昨日の北海道の中古ヤード。andoさんやhokkaidoujinさんと見た、クボタトラクターM7970DT「撮りトラ」続きです。






String Tie Envelope

英語ではなんていうんだろう・・・同じく調べてみると「String Tie Envelope」って呼ばれているみたいです。この丸いボタン部分はなんと呼ばれているのか、そこまでは調べられませんでした。
まあ、そこが一番知りたいおですけどね(単純にdishとかsaucerなんて呼ばれていてガッカリかもしれませんが)。
Tension Assembly



もちろん答えは出ないのでした。

山葵さん おはようございます
大変わかりやすく説明していただき、ありがとうございます!
ものすごくスッキリしました
確かにこのままだとぶつかってしまいますよね!
写真のトラクターで見ると、右手側はキャッチ状態ですね。レバーが4時の位置で切り欠けが
9時の方向に見えています。左手側はレバーが11時で切り欠けが恐らく6時のリリース状態かと。
バーを持ち上げると左手側が外れて右手側にオープンしますね。
ローダーを外したいときはバンパーからベースブラケットまでまとめてゴッソリ取り払えます。
フロントウエイト付近の25ミリくらいの丸棒の部分が地面に接地します。ここに30ミリのピンが
左右に入っています。これを抜いてブームを上げる方向に操作するとバンパーが下がって設置。
さらに操作を続けると運転手の両足付近の上向きフックからベースブラケットが外れて完全に
トラクターと切り離されます。ここで油圧ホースを切り離してトラクターをリバースさせると
メーターの上にあるバーがマフラーに衝突してしまうので、この左右にある謎のレバーを操作して
バーをどちらか片方切り離して遮断機のようにオープンさせてトラクターをリバース。
よくマフラーが前傾姿勢に曲がっているサンシャインがありますが、そそっかしい運転手さんが
バーを外し忘れてリバースしちゃったと思ってください。
足元付近のフックから上部構造体はかなりのボリュームがあります。そこで上部で左右をバーで
繋いで強度を稼いだ設計と思われます。しかしバーがあるがゆえの外し忘れは
残念なアクシデントの元です。バーを外さないと油圧ホースが外せないフールプルーフ設計が
必要でした。