この間の『MF165+昔のフロントローダー → 昔のビックリなローダー「撮りトラ」』で774さんカラコメントをいただきました。
こんばんは
シオマネキ思想は今もちゃんと?生きてるのですよ。
https://www.jcb.com/en-us/products/skid-steer-loader/155
トラクターも作っているJCBという建機メーカーではいわゆるボブキャットローダーを片持ちで作り続けています。
主流なやり方ではないのですがキャビンへのアクセスがしやすくなるメリットもあるのです。
実際の使い勝手はわかりませんが見るだけのものにとってはこのようなイレギュラーな存在は面白いですね。
こんなお話
もともとはMF165のフロントローダーからでしたが、色々ローダーを見ているうちに片持ちの「シオマネキ」みたいでユニークなローダーを見つけたというお話でした。
さっそく調べてみました
今まではコンパクトな土砂を運ぶキカイ・・・という僕の認識でしたが、もう少し使い道が広そうです。
・・・ん? これってどうやって乗るんだ?
コンパクトで、便利なキカイですけど、こういうところをある意味割り切って犠牲?にしているんです。「シオマネキ」にもビックリしましたけど、よく見るとこっちの思想もなかなかユニーク。
スキッドステアローダー(ボブキャット=Bobcat)は軍隊でも使われている
WEBをさまよっていると関連する情報をちょくちょく拾います。こんなものを見つけました。
これはアメリカ軍の先端装備調達部署REF(Rapid Equipping Force)が開発した即席爆発装置検出のためのボブキャットのようです。
名前はミーノータウロス(マイノーター)
ミーノータウロス(古希: Μινώταυρος, Mīnōtauros, ラテン語: Minotaurus, 英語: Minotaur)は、ギリシア神話に登場する牛頭人身の怪物である。クレータ島のミーノース王の妻パーシパエーの子。長母音を省略してミノタウロスとも表記される。
なんでミノタウロスなのかな?
こんな洗練されていない形をしているのも、先端装備調達部署REF(Rapid Equipping Force)というのが、今まであった技術やできたばかりの技術を使って、世界中に散らばる米軍の喫緊の課題に対する解決策を提供する・・・という任務のためのようです。
とにかくスピード。カッコに構っていられない・・・というところでしょうか。
なんだか脱線しちゃいました。外見にビックリした「シオマネキ思想」でしたが、シオマネキしていないボブキャットも「どこから乗ればいいの?」という、やはりビックリな設計思想の機械でした・・・というお話です。
Blue_Buffaloさんこんばんは
良く知っている人は僕が驚いた乗り込み方がデフォルトで、片腕に驚いたのだけれど乗りかたはフツーだと思った方に驚いたんですね
自分の守備範囲によって驚くことも違う・・・ということが改めてわかりました!
VOLVOのMC110Cも片腕の覚えがあったので検索してみたら、JCBとそっくりでした。
スキッドステアローダーは、今までバケットの上から乗り込むのが一般的でしたので、片腕のを見たときは衝撃的でした。
大きな声では言えませんが初代ボブキャット310に乗った、ご幼少の頃は、サンダーバード2号の様に、エンジンを乗り越え、後ろの窓から、足から先に乗り込んでいた覚えがあります(爆)
774さん おはようございます
あ!ほんとうですね!
それに二本レバーだから真ん中から乗り込めるんですものね
おっしゃる通り働くクルマに非対称がたくさん含まれてます
非対称発見の旅、おもしろそうです!
スキッドステアローダー気に入って頂いて良かったです。
2本レバーで操作するのがロボっぽくて好きです。
ところで世の中の乗り物の中で機体のセンターにオペレーターが乗車するものって案外少ないのです。
乗用車の運転席は片寄ってますし、一人乗り前提の作業系車両でもコンバインやバックホーは片寄ってますね。
乗降性、作業性やつくりやすさなどを総合すると左右非対称なシオマネキ的選択は非常に合理的で自然なのかもしれませんね。