今日はMさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2018(JAグループ茨城の第44回農機・生産資材大展示会+同時開催の中古農機展示即売会)で見た、クボタの新しいコンバイン(2019年新春、プルモデルチェンジ予定!)、130馬力のDIONITH DR6130Sプロトタイプです。

7/23訂正。野良犬さんにコメントをいただき、写真を拡大してみてみたら、Made in japan と書いてありました。 しかも型番はZR6130です。ということは、これをベースにDR6130Sができあがるということではないかと推測し直しました。
クボタの新しいコンバイン、DIONITH DR6130です。初め見た時は「ふーん」という感じで、外観からはそれほどの違いは感じられませんでした。
シルエットは今までのコンバインと変わらないです。かえってオレンジ色のジャンバーのほうが気になってしまいました。急遽追加した風に養生テープでパッと貼った、DRコンバイン先行予約キャンペーンのプレゼント。「この機会を見逃すな!!」と、促しています。着やすく高価なジャンバーなのでしょうけど、何千万もするコンバインとはイマイチ不釣り合いです。一体この意図は・・・と、一瞬考え込んでしまいました。「どうせ買うのだから」と心の中で思っているだけの人に実際の行動として予約を促し、買替え需要を調査する意味合いでしょうかねぇ。
クボタコンバイン 6条
DR6130S-QW-C
価格 ¥18,414,000
参考出品
開発途中のため変更になる可能性があります。そう、大変高価なわけです。ただし、これに先行予約プレゼントと称して「ダイヤの指輪」などと金額的にだけ釣り合う高価なものを持ってきても、「ダイヤモンド代乗っけて高く売るのではないか?」などと、痛くもない腹を探られるのもイヤですしねえ・・・難しいところです。
クボタフラッグシップコンバイン
2019年新春、
フルモデルチェンジ予定!比類なきコンバインへの挑戦
▶クラス最大※130馬力搭載
▶クラス最速※2.05m/s
▶クラス最長※1300mmロングこぎ胴
※2018年6月現在 クボタ調べ
より快適に、より使いやすく
▶大型カラー液晶モニタ搭載
▶キャビン室内空間拡大
▶全面ガラス面積拡大
▶LED作業灯の採用
プロのメンテナンス、プロの耐久性
▶グレンタンク側板オープン
▶排ワラチェーンワイドオープン
▶カッタ後部カバーオープン
▶走行部(転輪、クローラ等)
▶耐久性アップ
精密農業へのチャレンジ!
▶食味・収量メッシュマップ機構を新開発
DIONITH
DR595(5条刈り/95馬力)
DR6115(6条刈り/115馬力)
DR6130(6条刈り/130馬力)
フラッグシップコンバインのリニューアルということは、ダイナマックス・レボがこのディオニスに変わるということでしょうか?予定が2019年春ということで検索してもなかなか情報はないのですが、一つ見つけました。
クボタ営農ナビ・元気農業No.36に新商品EXPRESSというのがあり、そこに先日紹介したNAVWELも含めて載っています。全体的に機体のオレンジ部分が多い。それから機能の傾斜配分といいますか、今までの快適さ、ラクさから、省力化と耐久性に重点を置いて商品を揃えている様子がわかります。
僕としては少し気になったのはこのあたり。今までのコンバインと違う印象を持ったからでしょうか。サイドもオレンジ色に塗られています。最近の機械はだんだん白が混じってきて、オレンジ/白のツートンのようになってきていましたから、「クボタはオレンジなんだ」ともう一度主張しようとしているのかもしれません。
ここもオレンジ。今まではベースが白でオレンジがアクセントのように使われていましたが、全く逆です。
それからもう一つ気になった(気に入った?)のはアクセントに使われている白の中に、ウロコ模様が入っていること。これ、なかなかクールでいいと思います!
色々プロテクターが付いて、稲はボディに直接触らない感じです。
ウインカーも社名がわかるような銘はない模様でした。
と、ここまで見て僕は一旦その場を離れたのですが、その後会場内で記事によくコメントをくれるshiroemodonさんに会い「会場の中で何が面白かったですか?」と聞いたところ、「DR6130の室内が韓国語だらけだった」と聞き、それは見なくてはいけない・・・と再びDR6130の場所に戻ったのでした。
外側しか見ていなくて室内は見ていなかったのです。
そんな目でもう一度見てみると、外側にだって注意書きはあり、ちゃんと韓国語の表記なのでした。やはり一人で見るよりも大勢で見たほうが気がつくことも多いですね。
「경고」というのは日本語で「警告」という意味のようです。まあ、想像はつきますけど・・・
わぁ!これは何と書いてあるのかわからないっ!
グーグル先生によればクボタは쿠보타らしいのですが・・・きっと外国の人が漢字まじりの銘板を見たときに、今の僕と同じような印象を持つのでしょうね。
外回りの韓国語を一通り探した後に室内へ・・・わりとスカッとシンプルな室内。もちろん、注意書きはすべて韓国語です。
おー!アナログメーターは一つもなく、この液晶パネル一つだけ・・・確かにインパネは必要なくなり、ポンとこれ一つで済みます。結構最近は昼でも見やすいカラー液晶になっていますから、これはいいかもしれませんね!
いろいろ書いてあります。読めませんけど。
こちらにも・・・
外側に比べてキャビン内は角が立っていたり、ビス頭があちこちに見え、質実剛健で荒々しい感じ。これはプロトタイプ故なのか、それともそのようなコンセプトなのかは、商品が出てのお楽しみです。
今日はここまでです。また明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
訂正はしていますがこの記事はディオニスの検索にひっかかって来てタイトルだけみると韓国製だと勘違いしてしまうので削除した方がいいと思います。
タイトルを変更できるならした方がいいですよ。
野良犬さん こんにちは
ご指摘ありがとうございます!
拡大してみると確かにZR6130です
韓国向けのリサーチまでしているとは素晴らしいです
個人のいいかげんなブログでも間違いは訂正しておいたほうがいいですものね
ありがとうございました
韓国製っていうより韓国で先行販売するものをもってきたんじゃないかと思います。
クボタコリアでは今年1月にはすでにプロモーション動画をあげてた見たいたいですから。
韓国用モデルの最上位のER6112Kの後継機ZR6130としてうる見たいです。
機体番号プレートにはDRじゃなくZR6130と書かれてたとおもう
うーんカタログのPDFみてみたけど発行日が2018/1/1になってた。もしかして韓国では売ってる?
ヤンマーみケン・オクヤマデザインのYHシリーズの6・7条は韓国で一年先に販売したし。韓国メーカーはデカイ規模ないし田植え機やコンバインは数世代後ろって感じなんで、攻略したい市場なのかも
クボタもER595KとかER6112とか韓国専用モデルだしてますからね