投稿日: 2020年7月17日2020年7月17日 投稿者: noraポテトハーベスター続き@第34回国際農業機械展in帯広今日も昔の写真をひっくり返しています。今日は第34回国際農業機械展in帯広で見た、東洋農機のポテトハーベスター続きです。興味のない方だって何がどうなるかわかりません。できるだけお付合いください。メインのものは屋内に。重複するものや普及機的なものは外に・・・スペースの関係上、優先順位が付けられるのは仕方のないことです。こちらは昨日紹介したオフセットタイプ収穫機の普及型だそうです。このようにトラクターが動力を与え、引っぱって、選別する人も乗せて使うわけですね。このような機械は、あちこち凹んだり出っぱったり、様々なギミックが詰め込んであって、ぱっと見てどこがどうなっているのかさっぱりわかりません。工場のラインですから・・・それを考えると同じような機械でも見慣れた稲刈りのコンバインは、その工場のラインにに丸ごとカバーをかけたようなものとも考えられます。改めて「コンバイン、よくできてるなー」と思いました。キャプションには『高性能な日本向けオフセットポテトハーベスタTOP1BGF。「TOP-1」のスタンダードタイプ』とあります。選べるメインタンクとして「3㎥/4㎥/5㎥/4㎥先折れ」とあります。5㎥もあるタンクって・・・ジャガイモのプールですね・・・気が遠くなります。以前北海道のたまねぎのコンテナが無数に積み上がりビルディング状になっているのを見てビックリしましたが、ジャガイモでも同じ様子なのでしょう。また「4㎥先折れ」も気になります。いったい何でしょうか?もう前のことなので忘れてしまいましたが、この展示会せいぜい一週間くらいの展示期間だったと思います。そのためにわざわざこのようにブース内を鋪装して、かつこのように看板まで建てています。見えないのでわからないと思います。ブース内は鋪装ですけど、一歩その外の通路に出ると未舗装なんです。あちこち水たまりのある土の道・・・僕が以前こちらで見た観覧車タイプのエレベーターを持つポテトハーベスターも展示されていました。TPH8NPEです。掘り取ったジャガイモを上に上げる部分です。畝ごとジャガイモを掘った土をふるい落とすのにどうしても長くなってしまうラインをこのように二層構造でコンパクトにしようという思想ですよね? 先のオフセットポテトハーベスターはエスカレーターで二層目にジャガイモを乗せていましたが、こちらは観覧車で二層目に載せるタイプということです。↑観覧車式のジャガイモの収穫。見てね!こちらの機械は先のオフセットポテトハーベスターに比べるとかなりコンパクト。短いです。考えたらエスカレーターをこのようにクルッと丸めてしまったのですからその分機械を短くできますね・・・でも、たぶん観覧車の輸送能力はエスカレーターよりずっと劣るのでしょう。輸送能力とスペースや長さ、いろいろなトレードオフ関係のイメージはこんなでしょうか?あっ!マンガを描いているうちに時間がなくなってしまいました。色々なギミックが詰まったおもしろい機械、ポテトハーベスターはこれで終わりです。それではまた明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:ポテトハーベスター東洋農機TOP-1@第34回国際農業機械展in帯広次世代自走乗用ピッカー「アガール」@農業資材EXPO & 大根ハーベスター@34回国際農業機械展in帯広1988年製 SHB12 新道東ポテトハーベスター・・・撮りトラその2その2:フィンランド生まれのValtra T214+ウッドチッパーMus-max WT8 XL@第34回国際農業機械展in帯広新道東という機械・・・撮りトラフィンランド生まれのValtra T214+ウッドチッパーMus-max WT8 XL@第34回国際農業機械展in帯広共有:FacebookTwitterPinterestLinkedInメールアドレスいいね:いいね 読み込み中…