1995年生まれ。ヤンマーCT-95「撮りトラ」

台風が近づいているので少しソワソワする今日は、hokkaidoujinさんと北海道で見た、ヤンマーのクローラトラクターCT-95「撮りトラ」です。

 

ヤンマーのフルクローラーCT-95です。他のトラクターは屋根のあるところにしまわれていましたが、こちらは野外。でも、大事にされている感はちゃんとあってまだまだ現役と見えます。
ヤンマーのフルクローラーCT-95です。他のトラクターは屋根のあるところにしまわれていましたが、こちらは野外。でも、大事にされている感はちゃんとあってまだまだ現役と見えます。

 

ホイールトラクターでいえばフォルテ顔。低く構えたスタイルで見ていても安定感があります。ボディは艶消しになっていてもヤサグレ感はありません。
ホイールトラクターでいえばフォルテ顔。低く構えたスタイルで見ていても安定感があります。ボディは艶消しになっていてもヤサグレ感はありません。

 

農研機構のサイトで検索してみたのですが、1996年に120馬力のCT-120というものが登録されているだけで、CT-95は見当たりませんでした。
農研機構のサイトで検索してみたのですが、1996年に120馬力のCT-120というものが登録されているだけで、CT-95は見当たりませんでした。

 

この部分にヒントがありました。
しかし、以前見たヤンマートラクターの歴史バナーにヒントがありました。1995年にCT9登場と書かれています。

 

ヤンマーCT-95は1995年生まれだったのですね!もう25年ほどになるわけです。
ヤンマーCT-95は1995年生まれだったのですね!もう25年ほどになるわけです。

 

おもりをガッチャで無造作にまとめています。こういうところ、生活感というか、人の営みが感じられていいです。
おもりをガッチャで無造作にまとめています。こういうところ、生活感というか、鉄と油の機械のかたわらに人の存在が感じられ、それがいいです。

 

生活感と言えばここも・・・窓にべったり糊の痕が・・・窓ガラスを割ってしまって何かあり合わせに塞いだ名残と思われます。きっとベニヤかなにかで、視界が悪くなった。
生活感と言えばここも・・・窓にべったり糊の痕が・・・窓ガラスを割ってしまって何かあり合わせに塞いだ名残と思われます。きっと塞いだのはベニヤかなにかで、視界が悪く使い辛かったので、「それだったらまだ濡れたほうがいい」と外してしまったのでしょう。ストーリーがあります。

 

このヘッドライトはスタンレーでした。
このヘッドライトはスタンレーでした。

 

しかしリヤのコンビネーションランプは・・・
しかしリヤのコンビネーションランプは・・・

 

Knight beamブランド。今仙電機です。このナイトビーム、1995年あたりまで使われていたのですね。すごく昔だけかと思っていました。
Knight beamブランド。今仙電機です。ナイトビームの商標、1995年あたりまで使われていたのですね。すごく昔だけかと思っていました。

 

排気管の先だけが前方下に向けて出ています。視界スッキリでいいですよね!
排気管の先だけが前方下に向けて出ています。視界スッキリでいいですよね!

 

こちらは燃料タンクキャップ。
こちらは燃料タンクキャップ。

 

丸ハンドルステアリングのようです。
丸ハンドルステアリングのようです。そうか!もしこれが重機だったらレバーですものね。ホイールトラクターから乗り換えても、同じ感覚で運転できるのはありがたいですよね。

 

エコロジー&エコノミー、エコディーゼル・・・どういうことでしょう?・・・あ!みんな大好き電子マーク!
エコロジー&エコノミー、エコディーゼル・・・どういうことでしょう?・・・あ!みんな大好き電子マーク!

 

小さなものから始まった電子マーク

 

とりあえず電子マークが確認できたのはカメラ。ミノルタハイマチックF 1972年。
とりあえず電子マークが確認できたのはカメラ。ミノルタハイマチックE 1972年。

 

 

それから電子ジャー。これはおひつの代わりなんでしょうか? 保温だけで炊飯はできなかったのでしょうか? 詳細はわかりませんが、70年代の家電で持ち手の部分に電子マークのようなものが見えますね!
それから電子炊飯ジャー。詳細はわかりませんが、70年代の家電で持ち手の部分に電子マークのようなものがが見えますね!今から考えると「電子炊飯ジャー」電子で飯を炊く・・・意味がわかりません。「電子コントロール炊飯ジャー」でもまだわからないし・・・

 

マイコンポンパの働きを表しているのだと思うのですがここに電子マークです。やはり機械制御でないところは目に見えませんから、その「目に見えないよ」というブラックボックスの部分をこの「電子マーク」に置き換えています。
80年代に入るとメカトロ税制の影響でトラクターにも電子マークが・・・マイコンポンパの働きを表しているのだと思うのですがここに電子マークです。やはり機械制御でないところは目に見えませんから、その「目に見えないよ」というブラックボックスの部分をこの「電子マーク」に置き換えています。

 

シバウラトラクター D288 4気筒1499ccディーゼル 28馬力/2650rpmだそうです。
そして農機のボディに電子マークが書かれるようになりました。それにしても最近はこの電子マーク、見ないですね。使われすぎて「ダサイ」感じになっちゃったのでしょうか?

 

以前見たCT-80とは違って大事にされていました。
以前見たCT-80とは違って大事にされていました。

 

当時のデザインに比べると、今はずいぶん遠くにきてしまったなあ・・・と感じます。
以前見たCT-80はこんなでしたからね

 

横に張り出した部分についている何かのフタが気になって撮ったのだと思いますが、遠過ぎてよくわかりませんね。
CT-80

 

ヤンマーはずっとフルクローラーがラインナップに残っています

 

以前H2さんに教えてもらった「画像で振り返るトラクターの半世紀」のWEBサイトに他のフルクローラ仕様の写真も載っていました。ヤンマーは新しいコンセプトでどんどん機械が入れ替わっているのに加え、同じ思想に基づいてWEBサイトも見やすく統一されて再構築されています。どこを切っても同じヤンマー。ここまで来るのはとても大変だったと思います。
以前H2さんに教えてもらった「画像で振り返るトラクターの半世紀」のWEBサイトに他のフルクローラ仕様の写真も載っていました。ヤンマーは新しいコンセプトでどんどん機械が入れ替わっているのに加え、同じ思想に基づいてWEBサイトも見やすく統一され再構築されています。どこを切っても同じヤンマー。そのスタイルに好き嫌いはあるにせよ「わかりやすく見せる」「わかりやすく伝える」をここまで完成させるのはとても大変だったと思います。

 

1995年のCT95
1995年のCT95

 

この顔!ありましたありました。エコトラってヤツでしたね!
この顔!ありましたありました。エコトラってヤツでしたね!

 

そして現在のケン・オクヤマ顔。前の型と中身は同じっぽいですね。
そして現在のケン・オクヤマ顔。前の型と中身は同じっぽいですね。

 

ヤンマーアグリカ AC-18。何となく流して撮ってしまったので、写真少ないです。でも、あとから写真を見直ししていてビックリ! メチャメチャカッコいいじゃん! 形もそのコンセプトもユニーク!! 
こんな小さなフルクローラーもありました。ヤンマーアグリカ AC-18。

 

第54回中古機械展示即売会で見たヤンマーCT226(CT226UQKS7M) お値段は¥2,350,000 安いのか高いのか全くわかりません。プライスタグに書いてあったままです。
それからこんなのも・・・CT226・・・箱からドーンと顔だけ出てる、メガマウスザメ。

 

なんだか話があちこちに飛んで収拾がつかなくなってしまいました。今日はこんなところです。また明日!!

 

 

 

 

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