GREATS(グレイツ?略してGT)なんてあったんだ! クボタトラクターGT-5「撮りトラ」

ほぼハードディスクの移行は終って、色々なところにアクセスできるようになりました。やれやれ。

そんなわけで今日はhokkaidoujinさんのところで見たクボタトラクターGREATS(グレイツ?略してGT?)GT-5、「撮りトラ」です。

 

農研機構の登録ではクボタGT-5は1992年の登録。クボタ取説サイトで調べると、エンジンは水冷4サイクル4気筒ディーゼル(New TVCS)23馬力/2600rpmとなっています。車名からは馬力がわからないシンプルなネーミングになっています。
クボタGT-5です。農研機構の登録ではクボタGT-5は1992年の登録。クボタ取説サイトで調べると、エンジンは水冷4サイクル4気筒ディーゼル(New TVCS)23馬力/2600rpmとなっています。車名からは馬力がわからないシンプルなネーミングになっています。

 

変わった車輪が付いていています。キャビンがカッコいいですね!1992年生まれですから、宇宙がテーマのサターンXシリーズ&アステシリーズの末裔もしくは完成形にあたる感じです。

 

そんなわけでサターンとGT-5、行ったり来たり比べながら行ってみます。

 

「kubota X-24 SATURN 全農」
「kubota X-24 SATURN 全農」サターンのキャビンもかっこいいゾ!

 

GT-5 サターンのレインガードキャビンと同じような形ですが、ペラペラではなく、厚みのあるキャビンです。車高は高いしキャビンはしゅっと細身。速くないだろうけど速そうに見える。何から何までカッッコいいです。これ欲しいわ。
GT-5 サターンのレインガードキャビンと同じような形ですが、ペラペラではなく、厚みのあるキャビンです。車高は高いしキャビンはしゅっと細身。速くないだろうけど速そうに見える。何から何までカッッコいいです。これ欲しい。

 

そういえばGT-5のこのPS、サターンにも同じようなステッカーが貼ってありました。
そういえばGT-5のこのPS、サターンにも同じようなステッカーが貼ってありました。

 

「kubota X-24 SATURN 全農」
サターンX-24です。 PSステッカー・・・何かと思ったらパワーステアリングの略だそうです。

 

顔はゴリラ顔ともサターン顔とも言えますね。
GT-5に戻ります。 顔はゴリラ顔ともサターン顔とも言えますね。

 

「Kubota Tractor X-24 SATURN 全農」
サターンX-24です。レンズの関係で印象が違ってみえますけど、多分全く同じです。

 

こちらは眉間のマークに「kubota」農研機構の登録では1993年。GL300です。主な仕様に、4輪駆動 機関30PS/2700rpm, 1499cc とあります。
こちらは眉間のマークに「kubota」農研機構の登録では1993年。GL300です。主な仕様に、4輪駆動 機関30PS/2700rpm, 1499cc とあります。やっぱりGLのゴリラ顔じゃなくてサターン系ですね。全然似てないや。

 

GT-5のインパネです。
GT-5のインパネです。

 

「Kubota Tractor X-24 SATURN 全農」
こちらはサターンX-24のインパネ。シンプルで好感の持てます。GT-5と同じっぽいですよねえ・・・

 

GT-5です。ああっ!また水平線が曲がってる・・・
GT-5です。ああっ!また水平線が曲がってる・・・

 

 

「Kubota Tractor X-24 SATURN 全農」モーレツにかっこいいレインガード付き。後にも先にもこんな「やり切った感」のあるクボタトラクタは見たことがありません。
「Kubota Tractor X-24 SATURN 全農」モーレツにかっこいいレインガード付き。後にも先にもこんな「やり切った感」のあるクボタトラクタは見たことがありません。

 

GT-5 ビコンのブロードキャスター付き。田んぼに肥料をまくためにこういうタイヤなのでしょうか。
GT-5 ビコンのブロードキャスター付き。田んぼに肥料をまくためにこういうタイヤなのでしょうか。

 

GT-5 1992年といえばバブルかと思ったら、バブル景気(バブルけいき、英: bubble boom)は、景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。ですって。ちょうどバブルが終る頃の生まれです。バブルを引きずっているはずなのにネーミングも形もシンプル。
GT-5 1992年といえばバブルかと思ったら、バブル景気(バブルけいき、英: bubble boom)は、景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。ですって。ちょうどバブルが終る頃の生まれです。バブルを引きずっているはずなのにネーミングも形もシンプル。

 

GT-5 一つのポイントはこの「GREATS」。ネットではグレイツと表記されることが多いみたいですけど、カタログを見たことがないので実際にどう呼ばれていたのかはわかりません。でもGTはGREATSの略なんでしょうね。
GT-5 一つのポイントはこの「GREATS」。ネットではグレイツと表記されることが多いみたいですけど、カタログを見たことがないので実際にどう呼ばれていたのかはわかりません。でもGTはGREATSの略なんでしょうね。

 

バブルの息がかかっていそうなのにシンプルなサターンの末裔GT-5。同じバブル世代、「ワインレッドの心」の日の本JF-1との対比を考えるととても興味深いです。

 

追記

 

FacebookのほうでGT-8の写真をもらったので貼っておきます。キャビン付きじゃないとずいぶん感じが変わるものですね。
FacebookのほうでGT-8の写真をもらったので貼っておきます。キャビン付きじゃないとずいぶん感じが変わるものですね。GT-8はクボタV1505水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル(new TVCS)1498cc 26馬力/2600rpmとなっています。

 

このシリーズはGT-3/GT-5/GT-8と三種類しかありません。取説のタイトルも超シンプル!寂しいくらいです。
このシリーズはGT-3/GT-5/GT-8と三種類しかありません。取説のタイトルも超シンプル!寂しいくらいです。

 

追記、上のGT-8の動画も教えてもらいましたので貼っておきます。

 

 

雪の上でもこんなに走れるものなんですね・・・トラクターって。

更に追記トラクター狂さんにGT-5の写真を送ってもらいました。

 

 

 

 

キャビン付きじゃなくてもカッコいいですね!

 

 

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“GREATS(グレイツ?略してGT)なんてあったんだ! クボタトラクターGT-5「撮りトラ」” への5件の返信

  1. 茨城の野菜農家さん おはようございます
    GT5もそうですけど「あくと」という土、気になります
    どんな漢字が当てられるのでしょう・・・
    以前「マコモ」という話も聞きましたけど同じ茨城でも色々違うのですね

    業者に関しては・・・農家ではありませんが僕のうちにもきます
    彼らにとっては仕入れに当たるのでしょうから
    きっと何もかも「商品」に見えるのでしょうね
    どうしたものでしょう・・・わかりません

  2. 40年くらい前に新車で買ったgt-5ですが故障なしでやり遂げて来ましたが、少々ガタが出てきました現役で兼業農家にはあったほうがいい機械ですねロータリーをクボタの純正を使っていますがニプロを使ってみたいですが金がないです。アワメーターは575時間ですが何事もなかったかのようにエンジンがかかりますね世界のクボタはやはり凄すぎますよねよく買取業者の名刺が挟まっていて迷惑していますがいずれは盗まれそうな気分です汗

  3. 今も40年前に新車で買ったgt-5を現役で使っていますが、故障なしで動いてますが、やはりガタが目につくようになりました笑アワメーター575時間ですけど世界のクボタはやっぱり凄いです
    そして何より「あくと」というかっったい土を耕運していますが刃が2回交換しただけです汗
    ですが買取業者に目につかないとこに置いているのにもかからわずラミネート加工された買取業者の会社が書かれた名刺がよう置かれています。皆さんはどう対策していますか。長文失礼しました

  4. トラクター狂さん おはようございます

    すごくきれいな写真ですね!カタログ写真みたい!!
    手に入れた当時、もしくはドナドナされる時の写真でしょうか・・・
    愛されている感じがしてとてもいいです

    それにしても故障、多かったのですね
    仕事に使う機械ですから、どんなに美しくても評価は上がらないでしょうねえ
    僕も覚えがあります やっぱり1回でもやらかしてると悪い印象が残ってしまって
    自分のミスでもついつい機械のせいにしてしまったり・・・(僕の話です 僕の)
    サービスにも辛く当たってしまったり・・・

  5. 2015年までGT-5を使っていました。

    作業機は1800mmセンターロータリー(1500mm+延長300mm)、2400mmドライブハロー(ニプロ)、冨士トレーラーの整地キャリアを取り付けていました。

    超湿田地帯なので、代かきにはカゴ車輪が必須アイテムでした。

    3、4年落ちの中古を購入して15年程使用し、手放す時は1700時間くらいだったと記憶しています。

    手放した理由は、FBでも話題になっていますが、故障が多発したからです(笑)

    エンジンマウントの脱落に始まり、大量のオイル漏れ(エンジンから)、パワステが効かなくなる、モンローが終了・・・等もっと有った気がしますが、良い思い出では無いので、忘れました(笑)

    最期は、シフトが噛み込んで走行不能に陥り、輸出業者に5万円で買い取られていきました。

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