スライドモアがやってきた!

島地区農地水環境保全会にニプロのスライドモアTDC1200がやってきました!早く動いている所を見てみたいなあ・・・

ニプロ スライドモア TDC1200
これを装着する所を見損なってしまった・・・あとでちゃんと見て報告しますね!

欲しいから「ハイ!」というわけにはいかない

ニプロ スライドモア TDC1200
ニプロ スライドモア TDC1200

環境保全会で導入することにしたスライドモアがやってきました。

夏の暑い時、水路の法面を草刈していて、以前から、あったらいいのに・・・と思っていた「スライドモア」でも、いろいろ調べてみると簡単には行かないようでした。

炎天下の草刈作業・・・今は忘れていますが、思い出してみてください。
炎天下の草刈作業・・・今は忘れていますが、思い出してみてください。
もう朝からこんな感じです
もう朝からこんな感じです

夏の暑い時には、お年寄りの多い(失礼!)草刈り作業、特に効率が落ちます(もちろんヒヨワな僕も)。テキ(草たち)はとても元気なのに迎え撃つこちらが弱体化してるんです。ましてや足場の悪い水路の法面は特に厄介でした。

通常、財産管理台帳に記載されるような機械は刈り払い機だそうです

資源保全県北協議会などに問い合わせてみると、一般的に導入されている「機械」は刈り払い機なんだそうです。確かに、農家ではない普通の人は刈り払い機なんて持っていないですから、刈り払い機を一定数導入するというのはリーズナブルです。

農家と非農家の活動でいくら非農家がたくさん集まっても機械がないと仕事になりませんよね?

しかし、スライドモアのような刈り払い機に比べ大きな機械は例がないというのです。「基本的にはリースで借りてください」ということでした。

簡単にリースできれば苦労はない

いろいろ調べてみたんですが、レンタルでスライドモア、おまけに島地区にあるトラクターに付くものを貸してる所ってそうそうないです。あったとしても遠く1000キロ以上離れていたり・・・

更に押してみるといくつかのヒントを貰いました。購入することに合理的理由があればそれが可能な場合があるということです。

●一般の人にとっても資源となる農村環境の維持保全(この場合でいえばあたりが草ボーボーになっていないということですね)

●取組みに参加する人々の安全確保

●費用に関する問題に破綻がないこと

これらと齟齬がない上に、さらにメリットがあれば問題がないだろう・・・と考えました。もちろん、こういうことは最終的にチェック機関の判断の問題なので、こちらがどう思おうと、その判断に従うしかないのですが、納得してもらえる事情や実績をどんどん積み上げていかねばなりません。

すべての人の財産である農村環境を維持保全するのが確か目的だったはず

まず、参加人数がその日になってみないとわからない保全会の活動では計画的な除草というのはなかなか難しく、「その人数でできる所まで」というのが基本です。しかし、機械が参加することがわかっていればそれだけである程度の予定が立ちます。刈り払い機を扱う人たちは細かいところだったり、狭い所をやればよろしい・・・ということになって、当然今までより地域は格段に綺麗になるはずです。

また、水路の法面を機械でざっと刈ることができるので、危険な法面での作業が減ります。

複数の人数が錯綜た危険な状態を避けることもできるし、人数不足による刈り残しなども減るので、特に夏の暑い時により良い状態になると考えられます。これがあれば、道路沿いのヒガンバナを植えた所や水路の法面、農道など、バンバン刈れるのでずっと島地区は綺麗になるはずです。

いちばん大事な部分はここ

あとは費用に関する問題ですね・・・これがいちばん厄介です。まず、レンタルした場合と購入した場合の比較で購入したほうが優位でなくてはなりません。(レンタルしている所は近所にないのですが)

品物の値段は差障りがあるといけないので伏せますが、この先4年の活動で今までのペースで草刈をしたとして計算すると、4年間で1回余計にやれば優位に立てるということがわかりました。つまり、「レンタルしたつもり」でやっていくと4年で買えちゃうよ・・・ということです。

そういったことを経緯書にまとめ、もちろん小さい活動体なのでお金もないので、何回か年度に分けて支払できるよう機械屋さんにお願いして・・・やっとここまできた・・・というわけなんです。

こんな所も少ない人数で刈れちゃうぞ!

水路の法面の草刈り
ここ、結構足場が悪いんです。

水路の法面の草刈り

水路の法面の草刈り。

あとは実際に使って「キレイになった」実績を積むしかないです

島地区にはこれが使えるトラクターが3台あるそうです。
島地区にはこれが使えるトラクターが3台あるそうです。
あ!備品のステッカー作って貼らなきゃ
あ!備品のステッカー作って貼らなきゃ

今思ったのですが、話の持って行き方次第では近くの農協や機械屋さんにいくつかの活動体でお願いして機械を買ってもらい、レンタルに回してもらう・・・そんなことも考えられますね・・・草刈りソリューションを多面的機能支払制度にレンタルするビジネス、わりと成り立つかもしれません。

細かく計算していないからわかりませんけど。

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“スライドモアがやってきた!” への4件の返信

  1. Blue_Buffaloさん おはようございます

    今の時期はいろいろなものが見えているのでそういったことは全然気がつきませんでした
    たしかに、草丈が伸びて障害物を隠してしまえばきっとぶつけますね
    今はよくても、後々刈る時に一旦調査してからのほうが良さそうです

    ありがとうございました!

  2.  これからと言うときにちょっとネガティブな話を。
     小生も、後方取り付け、フレールモア、と後方サイドに付けるディスクモアを使っているのですか、草刈りは、田の中だけならさほど問題ないのですが、法面、や畦は、思いもよらない構造物があり、それに機械を当てると、軽度なら良いのですが・・・・・
     で小生は基本的に刈る場所を春のうちに確認して構造物を確認します。
     頼まれて刈るときには、地主に、構造物のあるところに、竹などを立ててもらいます。
     
     あと共同使用の問題ですが、小さな不具合を放置しやすいので、オペレーターを絞る方が機械は長持ちすると思います。

  3. まだ動いているところも、装着するところも見ていないんです
    早く見てみたいです
    草が生えてくるのはイヤですけど・・・

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