6月20日、直播きした飼料稲を見てきました。前回より(5月29日)20日ほど経っていますね。
6月20日、かなりまわりに追いついてきました。
もちろん生育には差があるのですが、今回は「やべえっ!!どこだったっけ!?」という感じで、誰の田んぼがどこにあるという区別のついていない僕がちょっと焦るくらい差が詰まっています。
全体の眺め
水平がうまく出ていなくて、水が深くなってしまったところは発芽しないのだそう。また、種まきの時に「ゆっくり走る」というのも重要みたいです。
ただ、種まきに携わっ方の話によれば、直播きの先生は「ゆっくりやれ」というし、機械を持ってきたクボタの人は機械の性能を見せたかったのか、早く帰りたかったのか、「もっと速く!!」というし、バラバラになってしまったそうです。
飛ばした所為でまばらになっている可能性もありますね。
お隣との差は
なんだかこういう、みすぼらしいものをすばらしいものに変える、空の青の放射と光の具合が絶妙の、「マジックアワー」が存在する時があります。このときはたまたま、単焦点レンズを付けていたのですが、そういう時を切り取るのにぴったりな感じがしますね!
普段は最適な絵を撮るために自分が移動しなければならない単焦点レンズより、相手を引き寄せたり遠ざけたりできるズームレンズを多用しているんですけど、たまにはいいなあ。
また見に行ってみますね!
愛読者さん おはようございます
ものすごくわかりやすい説明で胸のつかえがおりたような気分です
そうなんです そうなんです
「間に合わないので機械を入れる」「空いた時間で生産量を増やす」ということではなく
「現状で省力化」を目指した場合、収量が減る方向はできるだけ避けたいですものね
そう考えると確かに僕が使うような機械でも、能力いっぱいのスピードで作業することは少なく
だいたい低いスイードか中くらいのスピードで作業していることを思い出しました
どんなに優秀な機械でも、作業スピードと仕上がりは両立しませんから・・・
「なぜ直播にしたか?」っていうと、大きな面積での栽培を可能にするためですから、機器メーカーは、当然に「高速作業性能」を追求していると思います。
移植の際の苗の補充に比べると、直播の際の種子の補充の方が圧倒的に早く、それだけで十分効率化されているので、時間的余裕があれば、農家の側が「移植作業並みの正確さ」を求めたくなるのは当然ですよね。
面積拡大の限界に挑んでいる農家なら、今回の「クボタの人」とも話が合ったのでしょうが、一般に、農家の側は「ある程度の余裕」を見込んで作業しているので、「要求の微妙なずれ」が生じてしまったのでしょう。
昨年、ヤンマーさんの新鋭コンバインを試乗させてもらった際に、「(性能的には)大丈夫だから、全速で突っ込んでください!」って、何度も言われたのを思い出しました(笑)