ここのところ続いているFORDのRS(ライススペシャル)祭り。FORD3000に付いていた「RS」というステッカーに疑問を持ち、それがかつて北海フォードトラクター株式會社が販売していたライススペシャル(RS)という水田仕様ということがわかり、その証拠にカタログまで見せていただきました。
この祭りにトラクター狂さんが参加してくれて、「末尾2ケタが00のフォードにもRS仕様があった」ということでカタログ画像を送ってくれました。というわけで今日も「昔のトラクターカタログ」シリーズです。
少し整理します。
北海自動車からトラクター部門が独立し、北海フォードトラクター株式會社(HFT)ができたのが1970年
末尾が10シリーズ
そして間を埋める末尾2ケタが00シリーズ
FORDの末尾3ケタが000シリーズがだいたい〜1975年、末尾2ケタが00シリーズがだいたい〜1981年、1982年あたり、そして末尾が10シリーズがそれ以降な感じでした。
トラクター狂さんはちょうど間を埋める末尾2ケタが00シリーズのカタログにRS仕様を発見して送ってくれたのです。
う〜ん・・・このトラクターについてわかるような、何もわからないようなコピーがくっついています。FORD1600なんてあるんですね!かわいい。これもシバウラで作っていそうです。
■フォード独特のエンジン設計
U型ピストンヘッドと改良されたマニュフォールドは燃焼効率のより高いエンジン性能を生み出しました。また、クランクシャフトには大径ベアリングが採用されていますのでシャフトの摩耗を防ぎ、さらになめらかなエンジン回転が得られます。このためオペレーターは少ない振動で快適な作業を行うことができるわけです。
ランツブルドックのカタログのときの機構解説みたいにかなり昔のカタログのイメージを引きずっています。
「快適な作業を行うことができるわけです」なんて、何だか少しのんびりしていて、ほんわかして「買う買う」ってなっちゃいますね!