今日は中古車屋さんで見た、ちょっと変わった特長のあるFORDトラクター6610撮りトラです。
きれいなFORD6610です。tractordata.comによればFORD6610は1982〜1993年、78馬力4.4L4気筒ディーゼルとなっています。
6610はずいぶんここでも紹介しているのですが、ちょっと引っ掛った部分があります。それはラリーマシンのようなハンドレバー。これは何でしょうか?クルマだったらサイドブレーキなのでしょうけど・・・
拡大してみます。クサリの付きかた、また、レバーの形状から右手で手前に引いて使うものというのは間違いなさそうです。また、出来ぐあいから手作りではなく純正またはサードパーティ製のように見えます。
試しにネットで6610の画像を検索してみます。なぜか運転席側から見て左サイドの写真が多いので、こちら側を確認できるものは少ないのですがあのレバーはついていません。
これにも付いていません。
同じくこれにも付いていません。舐めただけですが、ざっと探した限りでは確認できませんでした。関係ないですけど屋根も色々あるんですね。
FORD6610という機種は人気機種だったのでしょうか・・・このブログでもずいぶん登場しています。
『FORD6610(たぶん)「撮りトラ」』
『FORD 6610 2WD「撮りトラ」』
『FORD 6610 4WD?「撮りトラ」』
『タンクキャップが良かったなあ・・・FORDトラクター6610「撮りトラ」その1』
『ずっと気になっていたこれは・・・FORDトラクター6610「撮りトラ」その2』
『残りの写真!・・・FORDトラクター6610「撮りトラ」その3』
『TOKYO JAPANが価値ある時代 FORDトラクター6610「撮りトラ」』
僕の見たものの中で探してみます。FORD6610フロントローダー付き。レバー見当たりません。
これは同じく以前見たフォードトラクター6610です。 やっぱり付いてない・・・ブレーキだとしたら繊細なタッチが必要な人が付けたのでしょうね。
今日の6610に戻ります。FORDといえばコレ!というおなじみの顔。オデコはFRPだということが以前判明しましたよね!
顔のほとんどにひどい火傷を負い、片目になってしまったFORD。子供が見たら夢に出てきそうな怖さです。この写真から丸いオデコはFRP製だということがわかったのでした。
僕の見た6610、ランプ部分を拡大してみます。お!よく見ると見慣れたスタンレーではありません。フランスのランプメーカー「auteroche」ではありませんか!
以前MFの汎用コンバインの正面についている作業灯で発見したのでした。

auteroche
MADE IN FRANCE!もちろん、ウインカーなどの灯火類一般を作っている会社です。
この写真でも長いレバーが確認できます。下のほうでシャフトに繋がっていて、それを回転させたいようです。
それからFアクスルが僕がネットで探してきた写真のものと違うのがわかります。これは以前見た6610に「小回りを利かせたい日本仕様」のFアクスルで日本製だと教えてもらったやつですね!
これについていたやつです。以下に以前の記事を引用すると・・・日本製、日本仕様の前足
そしてこの前足は小回りが効くようにチューニングされた日本製だそうです。会社の名前は聞いたけど忘れちゃった・・・ノーマルのものに比べてちょっとごつくなっている感じがします。ただ、Aさんによれば小回りが効く感じはあまりしないそうです。
日立製作所のマークっぽいものがあります。これをたよりに調べてみたけどわかりませんでした
日立オートモティブシステムズステアリング株式会社というのがあるのですが、日立になったのは最近みたいだし・・・
今日はこんなところです。また明日!
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