今日はhokkaidoujinのところで見た、デヴィットブラウントラクター 995「撮りトラ」 です。
太陽の加減もありますが、どう撮っても絵はがき風になってしまうDB995。よく自宅を説明するのに「黄色いクルマが停まっている家です」なんて説明することがあると思いますが、そんな役割のために停めているんじゃないかと思われるほど・・・「綺麗めのDB995が停まっている家です」・・・まあ、普通の人 にはよけいわかんないか。
デヴィッド・ブラウン995はtractordata.comによると1971年〜1980年とロングセラー。イギリスはヨークシャー州メルサムミルズ村 の工場で作られ、当時のお値段は$10,500 (1976)だったそうです。エンジンは David Brown4気筒3.6リッターディーゼル。64馬力/2200rpmだったそうです。
鎮圧ローラーを引いているので、看板としてだけではなく仕事もしていたみたいです。
ごめんなさい。同じような写真が並んでしまいます。デヴィッド・ブラウンというメーカーはtractordata.comのリストに33種類しか載っていないくらいの、言ってみれば寡作のメーカでしたが、人々に強い印象を与えたのでしょう。熱烈なファンが世界中にいるみたいです。
白いトラクターというのもユニーク唯一無二ですよね。あ!白いのは後に日本でもありましたか・・・
けっこう白いトラクターはあった
『行ってきました「ダイナミックフェア2015」&男女イセキZ15・・・「撮りトラ」』 で見た、農業女子の白ベースにピンクのキャラクター、ISEKI TRACTOR イセキトラクターZ15農業女子仕様。わかりにくいですけど、白はやわらかな暖かみのある白。
『昔のトラクターカタログ・・・サトーST-4000はホネホネさん 』 より・・・佐藤造機(三菱農機)のサトートラクターST-4000のカタログ。2084ccで40PS 佐藤造機はデヴィッド・ブラウントラクターを輸入していた流れで自分のところのトラクターも白くしてしまったんですね。
『Dトラと呼ばれているんですね!三菱D1300/D1800/D2000/D2500/サトーST1300「昔のカタログ」』 より・・・年表ではD1300とまったく同じ1975年〜1977年粘土に生産されていた佐藤造機のST1300。
同じく『Dトラと呼ばれているんですね!三菱D1300/D1800/D2000/D2500/サトーST1300「昔のカタログ」』 より・・・TさんのサトーST1801D(もしかしたらST1801FD)を年表で見てみます。サトーST1801Dは1975年〜1976年にかけての1年間しか作っていなかったようです。
訂正:正確には1976年5月あたりから1978年2月くらいまで作っていたようです。
以下『30〜40年前の日本のトラクターの話(Mさんに伺いました)』 より・・・2700ユーロだそうです。今のレートで行けば¥300,000弱でしょうか
四輪駆動、2気筒、764cc、15馬力 ずいぶんと小粒のようです
2000時間しか使っていないそう。
これを見ると、エンジンにタイヤをつけて、ミッションに着座しているというのがよくわかります
デヴィッドブラウンがどんなトラクターなのかはこのあたりのリンクでひとまずどうぞ 『旗印はお家の象徴、ひいては地域の象徴。デビッド・ブラウン薔薇のバッジの謎、ちょっとだけわかったような気がします。その1』
目と目の間の紋章が薔薇戦争をモチーフにしているんです。歴史の古いイギリスならではという感じ。
近くに寄って撮らなかったので全部同じような雰囲気の写真。でも、さんざん前に撮っているので、灯火類はたいていバトラーズだし、メーターはACもしくはスミスだろう・・・なんてサボっちゃってるんです。
今日はここまで・・・また明日!
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