今日はOさんとMさんに誘われて行った春の農業機械&生産資材展示会「スプリングフェア2018」で見た、クボタのスラッガーL32スペシャルと、マニュアルシフトの同じくスラッガーSL45「撮りトラ」です。
新発売と札のついているスラッガー。グッドパートナーシリーズ、32馬力無段変速、L32スペシャルとあります。クボタトラクター L32スペシャル L32CQMAEWF7C 価格 ¥5,250,960 エンジン馬力 32.0PS 燃料タンク 36L 総排気量 1826cc
あれー? スラッガーは今までみんな愛称のSLUGEERを連想させる「SL」を頭に持っていたはずなのにこの機体は「L32スペシャル」と呼ばれ、おまけに型番までL32CQMAEWF7Cと「L」で始まっています。
じゃあこれはスラッガーじゃないのか?と思ってWEBページを見てみると、そうではなくちゃんとスラッガーです。
こちらはスラッガーのマニュアル仕様のWEBページ。比べてみるとスラッガーのロゴの大きさが違います。SL45とかSL38などという型番はずっと文字が小さく、圧倒的にスラッガーのロゴが大きい。それに比べて上のL32スペシャルはスラッガーのロゴとL32スペシャルの文字がほぼ対等。というよりは「L32スペシャル」のほうが少し勝ってる。つまり、見かけは「スラッガー」だけど、この機種は「L32スペシャル」という名前なんだと思います。
スペシャル機は伝統的に「L」なのかな?
今から5年前、『クボタFT30/L31R ダイナミックフェア2013』で見た現行機より20万円お安いスペシャル機。見た目は今のL32スペシャルと全然違うけど、当時KLだった機種が同じく「L」だけ付けられて売られています。目の前のPOPを見ると、現行機に比べて◯◯円安い・・・とありますので、そのときそのときの現行機30馬力クラストラクターの作業灯やリヤワイパーなどを外して値段を下げたものが「L◯◯スペシャル」になるんでしょうね。
同じく2013年に見たクボタ L-Series 元気農業スペシャル kubota tractor L31RFQMANWF7C 価格¥4,580,100 ●水冷4サイクル3気筒ディーゼル31馬力 排気量1826cc ●ノークラッチで楽々変速、グライドシフト(F仕様) ●足元まで見渡せる、広々とした作業視界(Q?仕様) ●AD倍速ターン・パワステ・逆転PTO装備 ●スーパージョイントワンタッチ脱着機構標準装備 ●未来へつなごう!元気農業キャンペーン スペシャル機
たった5年ですけど、もう懐かしマシンになっていますね。
こちらは2015年、『各県のJAグループがおすすめ「撮りトラ」・・・「JA&クボタ アグリンピック」』で見たL31スペシャル。kubota tractor L31RFQMANWF7 クボタ L31R L31RFQMANWF7 価格¥4,668,840 ★31馬力 ★ノークラッチでラクラク変速 グライドシフト(F仕様) ★足元まで見渡せる 広々とした作業視界(Q仕様) ★AD倍速ターン・パワステ・逆転PTO装備 ★スーパージョイントワンタッチ脱着機構標準装備
同じく2015に見たクボタL31R 20万円(税別)お得なスペシャル価格 メーカー希望価格比。現行機との相違点 はリア作業灯、リアワイパー、他なしだそうです。
同じ顔で輸出仕様は名前はLで始まってる
スラッガーの顔だけどLという名前の機種、他にも見ました。これは「元氣農業応援フェア2016」の時に見た輸出仕様のクボタL6060 長い間雨ざらしになっている感じですっかりボディも粉がふいています。もしかしたら暴露試験に供されているのかな・・・ちょっとかわいそうな状態。
L6060 フロントローダーのせいで顔を撮るのが難しいです。国内仕様だとSL(スラッガー)がカウンターパートだと思うんだけど、微妙に雰囲気が違う。
そういえば輸出仕様はほとんどがL クボタL4310 HST(多分オートマチックのことだと思います)のキャビン仕様でHSTCというクラス分け。見慣れないオレンジのホイールにちょっと戸惑います。
これもそうだ・・・L2500 tractordata.comによるとL2500は1998年〜2000年 3気筒1.4Lディーゼルエンジン27馬力だそうです。
それからマニュアル仕様のSL45
こちらはマニュアルシフト仕様の クボタスラッガー SL45HQMEP 価格 ¥5,392,440 エンジン馬力 45.0PS 燃料タンク 50L 総排気量 2434cc
マニュアルシフト仕様もスペシャル機も「得」というシールが貼ってあります。マニュアルシフト仕様のほうは自動変速機を省いて安く、スペシャル機のほうはいくつか装備を省いて安くしているのだと思います。
写真を撮っている時はそこに気がつかなかったので正面から1枚撮っただけでした。たくさん撮っておけば何が違うかわかったかもしれないのに、残念。
今日はここまでです。また明日!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
あぁ、JAですか。確かにそうですね。
ただうちのところは各社勢ぞろいってことはなさそうです。
うちのところのJAは基本クボタのようですね。
修理は一応どこのでもやってくれますけど。
草刈りの作業効率を高めたいわけですが、出費についても、
トータルコストを安くしたいというのと、
初期コストを抑えたいというのと、
そのバランスを取るのが難しいですね。
トータルコストって現時点では完全には見通せないだけに。
H2さんこんにちは
僕が見に行くのはJAが取りまとめているものだと思います
きっとH2さんのお住まいの近くでもJAが主催している展示会があるのではないでしょうか?
——————
機能や効率を考えると、機械は果てしなく高くなりますよね
こんなときは楽しく作業したいのか
それともラクに作業して余った時間で他のことをやりたいのか
はたまた全然お金がないのでギリギリでやりたいのか・・・
何が自分にとって重要なのか・・・というのを考えさせてくれるように思います
とはいえお金が絡んでくるので難問です
トラクター狂さん こんにちは
なんと!スペシャル機は全部2文字の頭が取れてアルファベット1文字になっちゃうんですか!!
そしてBとかLとか昔っぽい名前になっちゃうんですね
なるほどーーーまたひとつ覚えて賢く?なっちゃいました
前からちょっと気になってるんですが、この展示会ってどこがやってるものなんですか? クボタ、ヤンマー、ヰセキ、三菱と勢揃いしているので気になってます。一度で見て回れるのはおいしいですね。
先日ちょいと帰省してたんですが、実家の20年もののトラクターの後輪の車軸からオイル漏れしてました。両方のオイルシールの初交換などもろもろで整備に10万円。高齢のため昨年で米作りを止めたためすぐ使う予定はないんですが、売るにしても整備してあった方がいいだろうということで整備に。
三陽機器のツインモアTM-27(前部取り付け)が付けられるキャビン付きの小型トラクターと入れ替えたいのですが、近場で中古の出物はめったにないようで、どうしたものか悩み中です。TM-27はリーチが短いので場所によっては補助刈りが必要になりますが、遠くまで届くZM−3708(後部取り付け)にすると必要トラクターがでかく(高く)なるし、ロータリーも使えなくなるし。新車トラクターならどれ、とかも考えますが、うーん高い。
GLの特別仕様もLシリーズでしたね!
GT、KT、FTはTシリーズ、GB、KBはBシリーズとずっと伝統のようですね。
前職でKTのスペシャル機、T240Dパワクロ(キャビン仕様)の点検をしたことがありますが、KTとの相違点として、リアワイパー・リア作業灯が無い、キャビン内のリアワイパー、リア作業灯のスイッチにメクラ蓋がしてある(作業灯の配線、ステーは付いてました)くらいしか違いは有りませんでした。
本当かどうかは真相はわかりませんが、スペシャル機はモデルチェンジする為、在庫を無くしたいから装備を減らしてスペシャル機として販売するとかしないとか・・・(当時の勤務先の社長が言ってました)