タンク容量3200L!4000万オーバーの巨大スプレーヤー。青いスズメバチ、BERTHOUD RAPTER@第34回国際農業機械展in帯広

今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広の共立ブースで見た、BERTHOUD(ベルトゥー) というメーカーの巨大なスプレーヤーRAPTOR2540または3240です。

 

初め見たときははしご車かと思いました。共立ブースで見た、全長8m以上、幅2.5m以上、高さ4m、散布幅32mの巨大自走スプレーヤー、BERTHOUD(ベルトゥー) RAPTOR(ラプター)です。
初め見たときははしご車かと思いました。共立ブースで見た、全長8m以上、幅2.5m以上、高さ4m、散布幅32mの巨大自走スプレーヤー、BERTHOUD(ベルトゥー) RAPTOR(ラプター)です。

 

農業国、フランスの会社の製品のようですが、そのWEBページで見つけた写真です。海のような圃場を帆走しているような素晴らしい写真。こんな圃場だったら巨大スプレーヤーも欲しくなりますよね。32mの散布幅があっても気が遠くなりそうな広さです。一回海に出たらしばらく帰ってこられない感じです。
農業国、フランスの会社の製品のようですが、そのWEBページで見つけた写真です。海のような圃場を帆走しているような素晴らしい写真。こんな圃場だったら巨大スプレーヤーも欲しくなりますよね。32mの散布幅があっても気が遠くなりそうな広さです。一回海に出たらしばらく帰ってこられない感じです。

 

巨大すぎて全体のちゃんとした写真が撮れなかったのでもう一つ写真をWEBページから引用します。
巨大すぎて全体のちゃんとした写真が撮れなかったのでもう一つ写真をWEBページから引用します。

 

全体の姿がわかったところで傍に置いてあったポスターでスペックを確認します。この形でRAPTORは薬液タンク容量2500Lの2540と薬液タンク容量3200Lの3240の2種類あるようですが、このポスターはRAPTOR2540のものでした。 ヨーロッパで磨かれた先進の散布制御システムと高剛性ブーム構造で高速散布を実現 ベルトゥー自走式スプレーヤ RAPTOR2540 EC TORONIC装備 AXIALブーム方式 ブーム高さ制御用超音波ソナー 主要諸元 ■薬剤タンク容量:2500L ■機体寸法:804cm(長さ)×255cm(幅)×400cm(高さ) ■本体乾燥質量:8,340kg ■軸距:1.8m〜2.25m(油圧可変) ■薬液ポンプ:タービンポンプ(OMEGAポンプ) ■定格吐出量:550L/min ■ブーム形式:AXIAL折りたたみブーム ■散布幅:32.0m ■最低散布高さ:0.5m ■ノズル:TJノズル(ノズル個数64個) ■散布コントローラー:ECトロニック 主な特長 快適な作業環境を提供 走行、ブーム操作の機能を全てを集中配置した快適な作業環境。エアコン装備のキャビン内は常に加圧されていますので、農薬侵入の危険が少なくオペレーターにやさしい環境です。 AXIALブーム 左右3分割の高剛性トラス構造とセンターピボット方式の制振機構を兼ね備えた32mブームは、傾斜地や起伏の多い圃場でも高速散布が安定しておこなえます。 超音波ソナー 高感度な超音波ソナーはブームの高さや傾斜を設定された条件に自動で制御します。傾斜地や荒れた圃場で面倒なブーム操作が必要ないため、作業軽減に大きく貢献します。 とあります。キャビン、与圧しているんですね。確かにそうしないと外の薬剤まじりの空気が入ってしまいます・・・。そうなるとエアコンも室内の空気を循環させるしかないですね。
全体の姿がわかったところで傍に置いてあったポスターでスペックを確認します。この形でRAPTORは薬液タンク容量2500Lの2540と薬液タンク容量3200Lの3240の2種類あるようですが、このポスターはRAPTOR2540のものでした。

ヨーロッパで磨かれた先進の散布制御システムと高剛性ブーム構造で高速散布を実現

ベルトゥー自走式スプレーヤ
RAPTOR2540

EC TORONIC装備
AXIALブーム方式
ブーム高さ制御用超音波ソナー

主要諸元
■薬剤タンク容量:2500L
■機体寸法:804cm(長さ)×255cm(幅)×400cm(高さ)
■本体乾燥質量:8,340kg
■軸距:1.8m〜2.25m(油圧可変)
■薬液ポンプ:タービンポンプ(OMEGAポンプ)
■定格吐出量:550L/min
■ブーム形式:AXIAL折りたたみブーム
■散布幅:32.0m
■最低散布高さ:0.5m
■ノズル:TJノズル(ノズル個数64個)
■散布コントローラー:ECトロニック

主な特長
快適な作業環境を提供
走行、ブーム操作の機能を全てを集中配置した快適な作業環境。エアコン装備のキャビン内は常に加圧されていますので、農薬侵入の危険が少なくオペレーターにやさしい環境です。

AXIALブーム
左右3分割の高剛性トラス構造とセンターピボット方式の制振機構を兼ね備えた32mブームは、傾斜地や起伏の多い圃場でも高速散布が安定しておこなえます。

超音波ソナー

高感度な超音波ソナーはブームの高さや傾斜を設定された条件に自動で制御します。傾斜地や荒れた圃場で面倒なブーム操作が必要ないため、作業軽減に大きく貢献します。

とあります。キャビン、与圧しているんですね。確かにそうしないと外の薬剤まじりの空気が入ってしまいます・・・。そうなるとエアコンも室内の空気を循環させるしかないですね。

 

 

↑超カッコいい映像も上がっています

 

そして驚きの価格がこれ。 BERTHOUD RAPTOR3240 希望小売価格(税込)¥41,600,000
そして驚きの価格がこれ。
BERTHOUD
RAPTOR3240
希望小売価格(税込)¥41,600,000

 

そしてそのプライスカードのお隣は・・・ BERTHOUD RAPTOR2540 希望小売価格(税込)未定 だそうです。
そしてそのプライスカードのお隣は・・・
BERTHOUD
RAPTOR2540
希望小売価格(税込)未定
だそうです。

 

これはそのプライスカードの後ろ、運転席部分を拡大したものですが、操作するハンドル部分を見てください。ジョイスティックといいますか、ものすごい数のボタンが並んでいるように見えます。これはすごい!
これはそのプライスカードの後ろ、運転席部分を拡大したものですが、操作するハンドル部分を見てください。ジョイスティックといいますか、ものすごい数のボタンが並んでいるように見えます。これはすごい!

 

フランス語でチンプンカンプンなのですが、操作ボタンを拡大したPDFを見つけました。毎日使っていないと、何がどのボタンだか絶対忘れちゃいそうです。
フランス語でチンプンカンプンなのですが、操作ボタンを拡大したPDFを見つけました。毎日使っていないと、何がどのボタンだか絶対忘れちゃいそうです。

 

機体自体はRAPTOR2540だったんですね。タンクサイドに2540と書いてあります。
機体自体はRAPTOR2540だったんですね。タンクサイドに2540と書いてあります。

 

Fフェンダーはダンロップ。このフェンダー、どのような構造になっているのかは良く見なかったのでわかりませんが、跳ね上げ式になっているみたいです。
Fフェンダーはダンロップ。このフェンダー、どのような構造になっているのかは良く見なかったのでわかりませんが、跳ね上げ式になっているみたいです。

 

これはBERTHOUDのWEBページで見つけたものですが、フェンダーが裏返しになり後ろに倒されています。洗車などがとてもやりやすそう!
これはBERTHOUDのWEBページで見つけたものですが、フェンダーが裏返しになり後ろに倒されています。洗車などがとてもやりやすそう!

 

ERTHOUDのWEBページです。言語はフランス語しか見つけられませんでした。
ERTHOUDのWEBページです。言語はフランス語しか見つけられませんでした。

 

こんなロゴです。
こんなロゴです。

 

BERTHOUDは1895年創業でフランスにおける植物防除用スプレーヤーの先駆者だそうです。画像にあるような、ぶどう畑で使われる背負い式のスプレーヤーから始まったわけです。それから120年・・・先日のジョンディアが27馬力のトラクターが100年で620馬力の超巨大トラクターになってしまったように、このBERTHOUDもせいぜい20Lの背負い式が3200Lのスプレーヤーになってしまったのですね。
BERTHOUDは1895年創業でフランスにおける植物防除用スプレーヤーの先駆者だそうです。画像にあるような、ぶどう畑で使われる背負い式のスプレーヤーから始まったわけです。それから120年・・・先日のジョンディアの話で、27馬力のトラクターが100年で620馬力の超巨大トラクターになってしまったように、このBERTHOUDもせいぜい20Lの背負い式が、3200Lのスプレーヤーになってしまったのですね。

 

 ↑BERTHOUDはボジョレーというワインの産地にありますから、ぶどう畑で使う防除用スプレーヤーで始まったのは納得です。

 

 

共立のページにも何の説明もなしにちゃんと載っています。超有名なのかも・・・
共立のページにも何の説明もなしにちゃんと載っています。超有名なのかも・・・

 

手前のタンク、何のタンクかわかりませんが、ドイツのマークが付いています。エンジンがドイツなのかな?ただ、カタログを見てもよくわかりませんでした。
手前のタンク、何のタンクかわかりませんが、ドイツのマークが付いています。エンジンがドイツなのかな?ただ、カタログを見てもよくわかりませんでした。

 

これは作動油のタンクなのか、液体の入るタンクだと思います。左下にジャッキみたいな圧送ポンプが付いているのがおもしろいです。
これは作動油のタンクなのか、液体の入るタンクだと思います。左下にジャッキみたいな圧送ポンプが付いているのがおもしろいです。

 

こちらはかわいらしいピクトのスイッチ。Schneider Electricと書いてあります。 調べてみると シュナイダーエレクトリックは、フランスのパリ近郊のリュエイユ=マルメゾンに本社を置く世界的な重電メーカー。エネルギーマネジメントのスペシャリスト。ユーロネクスト上場企業。日本法人はドイツ語読みのシュナイダーと称するが、以前はフランス語読みでシュネデールエレクトリックと称した。 とありました。
こちらはかわいらしいピクトのスイッチ。Schneider Electricと書いてあります。
調べてみると

シュナイダーエレクトリックは、フランスのパリ近郊のリュエイユ=マルメゾンに本社を置く世界的な重電メーカー。エネルギーマネジメントのスペシャリスト。ユーロネクスト上場企業。日本法人はドイツ語読みのシュナイダーと称するが、以前はフランス語読みでシュネデールエレクトリックと称した。

Wikipediaにありました。

 

こんなロゴです。
こんなロゴです。

 

これは僕がいつも気になる燃料タンクキャップ。シルバーの筒に黒い樹脂製キャップ。ユニークな形です。
これは僕がいつも気になる燃料タンクキャップ。シルバーの筒に黒い樹脂製キャップ。ユニークな形です。

 

銘板
銘板

 

特徴的なライトはHELLA 下の小さなポツポツも全部ランプです。
特徴的なライトはHELLA
下の小さなポツポツも全部ランプです。

 

RAPTORというのは猛禽類という意味だそうです。確かに羽根を広げれば32mですし、オオワシとかそんな感じなのでしょう。ただ、僕には同じ羽根を持つ生き物でもスズメバチに見えます。
RAPTORというのは猛禽類という意味だそうです。確かに羽根を広げれば32mですし、オオワシとかそんな感じなのでしょう。ただ、僕には同じ羽根を持つ生き物でも頭が丸いのでスズメバチに見えます。

 

こんな感じですか?
こんな感じですか?

 

青いスズメバチ
青いスズメバチ

 

あ!スプレーヤーって配管が多くてスッキリしない形のものが多いですけど、これはまとまっていてカッコいいですね!
あ!スプレーヤーって配管が多くてスッキリしない形のものが多いですけど、これはまとまっていてカッコいいですね!

 

今日はこんな感じです。また明日!

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