今日は先日、Nさんに連れて行ってもらった、クボタ筑波工場で行われた、関東甲信越クボタグループの「元氣農業応援フェア」その1です。
Nさんは自称「クボタ教(狂?)の教祖」で、そのNさんに言わせると、「元氣農業応援フェア」などのクボタグループが主催のイベントは「檀家の集まり」なのだそうです。
確かにメーカー単独の販売会?発表会?ですから、当然そのメーカーのフアンが多く、会場はなんとなくまとまった感じが流れれているのでした。
農機を買うお客さんでもなく、JAの会員でもない「一見さん」の僕は、誰かに声をかけてもらって連れて行ってもらうしかありません。そういった意味で昔の映画「私をスキーに連れてって」に引っ掛けてみました。
Nさん、お誘いありがとうございます!
これが「ナントカフェア」スタイル。情報&カタログ収集はスポーツだ!
詳しい人と見ると2倍楽しい
この場合、「ナントカフェア」は農機の展示会を指しているわけですが、シロウトがひとりで回るよりも詳しい人と一緒に回ると色々発見があっておもしろいです。ひとりで回ってもおもしろいのはおもしろいですが、より長い時間楽しめる・・・そんな感じです。
そんな例をまずひとつ・・・
なーんだ・・・そういうことだったんだ・・・
去年から気になっていた、排ガス規制対象車の記載のあるPOP・・・
やっとわかりました。これは、この機種は「これから値段が上がります」という意味だったんです。
僕の理解を以下に書くと・・・
硬軟取り混ぜた販売戦略
この「緊告!排ガス規制」、お知らせ(購入判断をするよう促す言葉?)のウチワが会場のあちこちで、物欲の炎を大きくするようにパタパタ、パタパタ・・・と翻っているのでした。
農家のためを思った「買い時は今ですよ」の部分と、地球や環境のためを思った「排ガス規制」。
あまり大きな声で「今」「今」と叫ぶとクボタは「環境に優しくない企業」と思われてしまいますし、かといってトラクターは売りたい・・・なかなか「そのあとどーすんだよ」的な諸刃の剣キャンペーンではあります。
それに、規制が入ってから「環境に優しい排ガス規制済みトラクタ」なんて、殺気までのことはなかったように手のひらを返して売り出すのも(もちろん企業なのでやるしかないのですが)、カッコ悪い・・・
そんなビミョーな心持ちが去年の「排ガス規制対象車」という、パッと見にはわかりにくい表示に現れていたんです。なるほどねー
僕は「排ガス規制対象車」は「排ガス規制済み車」のことだと思っていました。実際は「排ガス規制対象車」なので、DPFが付いて高くなっちゃう前に買いませんか?・・・ということだったんですねえ・・・
関東甲信越クボタグループの「元氣農業応援フェア」シリーズは、とびとびに続きます。