
バイクのRタイヤはトラクターと同じようなパターンになるよう、
回転方向が決められています。
対してFタイヤは4駆のトラクターとは逆パターンになるよう、
回転方向が決められているものが存在します。
これは輸入タイヤに多く見られ、国産も少数ですが見られます。
キーワードは駆動力です。
Rタイヤはバイクを進める駆動力がかかりますが、Fタイヤには
バイクを止めようとする逆向きの駆動力がかかります。
そのため輸入タイヤのほうが理にかなっていると考えられますが、
国産がそれをしないのは、過去にそれをしたときに
「タイヤが逆向きに付いている」と顧客からクレームが殺到し
懲りたために見栄えを重視しているから…と聞いています。
駆動力とパターンの関係は、水溜りなどを走ったときに
Fタイヤは前に水しぶきを上げ、Rは後ろに水しぶきを上げる事を
イメージするような感じですかね。
ちなみにオフ車のFタイヤのブロックが変に斜めに減るのもこのためです。